うちには 子どもが居るから、既に私は末裔とは いえないのかな...。
先週末 観てきました。
『ダ・ヴィンチ・コード』(5/27 劇場にて)
制作国:アメリカ(2005年)
監督:ロン・ハワード
製作:ブライアン・グレイザー
原作:ダン・ブラウン
出演:トム・ハンクス
オドレイ・トトゥ
イアン・マッケラン
ジャン・レノ
アルフレッド・モリナ
ポール・ベタニー
劇場のウェブサイトから座席を確保しておけば安心なんだけど、カード決済なのかなぁ...と(実際はよく知らないのですが...)なんとなく煩わしくて、まぁなんとかなるわ と出掛けていったのですが、週末なのに 比較的観やすいお席にしか居ないお客...。まぁ、朝の一回目だからね...
原作 未読の殿は...「うん、でも 面白かったよ」と言っていました。(でも...って...?) 私は.....、うっ ごめんなさいっ☆ 中盤 眠くて
だって、ずぅ~~~っと同じトーンで喋ってるし 裏に低ぅ~~~く曲が流れてるし、暗号は考える間もなくどんどん解けていくし...!! そりゃ、解かなきゃならないこと 説明しなくちゃならないことが 沢山あるし、あっちゃこっちゃ 移動はしなくちゃならないし、そんなこんなで一日の出来事にしては ちょいと忙しい上に あまりにも原作に忠実に描こうとしすぎているのじゃないかしら。
だから、原作を読まなくても『ダ・ヴィンチ・コード』を体感出来る...という意味では 二時間半の中にキッチリ収まっているし、むしろ「よくやった!」と言えるかもしれません。
ただ、映画としては もっと大胆に構成し直した方が作品としてのまとまりが出たのではないかと思うのです。原作の場面を再現することに終始してしまったのか、どうも場面ごとの比重に差がない様に感じます。ハラハラドキドキ感に欠けるというか...、う~~ん 同じロン・ハワードの『アポロ13』などは、助かるのが分かっていて 何度となく観ていても ハラハラドキドキなんですけどねぇ~。
『ビューティフル・マインド』然り、『シンデレラマン』然り、ロン・ハワード監督には どうも ‘まんま’描こうとする嫌いがある様に思われます。
印象的だったのは、物語のキーパーソン シラスを演じるポール・ベタニー。きっと彼の背中に ドキドキしちゃったご婦人方も多かろうのぉ~♪ と思うわけです ^^ 実は、原作から抱く手前勝手なイメージだと、シラスは もっとごっつい感じ。超人ハルク...とまではいかないけれど、ちょっと獣(けだもの)系...みたいな? でも そんなこと言っちゃうと、ソフィー(オドレイ・トトゥ)だって、赤毛の方が‘最後の晩餐’のイメージと合うんじゃないかとは思うわけですケド...いいんです、そんな細かいことは。だから...、むしろ もっと変えちゃってもいいんじゃないか と...ネ。
もっとも、辻褄も合わせなきゃならないから ミステリーを大胆に改編するというのは難しいところではありましょうが...。
変えてあったといえば、終盤のロスリン礼拝堂で明らかになるソフィーの周辺物語。確かに、末裔たる人物は ひとりの方が余計な説明も要らないしスッキリするのでしょうけど、あんな風に(どんな風にかは、ちょっと...)なっちゃったら 彼女の今後の人生って どうなっちゃうんだろう...と 余計な心配しちゃいました。その辺は、原作の方が ほんわかしてるかな...って。トム・ハンクス演じるラングドンは 大活躍だったけど、ソフィーの暗号解析の腕前が ほとんど見られなかったのも残念至極。
既に原作で楽しんだ方は、わざわざ映画を観なくてもいい様な気もします。映画館に足をお運びになるなら、むしろ まっさらな状態の方が ストレートに楽しめるのじゃないかしらん。原作を読んでないと分からないんじゃないかという心配は無用だと思いますよ。
先週末 観てきました。
『ダ・ヴィンチ・コード』(5/27 劇場にて)
制作国:アメリカ(2005年)
監督:ロン・ハワード
製作:ブライアン・グレイザー
原作:ダン・ブラウン
出演:トム・ハンクス
オドレイ・トトゥ
イアン・マッケラン
ジャン・レノ
アルフレッド・モリナ
ポール・ベタニー
劇場のウェブサイトから座席を確保しておけば安心なんだけど、カード決済なのかなぁ...と(実際はよく知らないのですが...)なんとなく煩わしくて、まぁなんとかなるわ と出掛けていったのですが、週末なのに 比較的観やすいお席にしか居ないお客...。まぁ、朝の一回目だからね...
原作 未読の殿は...「うん、でも 面白かったよ」と言っていました。(でも...って...?) 私は.....、うっ ごめんなさいっ☆ 中盤 眠くて
だって、ずぅ~~~っと同じトーンで喋ってるし 裏に低ぅ~~~く曲が流れてるし、暗号は考える間もなくどんどん解けていくし...!! そりゃ、解かなきゃならないこと 説明しなくちゃならないことが 沢山あるし、あっちゃこっちゃ 移動はしなくちゃならないし、そんなこんなで一日の出来事にしては ちょいと忙しい上に あまりにも原作に忠実に描こうとしすぎているのじゃないかしら。
だから、原作を読まなくても『ダ・ヴィンチ・コード』を体感出来る...という意味では 二時間半の中にキッチリ収まっているし、むしろ「よくやった!」と言えるかもしれません。
ただ、映画としては もっと大胆に構成し直した方が作品としてのまとまりが出たのではないかと思うのです。原作の場面を再現することに終始してしまったのか、どうも場面ごとの比重に差がない様に感じます。ハラハラドキドキ感に欠けるというか...、う~~ん 同じロン・ハワードの『アポロ13』などは、助かるのが分かっていて 何度となく観ていても ハラハラドキドキなんですけどねぇ~。
『ビューティフル・マインド』然り、『シンデレラマン』然り、ロン・ハワード監督には どうも ‘まんま’描こうとする嫌いがある様に思われます。
印象的だったのは、物語のキーパーソン シラスを演じるポール・ベタニー。きっと彼の背中に ドキドキしちゃったご婦人方も多かろうのぉ~♪ と思うわけです ^^ 実は、原作から抱く手前勝手なイメージだと、シラスは もっとごっつい感じ。超人ハルク...とまではいかないけれど、ちょっと獣(けだもの)系...みたいな? でも そんなこと言っちゃうと、ソフィー(オドレイ・トトゥ)だって、赤毛の方が‘最後の晩餐’のイメージと合うんじゃないかとは思うわけですケド...いいんです、そんな細かいことは。だから...、むしろ もっと変えちゃってもいいんじゃないか と...ネ。
もっとも、辻褄も合わせなきゃならないから ミステリーを大胆に改編するというのは難しいところではありましょうが...。
変えてあったといえば、終盤のロスリン礼拝堂で明らかになるソフィーの周辺物語。確かに、末裔たる人物は ひとりの方が余計な説明も要らないしスッキリするのでしょうけど、あんな風に(どんな風にかは、ちょっと...)なっちゃったら 彼女の今後の人生って どうなっちゃうんだろう...と 余計な心配しちゃいました。その辺は、原作の方が ほんわかしてるかな...って。トム・ハンクス演じるラングドンは 大活躍だったけど、ソフィーの暗号解析の腕前が ほとんど見られなかったのも残念至極。
既に原作で楽しんだ方は、わざわざ映画を観なくてもいい様な気もします。映画館に足をお運びになるなら、むしろ まっさらな状態の方が ストレートに楽しめるのじゃないかしらん。原作を読んでないと分からないんじゃないかという心配は無用だと思いますよ。