今日は 乗車までに余裕があったので、いつものドイツパンサンドじゃなく、駅ナカのカフェで一服。牛肉のバルサミコソースをチャパタで(ピタも選べます)。バルサミコ酢が利いた肉は、厚みもあって美味。
エクスプレスカードを導入して、本日よりチケットレス & 往復割引より更に5,000円OFF(東京-広島 往復の場合)
エクスプレスカードを導入して、本日よりチケットレス & 往復割引より更に5,000円OFF(東京-広島 往復の場合)
新しく歌舞伎座が開場して三週間が経ちました。第一希望から第三希望まで、色んな日にちや座席を組み合わせて申し込んで、やっとなんとか1枚取れたチケット。三階席ではありますが、どうしても四月の第一部『お祭り』が観たかったので、嬉しい限りです。昨日 行って参りました。
歌舞伎座新開場
柿葺落四月大歌舞伎
【第一部】
一、壽祝歌舞伎華彩(ことぶきいわうかぶきのいろどり)
鶴寿千歳
鶴 藤十郎
春の君 染五郎
宮中の男 権十郎
同 亀 鶴
同 松 也
同 萬太郎
同 廣太郎
宮中の女 高麗蔵
同 梅 枝
同 壱太郎
同 尾上右近
同 廣 松
女御 魁 春
染五郎が「春の君」を踊る中、セリが降りて奈落が口を開くと なんとなくハラハラどきどき。
十八世中村勘三郎に捧ぐ
二、お祭り(おまつり)
鳶頭 三津五郎
同 橋之助
同 彌十郎
同 獅 童
同 勘九郎
同 亀 蔵
芸者 福 助
同 扇 雀
同 七之助
若い者 巳之助
同 国 生
同 宗 生
同 虎之介
同 宜 生
手古舞 新 悟
同 児太郎
三階席からの観劇なので、オペラグラスを持って行くつもりが 見付からず... わざわざ買うほどでもないかと着席。ん~~ やっぱり用意した方が良かったかしらと思ったのですが、『お祭り』は 目が潤んで レンズ代わりになったか、なんだかよく見えました。それに、舞台も観なきゃならないのに、踊りを真似する七緒八くんも観なきゃならないし、オペラグラスを覗いてたら これは見逃してたかも。もう、泣き笑い♪
一谷嫩軍記
三、熊谷陣屋(くまがいじんや)
熊谷直実 吉右衛門
相模 玉三郎
藤の方 菊之助
亀井六郎 歌 昇
片岡八郎 種之助
伊勢三郎 米 吉
駿河次郎 桂 三
梶原平次景高 由次郎
堤軍次 又五郎
白毫弥陀六 歌 六
源義経 仁左衛門
東京メトロ 東銀座駅から直結の木挽町広場には、カフェやコンビニもあります。館内は エスカレーターやエレベーターの設備もあり、二階席・三階席へ行くのも楽になりました。入口の別れている一幕見席(四階席)へもエレベーターがある様です。ありがたや ありがたや。
歌舞伎座タワー5階の屋上庭園は 昨日を含む数日間(24日まで)一時的に公開されていませんでした。あまり あちらこちら見てまわる余裕もなかったので、なんだか私にとっては いいタイミング。またそのうち ゆっくり拝見します。
歌舞伎座新開場
柿葺落四月大歌舞伎
【第一部】
一、壽祝歌舞伎華彩(ことぶきいわうかぶきのいろどり)
鶴寿千歳
鶴 藤十郎
春の君 染五郎
宮中の男 権十郎
同 亀 鶴
同 松 也
同 萬太郎
同 廣太郎
宮中の女 高麗蔵
同 梅 枝
同 壱太郎
同 尾上右近
同 廣 松
女御 魁 春
染五郎が「春の君」を踊る中、セリが降りて奈落が口を開くと なんとなくハラハラどきどき。
十八世中村勘三郎に捧ぐ
二、お祭り(おまつり)
鳶頭 三津五郎
同 橋之助
同 彌十郎
同 獅 童
同 勘九郎
同 亀 蔵
芸者 福 助
同 扇 雀
同 七之助
若い者 巳之助
同 国 生
同 宗 生
同 虎之介
同 宜 生
手古舞 新 悟
同 児太郎
三階席からの観劇なので、オペラグラスを持って行くつもりが 見付からず... わざわざ買うほどでもないかと着席。ん~~ やっぱり用意した方が良かったかしらと思ったのですが、『お祭り』は 目が潤んで レンズ代わりになったか、なんだかよく見えました。それに、舞台も観なきゃならないのに、踊りを真似する七緒八くんも観なきゃならないし、オペラグラスを覗いてたら これは見逃してたかも。もう、泣き笑い♪
一谷嫩軍記
三、熊谷陣屋(くまがいじんや)
熊谷直実 吉右衛門
相模 玉三郎
藤の方 菊之助
亀井六郎 歌 昇
片岡八郎 種之助
伊勢三郎 米 吉
駿河次郎 桂 三
梶原平次景高 由次郎
堤軍次 又五郎
白毫弥陀六 歌 六
源義経 仁左衛門
東京メトロ 東銀座駅から直結の木挽町広場には、カフェやコンビニもあります。館内は エスカレーターやエレベーターの設備もあり、二階席・三階席へ行くのも楽になりました。入口の別れている一幕見席(四階席)へもエレベーターがある様です。ありがたや ありがたや。
歌舞伎座タワー5階の屋上庭園は 昨日を含む数日間(24日まで)一時的に公開されていませんでした。あまり あちらこちら見てまわる余裕もなかったので、なんだか私にとっては いいタイミング。またそのうち ゆっくり拝見します。
『カルテット! 人生のオペラハウス』(4/20 劇場にて)
原題: QUARTET 製作年度
制作国:イギリス(2012年)
監督:ダスティン・ホフマン
脚本:ロナルド・ハーウッド(『戦場のピアニスト』など)
原作:ロナルド・ハーウッド『想い出のカルテット ~もう一度唄わせて~』(舞台劇)
出演:マギー・スミス (ジーン・ホートン)、
トム・コートネイ ( レジナルド “レジー”)、
ポーリーン・コリンズ(セシリー “シシー”)、
ビリー・コノリー (ウィルフレッド “ウィルフ”)、
マイケル・ガンボン(セドリック)他
現役を退いた音楽家の暮らす「ビーチャム・ハウス」~~
経営難のホームを維持する為 ガラコンサートの準備に大わらわのビーチャム・ハウス。そんな時やって来た新たな入居者は、嘗ての大スターで 少々鼻持ちならないジーン・ホートンだった...
てっきり、もう何本か撮っているとばかり思っていたダスティン・ホフマンの初監督作品です。そして、これがまた とても初監督とは思えない 完成度の高いハートフルなコメディに仕上がっています。
世界的なソプラノ歌手ギネス・ジョーンズを始め、名だたる音楽家が参加した 二度と無いコラボレーションも見所のひとつ。原作は、舞台劇『想い出のカルテット ~もう一度唄わせて~』ですが、その原案となったのは、1984年に製作されたドキュメンタリー映画『トスカの接吻』で、1896年にヴェルディが私財を投じて創設した老人ホーム “音楽家のための憩いの家(Casa di Riposo per Musicisti)” が舞台となっています。(『想い出のカルテット ~もう一度唄わせて~』は、日本では 2011年に黒柳徹子主演で上演)
ラスト、タイトルでもある四重唱のシーンを メインの俳優達が唱う作りにしていないのも 実に巧みな演出です。お奨め♪
『舟を編む』(4/20 劇場にて)
制作国:日本(2013年)
監督:石井裕也
原作:三浦しをん「舟を編む」
脚本:渡辺謙作
出演:松田龍平(馬締光也)、
宮崎あおい(林香具矢)、
オダギリジョー(西岡正志)、
伊佐山ひろ子(佐々木薫)、
黒木華(岸辺みどり)、渡辺美佐子(タケ)、
池脇千鶴(三好麗美)、鶴見辰吾(村越局長)、
八千草薫(松本千恵)、小林薫(荒木公平)、
加藤剛(松本朋佑)他
中型国語辞典(広辞苑くらいの辞書です)『大渡海』を編纂する辞書編集部の 企画から出版に至る15年間の出来事と、突如 編集部に異動になった馬締光也に纏わる物語。
原作は 文句なく面白いし、主演の松田龍平は イメージピッタリだし、『川の底からこんにちは』の石井裕也監督だし... そりゃぁもう心待ちにしていた一本です。ホント、原作から抜け出た様な馬締光也役の松田龍平に大拍手!! 一方、彼の伴侶である香具矢(かぐや)はというと、原作のイメージは クールな美人なので、映画のキャストでは 少々印象が異なります。でも、必ずしも原作のイメージに固執する必要もない訳で それはそれで構わないのですが、クールなイメージを出す為か 表情が抑え気味で、それに依って寂しげで悲しげなムードが漂うのが残念です。クールで どこかミステリアスな香具矢ですが、そんな中にも 仄かな温かみと幸せを感じる表情が欲しいところ。台詞回しが二次元的な印象なのも 作品のトーンからすると少々違和感があります。
とはいえ、キャラクターの描き分けも面白く、邦画の良さが引き立つ作品です。加藤剛演じる松本先生の住まいの設定が 原作通りなら、隣町が映ったのになぁ...
爆笑 爆笑... 〆に涙
世田ヶ谷パブリックシアター
『ロコフィットGL Presents TSURUBE BANASHI 2013』(4/19)
ゲストもなく たったひとりで喋りっぱなしのフリートーク☆ 時間ピッタリに始まり、ピッタリ二時間で終幕!! 爆笑しつつも感心しきり。公演期間中、ネタも毎日違うのだとか。...凄過ぎる w( ̄o ̄)w 笑わせて笑わせて、最後にお子さん達の話で ホロリとさせられ、アンチエイジング効果抜群じゃない? という週末の夜でした。
世田ヶ谷パブリックシアター
『ロコフィットGL Presents TSURUBE BANASHI 2013』(4/19)
ゲストもなく たったひとりで喋りっぱなしのフリートーク☆ 時間ピッタリに始まり、ピッタリ二時間で終幕!! 爆笑しつつも感心しきり。公演期間中、ネタも毎日違うのだとか。...凄過ぎる w( ̄o ̄)w 笑わせて笑わせて、最後にお子さん達の話で ホロリとさせられ、アンチエイジング効果抜群じゃない? という週末の夜でした。
『ゴドーは待たれながら』(4/11 ソワレー)
作:いとうせいこう
演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:大倉孝二、野田秀樹(声のみ)
1992年に発表の作品。いとうせいこうの作/演出、きたろう(シティーボーイズ)の一人芝居として上演され絶賛を集めた戯曲をナイロン100℃のケラリーノ・サンドロヴィッチがどう料理するか。二人の男が正体不明のゴドーを待つ 本家の『ゴドーを待ちながら』(1952年 サミュエル・ベケット)に対し、今作では 何者かに待たれているゴドー自身を描いています。今日は いつなのか? いつどこで誰が待っているのか? 出掛けたい、いつまでもこうしてちゃ駄目だ、出掛けなきゃ!! ... なのに、出掛けられない。そんなゴドーを演じるのは、ケラが10年間説得し続けたという 大倉孝二。なるほど、面白い役者なので これは楽しみ☆
...と思ったのだけど、どうやら 期待しすぎでした。そもそも、「待ち人来たらず」というシチュエーションに比べ「うちから出られない」を延々続けるのは かなり無理があるし、無限ループ地獄に嵌ってしまう。大倉孝二の様なファンキーな役者より 寧ろ淡々とストイックに見える役者の方が向いていたかも知れません。となると、同じく「出掛けられない」シチュエーションで描かれた『表へ出ろいっ!』(2010年9月)の面白さは流石としか言いようがありません。登場人物が三人居たとはいえ、圧巻でした。
『ゼロ・ダーク・サーティ』(4/10 劇場にて)
制作国:アメリカ(2012年)
原題:ZERO DARK THIRTY
監督:キャスリン・ビグロー
脚本:マーク・ボール
出演:ジェシカ・チャステイン(マヤ)、ジェイソン・クラーク(ダニエル)、
ジョエル・エドガートン(パトリック)、ジェニファー・イーリー(ジェシカ)、
カイル・チャンドラー(ジョセフ・ブラッドリー)、エドガー・ラミレス(ラリー)他
アメリカのやり口の是非は別として、ノンフィクション作品として かなり良く出来ています。少々長い気もしますが、終盤の緊迫感にハラハラどきどき 個人的には、アカデミー作品賞/監督賞を受賞した『ハート・ロッカー』の上を行く作品ではないかと思いました。R指定は ありませんが、かなり 酷たらしい場面も多いので、そこは覚悟が必要です。
タイトルの“ゼロ・ダーク・サーティ”は、特殊部隊がビンラディンの潜伏先に踏み込んだ「午前0時30分」を意味する軍の専門用語。ただし、これは作戦の出撃地となったアフガニスタンでの時刻であり、実際の現場となったパキスタンとは 30分の時差がある為、通常 作戦開始時刻は「現地時刻01:00」とされています。
ケアマネジャーの存在は 本当に有り難い。デイサービスへの連絡も ヘルパーさんへの連絡も、みんなして下さる。住宅設備の世話も、的確かつ 利用者の支払い負担の軽減を割り出し... それが仕事とはいえ、本当に頭が下がります。
画像は、叔父の営む お好みハウス ふくろう(安芸高田市 / R54下り車線)の看板商品 ふくろう巻き。
画像は、叔父の営む お好みハウス ふくろう(安芸高田市 / R54下り車線)の看板商品 ふくろう巻き。
このところ、新幹線でのお昼に 気に入って買っているのが、ドイツパンのサンドイッチ(紀ノ国屋@north-court)。手のひらサイズの割に 480円と、少々値が張るのですが、ギュッと詰まったドイツパンは 案外食べ応えがあります。
30年も前、初めて食べたドイツパンに、なんと酸味の強い食べ物だろうと ちょっぴり驚いたものですが、今時は 日本人好みに焼かれているのか、はたまた大人の味覚に育ったのか...?
左側に写っている本は、三浦しをんの『舟を編む』。若い人の書いた物を読んでいると、時に好まぬ言い回しに遭遇しますが、『舟...』は 辞書編纂をモチーフにした小説だけあって、言葉遣いの気持ち良い一冊です。
30年も前、初めて食べたドイツパンに、なんと酸味の強い食べ物だろうと ちょっぴり驚いたものですが、今時は 日本人好みに焼かれているのか、はたまた大人の味覚に育ったのか...?
左側に写っている本は、三浦しをんの『舟を編む』。若い人の書いた物を読んでいると、時に好まぬ言い回しに遭遇しますが、『舟...』は 辞書編纂をモチーフにした小説だけあって、言葉遣いの気持ち良い一冊です。
『ヒッチコック』(4/6 劇場にて)
制作国:アメリカ(2012年)
原題:HITCHCOCK
監督:サーシャ・ガヴァシ
原作:スティーヴン・レベロ
脚本:ジョン・J・マクロクリン
出演:アンソニー・ホプキンス
(アルフレッド・ヒッチコック)
ヘレン・ミレン
(アルマ・レヴィル)
スカーレット・ヨハンソン
(ジャネット・リー)
トニ・コレット、ダニー・ヒューストン、
ジェシカ・ビール、マイケル・スタールバーグ、
ジェームズ・ダーシー、マイケル・ウィンコット、
リチャード・ポートナウ、カートウッド・スミス 他
『サイコ』の撮影に纏わる物語を、ヒッチコックと 夫人のアルマを中心に描いた作品です。サスペンスの巨匠アルフレッド・ヒッチコック... 彼は、アルマが居てこその「監督ヒッチコック」だったのですね。スカーレット・ヨハンソンが 主演女優ジャネット・リーを演じる「サイコ」の撮影風景も印象的だけど、この映画の一番の立役者は なんと言ってもヘレン・ミレンです。この、ヘレン・ミレンが演じるアルマの性格が なんとなく自分に重なる(彼女の様な才媛ではないけれど)し、見た目は またまた母に重なるし... いやいや、そんな事は 本編の出来には関係のないことですが、作品自体も大変面白く また興味深く、ヒッチコック作品をよく知る人も知らない人も 共に楽しめる作品です。ただ一つ、『サイコ』の次の作品が『鳥』であるということだけは ちょっと知っておいた方が、最後の最後まで楽しめます。因みに、私が 初めてヒッチコックを認識したのが、小学校の頃テレビで放送された『鳥』(1963年)でした。テレビ欄に『ヒッチコックの鳥』とあって、監督の名前とはつゆ知らず... (;^_^A
そして、こちらは 取り立てて記すには及ばないのだけれど、一応 記録だけ。
『相棒シリーズ X DAY』(4/7 劇場にて)
制作国:日本(2013年)
監督:橋本一
脚本:櫻井武晴
出演:田中圭(岩月彬)、川原和久(伊丹憲一)、
国仲涼子(麻生美奈)、別所哲也(戸張弘成)、戸次重幸(中山雄吾)、
水谷豊(杉下右京)、及川光博(神戸尊) 他
面識はないけれど 大学の一年先輩で、当時から劇団で活躍していた川原和久さん、応援してます!!
目当ては zopfの期間限定プレート「コンテキーノ」
殿は カツサンド
TKPシアター柏は なかなか居心地のいい空間です。チケットが無くても キネマ旬報のライブラリーや喫茶コーナーなど 利用出来るので、映画を観ない方も 是非お気軽にぃ~~(*^o^*)
キネマ旬報のお宝バックナンバーの数々
こちらは閲覧のみですが 販売用の書籍(キネマ旬報社)もズラリと揃っています
『ヒミズ』旧作(4/4 劇場にて)
制作国:日本(2011年)
監督 / 脚本:園子温
原作:古谷実
出演:染谷将太(住田祐一)、二階堂ふみ(茶沢景子)、
渡辺哲(夜野正造)、諏訪太朗(まーくん)、川屋せっちん(藤本健吉)、
吹越満(田村圭太)、神楽坂恵(田村圭子)、光石研(住田の父)、渡辺真起子(住田の母)、
モト冬樹(てつ)、黒沢あすか(茶沢の母)、堀部圭亮(茶沢の父)、でんでん(金子)、
村上淳(谷村)、窪塚洋介(テル彦) 他
ヴェネツィア映画祭 マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)ダブル受賞(染谷将太・二階堂ふみ)で話題になった作品です。染谷将太くんは、ちょっと甥っ子と雰囲気が似てる。二階堂ふみちゃんは、芝居の雰囲気がなのかなぁ... 友人に似てるんだョなぁ... 私より ふたつ年上だけど(^w^) 二階堂ふみちゃん ゴメン m(_ _)m
でも、作品はというと、私には ちょっとねピンと来ませんでした。東日本大震災の後、舞台設定を被災地に変更しての撮影という事なんだけど、原作コミックの部分と震災を取り入れた部分との融合が巧くいっているとは思えず、なにか違和感を感じます。そもそも、原作自体が衝撃的な作品なのでしょうから、そこをじっくり描いた方が良かったのではないかしら。園子温監督といえば、最近では「冷たい熱帯魚」が話題になりましたが、これに関しては端っから避けていて観ず仕舞い。監督と相性が悪いのかもネ。ただ 今作についていえば、ラストに向けての運びがきちんとしていたので、ホッとして観終わる事が出来ました。でもネ、茶沢景子の親子関係がなおざりに終わってしまったので、ん~~ 気になる(^^;)
『宇宙人ポール』旧作(4/4 劇場にて)
制作国:アメリカ(2010年)
原題:PAUL
監督:グレッグ・モットーラ
脚本:サイモン・ペッグ、ニック・フロスト
出演:サイモン・ペッグ(グレアム)、
ニック・フロスト(クライブ)、
ジェイソン・ベイトマン(ゾイル)、
クリステン・ウィグ(ルース)、
ビル・ヘイダー(ハガード)、
ブライス・ダナー(タラ)、
ジョン・キャロル・リンチ(モーゼス)、
シガーニー・ウィーヴァー(ビッグ・ガイ)、
セス・ローゲン(ポールの声) 他
スティーブン・スピルバーグなど カメオ出演多数
ただただ 馬鹿馬鹿しいだけのSFコメディかと思いきや さにあらず。伏線の引き方、ちょっとしたトリック、起承転結... 絶妙です。
グレイタイプの宇宙人ポールと コミコン目的でイギリスからやって来たSFオタクのふたりが織り成す、クールでファンキーなSFロードームービー。筋運びの巧さに拍手 DVDや名画座など、機会がありましたら 是非☆(ポールがちょっと下品なので PG-12)
こちらは閲覧のみですが 販売用の書籍(キネマ旬報社)もズラリと揃っています
『ヒミズ』旧作(4/4 劇場にて)
制作国:日本(2011年)
監督 / 脚本:園子温
原作:古谷実
出演:染谷将太(住田祐一)、二階堂ふみ(茶沢景子)、
渡辺哲(夜野正造)、諏訪太朗(まーくん)、川屋せっちん(藤本健吉)、
吹越満(田村圭太)、神楽坂恵(田村圭子)、光石研(住田の父)、渡辺真起子(住田の母)、
モト冬樹(てつ)、黒沢あすか(茶沢の母)、堀部圭亮(茶沢の父)、でんでん(金子)、
村上淳(谷村)、窪塚洋介(テル彦) 他
ヴェネツィア映画祭 マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)ダブル受賞(染谷将太・二階堂ふみ)で話題になった作品です。染谷将太くんは、ちょっと甥っ子と雰囲気が似てる。二階堂ふみちゃんは、芝居の雰囲気がなのかなぁ... 友人に似てるんだョなぁ... 私より ふたつ年上だけど(^w^) 二階堂ふみちゃん ゴメン m(_ _)m
でも、作品はというと、私には ちょっとねピンと来ませんでした。東日本大震災の後、舞台設定を被災地に変更しての撮影という事なんだけど、原作コミックの部分と震災を取り入れた部分との融合が巧くいっているとは思えず、なにか違和感を感じます。そもそも、原作自体が衝撃的な作品なのでしょうから、そこをじっくり描いた方が良かったのではないかしら。園子温監督といえば、最近では「冷たい熱帯魚」が話題になりましたが、これに関しては端っから避けていて観ず仕舞い。監督と相性が悪いのかもネ。ただ 今作についていえば、ラストに向けての運びがきちんとしていたので、ホッとして観終わる事が出来ました。でもネ、茶沢景子の親子関係がなおざりに終わってしまったので、ん~~ 気になる(^^;)
『宇宙人ポール』旧作(4/4 劇場にて)
制作国:アメリカ(2010年)
原題:PAUL
監督:グレッグ・モットーラ
脚本:サイモン・ペッグ、ニック・フロスト
出演:サイモン・ペッグ(グレアム)、
ニック・フロスト(クライブ)、
ジェイソン・ベイトマン(ゾイル)、
クリステン・ウィグ(ルース)、
ビル・ヘイダー(ハガード)、
ブライス・ダナー(タラ)、
ジョン・キャロル・リンチ(モーゼス)、
シガーニー・ウィーヴァー(ビッグ・ガイ)、
セス・ローゲン(ポールの声) 他
スティーブン・スピルバーグなど カメオ出演多数
ただただ 馬鹿馬鹿しいだけのSFコメディかと思いきや さにあらず。伏線の引き方、ちょっとしたトリック、起承転結... 絶妙です。
グレイタイプの宇宙人ポールと コミコン目的でイギリスからやって来たSFオタクのふたりが織り成す、クールでファンキーなSFロードームービー。筋運びの巧さに拍手 DVDや名画座など、機会がありましたら 是非☆(ポールがちょっと下品なので PG-12)
「エネルギー充填120%!!」って どこかで聞いた台詞ですが、まずは自分が元気で居るって事は とても大切。だから、実家と行き来をしていても だからって、「あれが出来ない これを我慢した」って風にはしたくないなぁ... と思っています。そんな訳で「新幹線に4時間の後 在来線に1時間で自宅に戻ったその晩、フィットネスクラブにGo!!」なんていうのは、寧ろ活力源♪ 幾つかキャンセルした予定もありますが、気分転換は 積極的にしなくちゃネ。
『ボクたちの交換日記』(4/3 劇場にて)
制作国:日本(2013年)
監督 / 脚本:内村光良
原作:鈴木おさむ
出演:伊藤淳史(田中)、小出恵介(甲本)、
長澤まさみ、木村文乃、川口春奈、ムロツヨシ、
大倉孝二、佐藤二朗、佐々木蔵之介 他
「やりたいと思っていることと やることの間には、大きな川が流れている」...
なにか目指すところのある人、そして 何かを諦めたことのある人の心にも なんだか響く言葉でしょ?
「夢を諦めてもいいと思うほど 幸せにしたい人が出来たってこと」...
これも ぐっと来る。でも 本当は、夢を叶えつつ 幸せにしたいと思う人と一緒に幸せになる っていうのが 理想だけどね。
放送作家・鈴木おさむの小説「芸人交換日記 ~イエローハーツの物語~」を映画化した作品。漫才コンビの交換日記に綴られる言葉が傍白として使われていて、なかなか面白い演出です。コンビの機微と人生を描きます。木村文乃さん、出番の割に印象に残ります。遠山景織子のカメオ出演あり。
『人生、ブラボー!』(4/3 劇場にて)
制作国:カナダ(2011年)
原題:STARBUCK
監督:ケン・スコット
脚本:ケン・スコット、マルタン・プティ
出演:パトリック・ユアール(ダヴィッド・ウォズニアック)
アントワーヌ・ベルトラン(ダヴィッドの弁護士)、ジュリー・ルブレトン(ヴァレリー) 他
てっきりアメリカの作品と思い込んで居たのだけど、いざ始まると あれっ? フランス語...。だけど、ちょっと雰囲気の違う 若干かっちりしたフランス語(フランス語... だよね?)。なのに、お金の単位は「ドル」??? いったいどこの話なんだろうと思ったら、話も随分進んで カナダと分かり 納得。なるほど なるほど。やっと腑に落ちました(^^;)
馬鹿馬鹿しい こてこてのコメディかと思ったら、案外 理屈っぽく しかも叙情的。カナダのコメディって、ひょっとして intellectual?
***********************
既にご存知の方、お気づきの方もおありでしょうが、先月半ばより 父が入院しております。当初、先生の見立て程には経過が芳しくなく 悶々とした時期もありました。加えて、家族にとって ちょっとした事件もあったりと、少々波乱含みの三月でした。が、現在 心配の種もひとつ またひとつと取り除かれつつある状況です。まだまだ解決しなければならない問題も多々ありますが、なんとか 大型連休の頃には、実家での楽しい時間が持てればいいなと思っています。
みなさまも、給油お忘れなく(^o^)b
『ボクたちの交換日記』(4/3 劇場にて)
制作国:日本(2013年)
監督 / 脚本:内村光良
原作:鈴木おさむ
出演:伊藤淳史(田中)、小出恵介(甲本)、
長澤まさみ、木村文乃、川口春奈、ムロツヨシ、
大倉孝二、佐藤二朗、佐々木蔵之介 他
「やりたいと思っていることと やることの間には、大きな川が流れている」...
なにか目指すところのある人、そして 何かを諦めたことのある人の心にも なんだか響く言葉でしょ?
「夢を諦めてもいいと思うほど 幸せにしたい人が出来たってこと」...
これも ぐっと来る。でも 本当は、夢を叶えつつ 幸せにしたいと思う人と一緒に幸せになる っていうのが 理想だけどね。
放送作家・鈴木おさむの小説「芸人交換日記 ~イエローハーツの物語~」を映画化した作品。漫才コンビの交換日記に綴られる言葉が傍白として使われていて、なかなか面白い演出です。コンビの機微と人生を描きます。木村文乃さん、出番の割に印象に残ります。遠山景織子のカメオ出演あり。
『人生、ブラボー!』(4/3 劇場にて)
制作国:カナダ(2011年)
原題:STARBUCK
監督:ケン・スコット
脚本:ケン・スコット、マルタン・プティ
出演:パトリック・ユアール(ダヴィッド・ウォズニアック)
アントワーヌ・ベルトラン(ダヴィッドの弁護士)、ジュリー・ルブレトン(ヴァレリー) 他
てっきりアメリカの作品と思い込んで居たのだけど、いざ始まると あれっ? フランス語...。だけど、ちょっと雰囲気の違う 若干かっちりしたフランス語(フランス語... だよね?)。なのに、お金の単位は「ドル」??? いったいどこの話なんだろうと思ったら、話も随分進んで カナダと分かり 納得。なるほど なるほど。やっと腑に落ちました(^^;)
馬鹿馬鹿しい こてこてのコメディかと思ったら、案外 理屈っぽく しかも叙情的。カナダのコメディって、ひょっとして intellectual?
既にご存知の方、お気づきの方もおありでしょうが、先月半ばより 父が入院しております。当初、先生の見立て程には経過が芳しくなく 悶々とした時期もありました。加えて、家族にとって ちょっとした事件もあったりと、少々波乱含みの三月でした。が、現在 心配の種もひとつ またひとつと取り除かれつつある状況です。まだまだ解決しなければならない問題も多々ありますが、なんとか 大型連休の頃には、実家での楽しい時間が持てればいいなと思っています。
既に新しい歌舞伎座も開場し、間の抜けた投稿でスミマセン。
子ども達と昼食を共にした晩、六本木と青山と赤坂に接する辺りで一泊。翌朝は 徒歩で 赤坂ACTシアター(赤坂サカス)へ。勘九郎襲名興業の大団円 赤坂大歌舞伎の千秋楽です。
赤坂大歌舞伎
『怪談 乳房榎』(3/24)
出演
中村勘九郎、中村七之助、
片岡亀蔵、中村獅童 他
幕末から明治にかけて名人と言われ、「近代の日本語の祖」と称される三遊亭円朝の口演による怪談話が原作。
勘九郎の三役早変わりも楽しみなエンターテインメント性の高い外題です。終盤での本水を使った演出も見所♪
勘太郎時代、新橋演舞場での「乳房榎」も観ていますが、随分こなれてきたというか なにか蓋が外れたというか、ちょっとしたハプニングにも対応できる柔軟性やゆとりが感じられ、観ている方も楽しくて堪りません(*^o^*) それにしても、三次と正助の傘の中での早変わりは 何度観てもどうなっているんだか皆目見当が付きません
ところで この日、千秋楽は千秋楽なんですが...
鳴り止まぬ大喝采に 異例のカーテンコールが二度も!! 勘九郎曰く「千秋楽と思ってお買い求め戴いた方には 誠に申し訳ありません...」。大盛況に付き このあと追加公演だそうで(^^;) なにはともあれ、新しい歌舞伎座のこけら落としへの弾みとなる 素晴らしい舞台となりました。
中村屋といえば...
というわけで
小山三さんのストラップ 買っちゃった♪
トップスにて
子ども達と昼食を共にした晩、六本木と青山と赤坂に接する辺りで一泊。翌朝は 徒歩で 赤坂ACTシアター(赤坂サカス)へ。勘九郎襲名興業の大団円 赤坂大歌舞伎の千秋楽です。
赤坂大歌舞伎
『怪談 乳房榎』(3/24)
出演
中村勘九郎、中村七之助、
片岡亀蔵、中村獅童 他
幕末から明治にかけて名人と言われ、「近代の日本語の祖」と称される三遊亭円朝の口演による怪談話が原作。
勘九郎の三役早変わりも楽しみなエンターテインメント性の高い外題です。終盤での本水を使った演出も見所♪
勘太郎時代、新橋演舞場での「乳房榎」も観ていますが、随分こなれてきたというか なにか蓋が外れたというか、ちょっとしたハプニングにも対応できる柔軟性やゆとりが感じられ、観ている方も楽しくて堪りません(*^o^*) それにしても、三次と正助の傘の中での早変わりは 何度観てもどうなっているんだか皆目見当が付きません
ところで この日、千秋楽は千秋楽なんですが...
鳴り止まぬ大喝采に 異例のカーテンコールが二度も!! 勘九郎曰く「千秋楽と思ってお買い求め戴いた方には 誠に申し訳ありません...」。大盛況に付き このあと追加公演だそうで(^^;) なにはともあれ、新しい歌舞伎座のこけら落としへの弾みとなる 素晴らしい舞台となりました。
中村屋といえば...
というわけで
小山三さんのストラップ 買っちゃった♪
トップスにて
遺作となった『千年の愉楽』公開に絡め、先頃 TKPシアター柏で 若松監督の特集が組まれました。上映作品の内、『千年の愉楽』と『11.25 自決の日...』で、井浦新・満島真之介・大西信満が 舞台挨拶!! というので、舞台挨拶付きチケットの発売日にいそいそとで掛け、『11.25 自決の日...』ふたり分の席を入手したものの、残念ながら 当日私は劇場に足を運ぶことが出来ず... でも、日を改めて 作品だけは 観に行って来ましたョ。
『11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち』旧作(3/19 劇場にて)
制作国:日本(2011年)
監督:若松考二
脚本:掛川正幸 、若松孝二
出演:井浦新(三島由紀夫)
満島真之介(森田必勝)
タモト清嵐(山口二矢)
吉澤健、寺島しのぶ 他
「楯の会」結成前夜から 三島の割腹自殺までを描いた作品。三島由紀夫というひとりの男の思想の中に見え隠れする弱さや揺れを、井浦新が 実にきめ細かく演じています。民族派を掲げつつも、どこか稚拙で 金持ちの道楽にも思える「楯の会」... 男気を鼓舞しながらも どこか気弱で幼ささえ感じる三島由紀夫...、井浦新の姿を借り、いま正に そこに居るかの様に三島を見せてくれます。秀逸だったのが、楯の会のメンバーで 三島の側近であった森田必勝(まさかつ)を演じた満島真之介。演技は、この作品が初めてと言うから驚きです。森田必勝の熱い思いを 迫真の演技で見せてくれます。
井浦新は、この作品がきっかけで 名前を「ARATA」から本名の「井浦新」に戻したと聞きます。
三島由紀夫と「楯の会」を映画化した若松監督って 右翼?
ところが、こちらは 左翼の物語。
(念のため 申し添えるなら、私はノンポリです)
『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)』旧作(3/21 劇場にて)
制作国:日本(2007年)
監督:若松孝二
原作:掛川正幸
脚本:若松孝二、掛川正幸、大友麻子
出演:坂井真紀(遠山美枝子)、ARATA(坂口弘)、
並木愛枝(永田洋子)、地曵豪(森恒夫)、
伴杏里(重信房子)、大西信満(坂東國男)、
中泉英雄(植垣康博)、伊達建士(青砥幹夫)、
日下部千太郎(山田孝)、椋田涼(山崎順)、
粕谷佳五(進藤隆三郎)、川淳平(行方正時)、
桃生亜希子(持原好子)、本多章一(田宮高磨)、
笠原紳司(高原浩之)、渋川清彦(梅内恒夫)、
RIKIYA(金廣志)、坂口拓(塩見孝也)、
玉一敦也(奥沢修一)、菟田高城(吉野雅邦)、
佐生有語(寺岡恒一)、奥田恵梨華(杉崎ミサ子)、
高野八誠(加藤能敬)、小木戸利光(加藤倫教)、
タモト清嵐(加藤元久)、佐野史郎(さらぎ徳二)、
倉崎青児(松本礼二)、奥貫薫(あさま山荘管理人)他
ナレーション:原田芳雄
60年安保から あさま山荘事件へと至る連合赤軍の様を描く。
安保闘争の頃の 意気揚々と革命を目指す学生、赤軍派と革命左派の連合「連合赤軍」の誕生、山岳ベースでの「総括」「自己批判」と呼ばれる 自身を律する姿勢から次第に劇化していく集団内のリンチ、散り散りになり 残った5名の辿り着いたあさま山荘での立てこもり... 中心人物が移り変わりながら描かれる 緊迫の3時間10分。
閉鎖的な団体の中にあると、規律が厳しければ厳しいほど 独裁制が強くなるものでしょう。そもそも共産主義を掲げていた筈の連合赤軍も 内部の体制は至って独裁的。半島の北側にある国を見ていても思いますが、本来の主義主張よりも、「集団・規律の維持」が優先になって仕舞うものなのかも知れません。カルト教団 然り、部活 然り。
監督 インタビュー
二つの作品を観て思ったのだけど、武士道の美学に魅せられていた三島由紀夫ですから、右翼である「楯の会」の方が 寧ろ変な罰則も無かったでしょうね。
『11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち』旧作(3/19 劇場にて)
制作国:日本(2011年)
監督:若松考二
脚本:掛川正幸 、若松孝二
出演:井浦新(三島由紀夫)
満島真之介(森田必勝)
タモト清嵐(山口二矢)
吉澤健、寺島しのぶ 他
「楯の会」結成前夜から 三島の割腹自殺までを描いた作品。三島由紀夫というひとりの男の思想の中に見え隠れする弱さや揺れを、井浦新が 実にきめ細かく演じています。民族派を掲げつつも、どこか稚拙で 金持ちの道楽にも思える「楯の会」... 男気を鼓舞しながらも どこか気弱で幼ささえ感じる三島由紀夫...、井浦新の姿を借り、いま正に そこに居るかの様に三島を見せてくれます。秀逸だったのが、楯の会のメンバーで 三島の側近であった森田必勝(まさかつ)を演じた満島真之介。演技は、この作品が初めてと言うから驚きです。森田必勝の熱い思いを 迫真の演技で見せてくれます。
井浦新は、この作品がきっかけで 名前を「ARATA」から本名の「井浦新」に戻したと聞きます。
三島由紀夫と「楯の会」を映画化した若松監督って 右翼?
ところが、こちらは 左翼の物語。
(念のため 申し添えるなら、私はノンポリです)
『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)』旧作(3/21 劇場にて)
制作国:日本(2007年)
監督:若松孝二
原作:掛川正幸
脚本:若松孝二、掛川正幸、大友麻子
出演:坂井真紀(遠山美枝子)、ARATA(坂口弘)、
並木愛枝(永田洋子)、地曵豪(森恒夫)、
伴杏里(重信房子)、大西信満(坂東國男)、
中泉英雄(植垣康博)、伊達建士(青砥幹夫)、
日下部千太郎(山田孝)、椋田涼(山崎順)、
粕谷佳五(進藤隆三郎)、川淳平(行方正時)、
桃生亜希子(持原好子)、本多章一(田宮高磨)、
笠原紳司(高原浩之)、渋川清彦(梅内恒夫)、
RIKIYA(金廣志)、坂口拓(塩見孝也)、
玉一敦也(奥沢修一)、菟田高城(吉野雅邦)、
佐生有語(寺岡恒一)、奥田恵梨華(杉崎ミサ子)、
高野八誠(加藤能敬)、小木戸利光(加藤倫教)、
タモト清嵐(加藤元久)、佐野史郎(さらぎ徳二)、
倉崎青児(松本礼二)、奥貫薫(あさま山荘管理人)他
ナレーション:原田芳雄
60年安保から あさま山荘事件へと至る連合赤軍の様を描く。
安保闘争の頃の 意気揚々と革命を目指す学生、赤軍派と革命左派の連合「連合赤軍」の誕生、山岳ベースでの「総括」「自己批判」と呼ばれる 自身を律する姿勢から次第に劇化していく集団内のリンチ、散り散りになり 残った5名の辿り着いたあさま山荘での立てこもり... 中心人物が移り変わりながら描かれる 緊迫の3時間10分。
閉鎖的な団体の中にあると、規律が厳しければ厳しいほど 独裁制が強くなるものでしょう。そもそも共産主義を掲げていた筈の連合赤軍も 内部の体制は至って独裁的。半島の北側にある国を見ていても思いますが、本来の主義主張よりも、「集団・規律の維持」が優先になって仕舞うものなのかも知れません。カルト教団 然り、部活 然り。
二つの作品を観て思ったのだけど、武士道の美学に魅せられていた三島由紀夫ですから、右翼である「楯の会」の方が 寧ろ変な罰則も無かったでしょうね。
遡ること、3月20日は お彼岸。
友人と 2013年5月31日に閉館の決まっている銀座テアトルシネマへ
第85回アカデミー賞 外国語映画賞受賞〔作品賞・監督賞・主演女優賞・脚本賞ノミネート〕
2012年カンヌ国際映画祭 パルムドール(最高賞)受賞
『愛、アムール』(3/20 劇場にて)
制作国:フランス/ドイツ/オーストリア(2012年)
原題:AMOUR / LOVE(英語圏)
監督 / 脚本:ミヒャエル・ハネケ
出演:ジャン=ルイ・トランティニャン(ジョルジュ)、エマニュエル・リヴァ(アンヌ)、
イザベル・ユペール(エヴァ)、アレクサンドル・タロー(アレクサンドル)他
重いテーマを扱いながら、ウエットになり過ぎず 乾いた空気感で描く。老夫婦の日々を丁寧に描きつつも切れの良さが小気味よい。肌理が細かいのに まどろっこしくない。実に秀作です。米アカデミー賞で、外国語作品であるにも拘わらず作品賞にノミネートされました。作品賞は逃したものの、外国語作品賞を受賞。でも、作品賞とのダブル受賞だったとしても 納得出来る作品です。また、85歳という史上最高齢で主演女優賞にノミネートされたエマニュエル・リヴァも 大きな話題のひとつです。
映画の後は
ベノアティールームのアフタヌーンティーセット(2,100円)
(一人前をふたりで戴きました)
アフタヌーンティーとしては 断然お手頃価格のベノアティールームだけど
ティールームのある銀座松坂屋は 今年6月末日を以て 建て替えの為休業となります
いっぱい話を聞いてくれたKAORIちゃん、ありがとう 映画も、あまりにもリアルタイムな内容で 身につまされるんじゃないかと危惧したけれど、これは観ておいて良かった(^^)b
やっぱり、J社の同期!! 話の通じる友の存在に感謝だョ。本当にありがとう。
友人と 2013年5月31日に閉館の決まっている銀座テアトルシネマへ
第85回アカデミー賞 外国語映画賞受賞〔作品賞・監督賞・主演女優賞・脚本賞ノミネート〕
2012年カンヌ国際映画祭 パルムドール(最高賞)受賞
『愛、アムール』(3/20 劇場にて)
制作国:フランス/ドイツ/オーストリア(2012年)
原題:AMOUR / LOVE(英語圏)
監督 / 脚本:ミヒャエル・ハネケ
出演:ジャン=ルイ・トランティニャン(ジョルジュ)、エマニュエル・リヴァ(アンヌ)、
イザベル・ユペール(エヴァ)、アレクサンドル・タロー(アレクサンドル)他
重いテーマを扱いながら、ウエットになり過ぎず 乾いた空気感で描く。老夫婦の日々を丁寧に描きつつも切れの良さが小気味よい。肌理が細かいのに まどろっこしくない。実に秀作です。米アカデミー賞で、外国語作品であるにも拘わらず作品賞にノミネートされました。作品賞は逃したものの、外国語作品賞を受賞。でも、作品賞とのダブル受賞だったとしても 納得出来る作品です。また、85歳という史上最高齢で主演女優賞にノミネートされたエマニュエル・リヴァも 大きな話題のひとつです。
ベノアティールームのアフタヌーンティーセット(2,100円)
(一人前をふたりで戴きました)
アフタヌーンティーとしては 断然お手頃価格のベノアティールームだけど
ティールームのある銀座松坂屋は 今年6月末日を以て 建て替えの為休業となります
いっぱい話を聞いてくれたKAORIちゃん、ありがとう 映画も、あまりにもリアルタイムな内容で 身につまされるんじゃないかと危惧したけれど、これは観ておいて良かった(^^)b
やっぱり、J社の同期!! 話の通じる友の存在に感謝だョ。本当にありがとう。