お盆といっても‘殿’の仕事はカレンダー通りだし、うちにはお仏壇もないし...兎に角 お盆らしいことは何もしないのだけど せっかくなんの用事も入っていなかったこの土日、ちょっとのんびりムード 夫婦二人でカラオケに行ったり 久々にDVDを借りてきたり...。
唄いに行ったのは‘庄や’を営む大庄グループの‘うたうんだ村’...。一頃は 子どもが寝たのを見計らって 週末の夜唄いにいったりしていたものですが、もはや夜になっても子どもは寝ないし 近所のカラオケボックスも軒並み潰れ、めっきり行かなくなったカラオケ...。お正月‘殿’の両親と行くのは恒例ですが、ここ何年もの間 それ以外は皆無でした。その波が ちょっと変わってきたのか 今年はお正月を含め三度目になります。
久々に訪れた‘うたうんだ村’...今 カラオケって昼間行くと安いのねぇ~! 休日料金でも 始めの一時間が一人315円、二時間目からはひとり一時間210円。これでワンドリンク付き!! おとといは二人で二時間過ごして 締めて1,050円!!! なんか得した気分。
(平日だと最初の一時間も210円とのこと)
...で、借りてきたのは 邦画づくし。
『恋の門』『海猿』『アイデン & ティティ』。
ただし、TVシリーズが始まる前に観ておこうと思いながらTVの方を先に観ることになった『海猿』は、[王子&殿]用。私は観ない...の。というのは...TV観ながら思ったんだけど 伊藤英明が どうも...もうひとつ好みじゃない。どうしても 故宜保愛子先生に見えてしまう...んだなぁ...。
『恋の門』(DVD)
製作国:日本(2004年)
監督/脚本:松尾スズキ
原作:羽生生純
出演:松田龍平、酒井若菜、松尾スズキ、
小島聖、大竹しのぶ、忌野清、
市川染五郎 他多数
もともと 松田優作には それほど興味がないので、松田龍平も なんぼのもんじゃい! といった認識で あまりまともに作品を当たったことはないのだけれど、この作品に関していえば、ダメキャラなところが受け入れやすくさせてくれた様な気がします。大竹しのぶのコスプレも見逃せない!
初監督の松尾スズキ...記憶に新しいのは『イン・ザ・プール』の伊良部先生ですが、そもそもは『大人計画』という劇団の主宰者にして座付き作家で演出家という人です。劇団員には 最近露出度のめっきり高くなった‘阿部サダヲ’や超売れっ子脚本家‘宮藤官九郎’などがいます。
宮藤官九郎といえば やはり初監督の『真夜中の弥次さん喜多さん』が 今年公開になったばかりですが 私としては 初監督作品同士を比べると 断然『恋の門』に軍配を上げたいと思います。もっとも‘ゲロ’が多発するという プチ・デンジャラス含みな作品でもあり お世辞にも上品な仕上がりとはいえないので 好みじゃない方には全く受け入れられないかもしれませんが‘エロ・グロ’はありませんので(ベッドシーンは チョイかすってますが) ある意味 親子で安心してみられる作品ではあります。
で、クドカンですが...監督としては???でしたが 彼の脚本作品は なかなか面白いのではなかろうか...と思っており 借りているもう一本『アイデン & ティティ』は[脚本:宮藤官九郎]です。こちらのレビューは また後日。...ってゆーか これ『恋の門』のレビューになっているのだろうか...。