物語の始まりは1969年。桜吹雪舞う大阪。私が小学校に上がった頃のおはなしです。
『焼肉ドラゴン』(6/29)
製作国:日本(2018年)
監督 / 原作 / 脚本:鄭義信(チョン・ウィシン/てい よしのぶ)
出演:真木よう子(静花)
:::井上真央(梨花)
:::大泉洋(哲男)
:::桜庭ななみ(美花)
大谷亮平(長谷川豊)、ハン・ドンギュ(尹大樹)、イム・ヒチョル(呉日白)、
大江晋平(時生)、宇野祥平(呉信吉)、根岸季衣(美根子)
:::イ・ジョンウン(英順)
:::キム・サンホ(龍吉)
日本の新国立劇場十周年と韓国の芸術の殿堂二十周年を記念し、両国のコラボレーションで2008年に上演された演劇作品が原作です。企画に際し、鄭義信に書き下ろしを依頼。以来、2011年 2016年と再演されています。
今回 映画を観て、上演作品を観ていないのが大変悔やまれます。今後 再演があるなら 絶対観に行きたいと思っています。と同時に、今回の映画版キャストも秀逸だったと、どの役も皆良かったと そう感じた作品です。
1970年前後の大阪は、万博以外知らないのですが、その頃の広島の町には 戦後の焼け野原に建てられたバラックの家屋が まだまだ残っていました。しかも 河川縁りですから、この映画の焼肉店と同じく 国有地であったかも知れません。やがて 近くに高層アパートが建ち、バラックは 全て引き払われましたが、そこには 正にドラゴン焼肉店さながらの泥臭い生活があったであろう事は、想像に難くありません。国籍が日本であろうが、韓国、北朝鮮であろうが、そこに描かれた市井の人々の泣き笑いに 監督の魂を感じる作品です。
『焼肉ドラゴン』(6/29)
製作国:日本(2018年)
監督 / 原作 / 脚本:鄭義信(チョン・ウィシン/てい よしのぶ)
出演:真木よう子(静花)
:::井上真央(梨花)
:::大泉洋(哲男)
:::桜庭ななみ(美花)
大谷亮平(長谷川豊)、ハン・ドンギュ(尹大樹)、イム・ヒチョル(呉日白)、
大江晋平(時生)、宇野祥平(呉信吉)、根岸季衣(美根子)
:::イ・ジョンウン(英順)
:::キム・サンホ(龍吉)
日本の新国立劇場十周年と韓国の芸術の殿堂二十周年を記念し、両国のコラボレーションで2008年に上演された演劇作品が原作です。企画に際し、鄭義信に書き下ろしを依頼。以来、2011年 2016年と再演されています。
今回 映画を観て、上演作品を観ていないのが大変悔やまれます。今後 再演があるなら 絶対観に行きたいと思っています。と同時に、今回の映画版キャストも秀逸だったと、どの役も皆良かったと そう感じた作品です。
1970年前後の大阪は、万博以外知らないのですが、その頃の広島の町には 戦後の焼け野原に建てられたバラックの家屋が まだまだ残っていました。しかも 河川縁りですから、この映画の焼肉店と同じく 国有地であったかも知れません。やがて 近くに高層アパートが建ち、バラックは 全て引き払われましたが、そこには 正にドラゴン焼肉店さながらの泥臭い生活があったであろう事は、想像に難くありません。国籍が日本であろうが、韓国、北朝鮮であろうが、そこに描かれた市井の人々の泣き笑いに 監督の魂を感じる作品です。