アーサー役のコスモ♪ 最高です
『人生はビギナーズ』(3/2 レイトショー)
原題:BEGINNERS
制作国:アメリカ(2010年)
監督 / 脚本:マイク・ミルズ
出演:ユアン・マクレガー(オリヴァー)、メラニー・ロラン(アナ)、
クリストファー・プラマー (ハル)、メアリー・ペイジ・ケラー(ジョージア)、
ゴラン・ヴィシュニック(アンディ)、キーガン・ブース(少年時代のオリヴァー)、
コスモ(アーサー / ジャックラッセルテリア) 他
とっても素敵な映画でした。でも、どんな風に書いたら その良さが伝わるのか、あまりにも難しいので「UP断念か...
」と頭を抱えそうになりました
クリストファー・プラマーの助演男優賞が話題ですし、どうしても 予告編での「I'm a gay」の印象が強いのですが、全編を通して 父を亡くした息子オリヴァーの喪失感が描かれた 非常にプライベートな感じの作品となっています。ともすれば 陰気な作品になりそうなところを、実に良いタイミングで 父の忘れ形見アーサー(ジャックラッセルテリア)のセリフが字幕で流れます。でも本当に そんな風に語りかけている様な目をしているし、きっと オリヴァーとしては 会話が成立しているのでしょうね。少年時代のオリヴァーは、両親の様子を 一歩退いたところから見つめる ちょっと冷めた子どもですが、そんな少年期を演じたキーガン・ブースも秀逸です
75歳にして ゲイであることをカミングアウトした父...
いくらでも面白可笑しく描ける題材だけど、そんなドタバタは全く無くて、息子のオリヴァーも 父親や彼を取り巻く仲間達を 実に冷静に見守ります。ドラマチックじゃないところが 寧ろドラマ性を感じさせるし、何故だか ちょっと胸がワサワサ ドキドキ。
実は、物語の冒頭 父親のハルは既に亡くなっています。彼は オリヴァーの回想としてのみ登場するのですが、現在と回想とが 常に入れ替わるという構成も含め、作品全体が まるでコラージュの様な仕立てになっています。それは、オリヴァーのアートディレクターという仕事とも相まって、なんだかとても 面白い流れを作り出し 実に効果的。心地よい1時間45分でした。
映画は これが三作品目というジャックラッセルテリアのコスモ
ジャックラッセルの表情って なんか語るのョね
あんまり可愛いから デスクトップピクチャも 今はこの子です
余談ですが、ハル役のクリストファー・プラマーは、古くは『サウンドオブミュージック』のトラップ大佐、最近では 『ドラゴン・タトゥーの女』で ミカエルに ハリエット失踪の謎解きを依頼する ヘンリック・ヴァンゲルを演じた俳優です。そして、ハルの恋人アンディを演じた ゴラン・ヴィシュニックは、同じく『ドラゴン・タトゥーの女』で リスベットを調査員として雇用しているセキュリティー会社のCEOを演じています。
映画の前に 健康的に腹ごしらえ
CHAYAマクロビ日比谷シャンテ店
シェフプレート
デリ6品盛り合わせ / 本日のカップスープ / 有機玄米ごはん / ドリンク
こちらの店、マクロビオティック(玄米菜食)のカフェレストランなので、人参の右上に見えるのは《車麩のカツ》、人参の左上 唐揚げの様に見えるのは《soyナゲット》です。めっちゃヘルシー
ケーキは、《伊予柑の豆乳カスタードパイ》180kcal。
桃の節句には 草餅かな... と思ったけど 綺麗だから桜餅♪
桜餅 東西対決《長命寺》vs.《道明寺》