siuちんの【Lucyの休日】で 目に留まった『ドア・イン・ザ・フロア』と、白っぽいジョニー・デップを観たいなら これでしょ~~♪ という たみおちゃんの発声を受けて『シザーハンズ』を視聴☆
『ドア・イン・ザ・フロア』(DVD 6/28)
製作国:アメリカ(2005年)
監督:トッド・ウィリアムズ
出演:キム・ベイシンガー、
ジェフ・ブリッジス、
ジョン・フォスター、
エル・ファニング、
ミミ・ロジャース、
ビジョウ・フィリップス 他
R-15指定が付いています。いわゆる‘濡れ場’が ふんだんにあったり、ミミ・ロジャースが 絵のモデルとして見事な肢体を披露していたり、局部のデッサンが車のフロントガラスに張り付いたり...ということなのですが、映画観ながら思ったんですよね...R指定必要なのかな...って。むしろ うちの王子の年頃なんか、こういうの観れば いいテキストなんじゃないかしら...なんて思ったりして...って。だからって 二人で並んで観るのは 気恥ずかしくて嫌だけど...ん?よく考えたら うちの王子 既に15才でした。秋には16才になるし、なんだ R-15じゃ 全然かんけーないじゃん。そうか...うちには もう そんなに大きな息子がいるのか...。R-18作品解禁までは まだしばらくあるけど、そこそこのお色気とバイオレンスは O.K.ってことなのね☆ そうだ...お風呂上がりのバスタオル姿も ちょっと気を付けなきゃな...。王子に失礼だもんな。。。
と、なんか変なところから始めてしまいましたが、そうなんです...児童文学者である夫の助手としてやってきた高校生と懇ろ(ねんごろ)になってしまうマリアン(キム・ベイシンガー)ですが、それらのシーンに 実に必然性を感じるというか...ある意味セクシーさは感じられないのかも知れません。むしろ、痛みのあるシーンとして 作品の中で重要なポジションを担っている様に感じるのです。
ところで、観る方としては R指定なりPG指定なりで 日本の子ども達は 保護(過保護?)されているわけですが、出演している子役のケアってのは どうなっているのでしょう...。ダコタ・ファニングの妹 エル・ファニングが 姉に負けず劣らずの好演をしています。ダコタ張りの叫び声は、マリアンの不安定さを象徴するものでもあるのでしょうね。『アイアム サム』で、ダコタちゃんの幼少時代を演じたのが エルだったそうです。いや、達者な姉妹であります事よ。
テッドの作品として出てくる絵本『床の上のドア』は とても観念的で、これを子どもに与えたいとは到底思えないのだけど、この映画の根底に流れる精神性といった様な物が そこにあるのだろうな...。文芸色の強い 良質な作品です。アメリカ人にも こんな作品が作れるのね。。。
PG-12
12歳未満(小学生以下)の鑑賞には成人保護者の同伴が適当。
R-15
15歳未満(中学生以下)の入場禁止。
R-18
18歳未満の入場を禁止。
『シザーハンズ』(DVD 6/29)
制作国:アメリカ(1990年)
監督:ティム・バートン
原案:ティム・バートン、
キャロライン・トンプソン
脚本:キャロライン・トンプソン
出演:ジョニー・デップ、
ウィノナ・ライダー、
ダイアン・ウィースト、
アンソニー・マイケル・ホール、
キャシー・ベイカー、
ヴィンセント・プライス、
アラン・アーキン 他
エドワードね...
そりゃ~ないよ博士! ってほど 可哀想になっちゃう人造人間なのです。だって、開発途上...次は 手を付けてもらえるって時に 死ぬなよ博士!!!
物語は、キム(ウィノナ・ライダー)おばあちゃんの昔語りとして 始まります。
両手の先がハサミというエドワード...町はずれのお城で彼を見付けたエイボン化粧品のセ-ルスレディ ペグが哀れに思い なんとナント自宅に連れて帰っちゃう☆ さぁ~ 町は大騒ぎになるわよぉ~~~!! と思ったら それがすんなり受け入れられちゃって ハサミの技術を活かした植木の刈り込み、ペットのトリミング、奥様方のヘアカット...と あっという間に人気者。ほぉ~~~ら、もう嫌な予感 しちゃうでしょ? だって、映画なんだから 物語は展開しないわけに行かないでしょ?! これが、出だし みんなから疎まれて...っていうのなら、いつしか彼の優しい心が町のみんなにも理解され...と行くわけですが、最初に こうすんなり受け入れられたとなると...あぁ...。
この初っ端の感じ、セオリーから行くとあり得ない! だって、どう見たって 怖いもん エドワード。。。それが すんなり受け入れられるなんて、今の時代だから(制作は16年前だけど)成立するんでしょうね...。変わったもの 珍しいもの 普通じゃないもに スター性を持たせてしまう大衆。。。でも エドワードは、ちやほや持て囃される特殊性を持ち続けるよりも、大衆に背を向けられてもいいから たった一人の愛する人のために生きたかったし、彼女をハグすることの出来る普通の手が欲しかったんだよね。
エドワードを家族の様に思い優しい眼差しを向けるペグにしても、一見 慈愛に満ちた人物の様に見えますが‘珍しいペットを飼って 最初は可愛がっていたものの やがてもてあましてしまった’っていう構図に見えなくもありません。
やがて物語は、ペグの娘キムとエドワードのラブストーリーへと展開していきます。でもまぁ いくら互いに想い合っているとは言っても エドワードは人間ではありませんからねぇ...。終盤は ちょっぴり泣いちゃいました。
ティム・バートンという監督は、実に物事の本質をよく分かっている人だなぁと 改めて感じたのでありました。たみおちゃ~ん☆ siuちーん☆ 白っぽいジョニデは やっぱり良かったデス♪
さて、今年の夏 イギリスから こんなミュージカルが やって来ます。
ダンスミュージカル 『シザーハンズ』(振付:マシュー・ボーン)
[公演日・会場]
2006年8月16日(水)~9月3日(日)
ゆうぽうと簡易保険ホール
オフィシャルブログ
eプラス マシュー・ボーン『シザーハンズ』特集
個人的には、マシュー・ボーンの振付は あまり好みではないので 取り敢えず観に行く予定はないのですが、映画の雰囲気を最大限に生かした演出のようです。とはいえ、エドワード役の 不安気でどこか少年ぽい感じの残る雰囲気は、ジョニー・デップの右に出るものはないでしょうね。
『ドア・イン・ザ・フロア』(DVD 6/28)
製作国:アメリカ(2005年)
監督:トッド・ウィリアムズ
出演:キム・ベイシンガー、
ジェフ・ブリッジス、
ジョン・フォスター、
エル・ファニング、
ミミ・ロジャース、
ビジョウ・フィリップス 他
R-15指定が付いています。いわゆる‘濡れ場’が ふんだんにあったり、ミミ・ロジャースが 絵のモデルとして見事な肢体を披露していたり、局部のデッサンが車のフロントガラスに張り付いたり...ということなのですが、映画観ながら思ったんですよね...R指定必要なのかな...って。むしろ うちの王子の年頃なんか、こういうの観れば いいテキストなんじゃないかしら...なんて思ったりして...って。だからって 二人で並んで観るのは 気恥ずかしくて嫌だけど...ん?よく考えたら うちの王子 既に15才でした。秋には16才になるし、なんだ R-15じゃ 全然かんけーないじゃん。そうか...うちには もう そんなに大きな息子がいるのか...。R-18作品解禁までは まだしばらくあるけど、そこそこのお色気とバイオレンスは O.K.ってことなのね☆ そうだ...お風呂上がりのバスタオル姿も ちょっと気を付けなきゃな...。王子に失礼だもんな。。。
と、なんか変なところから始めてしまいましたが、そうなんです...児童文学者である夫の助手としてやってきた高校生と懇ろ(ねんごろ)になってしまうマリアン(キム・ベイシンガー)ですが、それらのシーンに 実に必然性を感じるというか...ある意味セクシーさは感じられないのかも知れません。むしろ、痛みのあるシーンとして 作品の中で重要なポジションを担っている様に感じるのです。
ところで、観る方としては R指定なりPG指定なりで 日本の子ども達は 保護(過保護?)されているわけですが、出演している子役のケアってのは どうなっているのでしょう...。ダコタ・ファニングの妹 エル・ファニングが 姉に負けず劣らずの好演をしています。ダコタ張りの叫び声は、マリアンの不安定さを象徴するものでもあるのでしょうね。『アイアム サム』で、ダコタちゃんの幼少時代を演じたのが エルだったそうです。いや、達者な姉妹であります事よ。
テッドの作品として出てくる絵本『床の上のドア』は とても観念的で、これを子どもに与えたいとは到底思えないのだけど、この映画の根底に流れる精神性といった様な物が そこにあるのだろうな...。文芸色の強い 良質な作品です。アメリカ人にも こんな作品が作れるのね。。。
PG-12
12歳未満(小学生以下)の鑑賞には成人保護者の同伴が適当。
R-15
15歳未満(中学生以下)の入場禁止。
R-18
18歳未満の入場を禁止。
『シザーハンズ』(DVD 6/29)
制作国:アメリカ(1990年)
監督:ティム・バートン
原案:ティム・バートン、
キャロライン・トンプソン
脚本:キャロライン・トンプソン
出演:ジョニー・デップ、
ウィノナ・ライダー、
ダイアン・ウィースト、
アンソニー・マイケル・ホール、
キャシー・ベイカー、
ヴィンセント・プライス、
アラン・アーキン 他
エドワードね...
そりゃ~ないよ博士! ってほど 可哀想になっちゃう人造人間なのです。だって、開発途上...次は 手を付けてもらえるって時に 死ぬなよ博士!!!
物語は、キム(ウィノナ・ライダー)おばあちゃんの昔語りとして 始まります。
両手の先がハサミというエドワード...町はずれのお城で彼を見付けたエイボン化粧品のセ-ルスレディ ペグが哀れに思い なんとナント自宅に連れて帰っちゃう☆ さぁ~ 町は大騒ぎになるわよぉ~~~!! と思ったら それがすんなり受け入れられちゃって ハサミの技術を活かした植木の刈り込み、ペットのトリミング、奥様方のヘアカット...と あっという間に人気者。ほぉ~~~ら、もう嫌な予感 しちゃうでしょ? だって、映画なんだから 物語は展開しないわけに行かないでしょ?! これが、出だし みんなから疎まれて...っていうのなら、いつしか彼の優しい心が町のみんなにも理解され...と行くわけですが、最初に こうすんなり受け入れられたとなると...あぁ...。
この初っ端の感じ、セオリーから行くとあり得ない! だって、どう見たって 怖いもん エドワード。。。それが すんなり受け入れられるなんて、今の時代だから(制作は16年前だけど)成立するんでしょうね...。変わったもの 珍しいもの 普通じゃないもに スター性を持たせてしまう大衆。。。でも エドワードは、ちやほや持て囃される特殊性を持ち続けるよりも、大衆に背を向けられてもいいから たった一人の愛する人のために生きたかったし、彼女をハグすることの出来る普通の手が欲しかったんだよね。
エドワードを家族の様に思い優しい眼差しを向けるペグにしても、一見 慈愛に満ちた人物の様に見えますが‘珍しいペットを飼って 最初は可愛がっていたものの やがてもてあましてしまった’っていう構図に見えなくもありません。
やがて物語は、ペグの娘キムとエドワードのラブストーリーへと展開していきます。でもまぁ いくら互いに想い合っているとは言っても エドワードは人間ではありませんからねぇ...。終盤は ちょっぴり泣いちゃいました。
ティム・バートンという監督は、実に物事の本質をよく分かっている人だなぁと 改めて感じたのでありました。たみおちゃ~ん☆ siuちーん☆ 白っぽいジョニデは やっぱり良かったデス♪
さて、今年の夏 イギリスから こんなミュージカルが やって来ます。
[公演日・会場]
2006年8月16日(水)~9月3日(日)
ゆうぽうと簡易保険ホール
オフィシャルブログ
eプラス マシュー・ボーン『シザーハンズ』特集
個人的には、マシュー・ボーンの振付は あまり好みではないので 取り敢えず観に行く予定はないのですが、映画の雰囲気を最大限に生かした演出のようです。とはいえ、エドワード役の 不安気でどこか少年ぽい感じの残る雰囲気は、ジョニー・デップの右に出るものはないでしょうね。