昨年芝居を打ちました折りの「芝居ゆにっと四人姉妹」というユニット名は、言うまでもなく チェーホフの「三人姉妹」に起因するものです。上演の「楽屋」のモチーフとして「三人姉妹」が使われていた事と、メンバーのひとりが男性だったので、敢えてという ちょっとした遊び心も働いての命名でした。その“四人姉妹”の長女と次女とで連れだって、本家チェーホフの「三人姉妹」を観てきました。ケラリーノ・サンドロヴィッチの演出です。
あ、公演時 ただひとり五十代だった私が 長女です(^^;;
Bunkamura シアターコクーン
『三人姉妹』(2/19 マチネー)
作:アントン・チェーホフ
上演台本 / 演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:余貴美子、宮沢りえ、蒼井優、
山崎一、神野三鈴、段田安則、堤 真一、
今井朋彦、近藤公園、遠山俊也、猪俣三四郎、
塚本幸男、福井裕子、赤堀雅秋
チェーホフ四大戯曲に、シス・カンパニーと鬼才ケラリーノ・サンドロヴィッチが挑むシリーズ<KERA meets CHEKHOV>の第2弾。
オリジナル作品では、ちょっぴり不条理でファンタジーなテイストを得意とするケラですが、こういった古くからある芝居の演出もなかなかのものです。以前観た「どん底」(ゴーリキー)然り。
そもそも、ゴーリキーにしてもチェーホフにしても、面白いんだか面白くないんだか良く分かんない戯曲を なんだか有難がってどうだとばかりに上演する... そんな教科書的印象があります。だいたい、国も時代背景も違い過ぎる芝居を いきなり見せられても 共感出来なくて当然というか、「分からない方が悪い、無知め(¬_¬) 」って上から目線で作られても面白い訳がないし(^^;; いっそ シェイクスピアくらい古ければ、普遍的な色合いが強いし、案外下世話だったりするのでしょうけどネ。
そんな、ちょっと堅苦しくも思えるロシアの戯曲を、「喜劇なんだぁ~~」と思わせてくれるのが、ケラ演出の凄いところかなと思います。チェーホフシリーズの第一弾「かもめ」を観ていないのが悔やまれます。
腹ごしらえは ドゥ マゴ パリ にて
「バンクス花譜集」展覧会開催記念メニュー
【ジャンボマッシュルームのハンバーグ】
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オリジナル作品では、ちょっぴり不条理でファンタジーなテイストを得意とするケラですが、こういった古くからある芝居の演出もなかなかのものです。以前観た「どん底」(ゴーリキー)然り。
そもそも、ゴーリキーにしてもチェーホフにしても、面白いんだか面白くないんだか良く分かんない戯曲を なんだか有難がってどうだとばかりに上演する... そんな教科書的印象があります。だいたい、国も時代背景も違い過ぎる芝居を いきなり見せられても 共感出来なくて当然というか、「分からない方が悪い、無知め(¬_¬) 」って上から目線で作られても面白い訳がないし(^^;; いっそ シェイクスピアくらい古ければ、普遍的な色合いが強いし、案外下世話だったりするのでしょうけどネ。
そんな、ちょっと堅苦しくも思えるロシアの戯曲を、「喜劇なんだぁ~~」と思わせてくれるのが、ケラ演出の凄いところかなと思います。チェーホフシリーズの第一弾「かもめ」を観ていないのが悔やまれます。
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