先週の半ば、母と 広島県立美術館 で開催中の『シャガール展』へ出掛けました。
「こんなシャガール みたことない!」を謳い文句に繰り広げられる展示は、パリ オペラ座の天井画の為の たくさんの習作を始めとし、実に230点にも登る作品が集められています。中には、バレエの衣装デザインや舞台の背景画などもあり、モニターには 実際の公演の様子が流し出されていました。これまであまり知らなかったのですが、宗教画も沢山描いているのですね。浮遊感のある作品の数々に包み込まれ ふわぁ~っと心地よい時間でした。
殿は、現実離れした作風があまり好みじゃないと 常々言っているのですが、これは 版画くらいしか観たことがないからだと思うのです。今回の様な展示を目の当たりにしたら、あっという間に掌を翻す事と思います。ダリや キース・ヘリングの時も そうでしたから。
そんな殿と...
『清洲会議』(11/24 劇場にて)
制作国:日本(2013年)
監督 / 脚本:三谷幸喜
出演:役所広司(柴田勝家)、大泉洋(羽柴秀吉)、小日向文世(丹波長秀)、
佐藤浩市(池田恒興)、鈴木京香(お市様)、妻夫木聡(織田信雄)、
伊勢谷友介(織田三十郎信包)、坂東巳之助(織田信孝)、剛力彩芽(松姫)、
篠井英介(織田信長)、中村勘九郎(織田信忠)、浅野忠信(前田利家)、
浅野和之(明智光秀)、中谷美紀(寧)、戸田恵子(なか)、
瀬戸カトリーヌ、松山ケンイチ、天海祐希、染谷将太、西田敏行 他
三谷作品は TVドラマも舞台も好きだし、映画だって 注目してはいるのだけれど、前作の「ステキな金縛り」は、それほど面白いと思いませんでして... どうも、荒唐無稽な上に 羽目を外し過ぎの感じがして... しかしながら、今作は 三谷映画初の時代劇にして 織田家の跡目を話し合う「清洲会議」という実話がモチーフ。史実がベースとあってか、ウェルメイドな作品に仕上がっていて 安心して観ることが出来ました。物語自体をでっち上げる訳にはいきませんからね。私のイチオシ「THE 有頂天ホテル」の軽妙さには敵いませんが
教科書に載っている肖像画の顔立ちに拘ったというキャスティングとメイクも見所のひとつで、織田家の男子は 伊勢谷友介を除いて「付け鼻」が施されているのだそうです。ところで、今回 初時代劇と言ってはいるものの それは映画監督として という話で、大河ドラマ「新撰組!」の脚本もあれば、実在の人物を題材にした舞台作品、或いは歌舞伎や文楽の作・演出などもあり、全くの新境地という訳ではなさそうです。
「こんなシャガール みたことない!」を謳い文句に繰り広げられる展示は、パリ オペラ座の天井画の為の たくさんの習作を始めとし、実に230点にも登る作品が集められています。中には、バレエの衣装デザインや舞台の背景画などもあり、モニターには 実際の公演の様子が流し出されていました。これまであまり知らなかったのですが、宗教画も沢山描いているのですね。浮遊感のある作品の数々に包み込まれ ふわぁ~っと心地よい時間でした。
殿は、現実離れした作風があまり好みじゃないと 常々言っているのですが、これは 版画くらいしか観たことがないからだと思うのです。今回の様な展示を目の当たりにしたら、あっという間に掌を翻す事と思います。ダリや キース・ヘリングの時も そうでしたから。
そんな殿と...
『清洲会議』(11/24 劇場にて)
制作国:日本(2013年)
監督 / 脚本:三谷幸喜
出演:役所広司(柴田勝家)、大泉洋(羽柴秀吉)、小日向文世(丹波長秀)、
佐藤浩市(池田恒興)、鈴木京香(お市様)、妻夫木聡(織田信雄)、
伊勢谷友介(織田三十郎信包)、坂東巳之助(織田信孝)、剛力彩芽(松姫)、
篠井英介(織田信長)、中村勘九郎(織田信忠)、浅野忠信(前田利家)、
浅野和之(明智光秀)、中谷美紀(寧)、戸田恵子(なか)、
瀬戸カトリーヌ、松山ケンイチ、天海祐希、染谷将太、西田敏行 他
三谷作品は TVドラマも舞台も好きだし、映画だって 注目してはいるのだけれど、前作の「ステキな金縛り」は、それほど面白いと思いませんでして... どうも、荒唐無稽な上に 羽目を外し過ぎの感じがして... しかしながら、今作は 三谷映画初の時代劇にして 織田家の跡目を話し合う「清洲会議」という実話がモチーフ。史実がベースとあってか、ウェルメイドな作品に仕上がっていて 安心して観ることが出来ました。物語自体をでっち上げる訳にはいきませんからね。私のイチオシ「THE 有頂天ホテル」の軽妙さには敵いませんが
教科書に載っている肖像画の顔立ちに拘ったというキャスティングとメイクも見所のひとつで、織田家の男子は 伊勢谷友介を除いて「付け鼻」が施されているのだそうです。ところで、今回 初時代劇と言ってはいるものの それは映画監督として という話で、大河ドラマ「新撰組!」の脚本もあれば、実在の人物を題材にした舞台作品、或いは歌舞伎や文楽の作・演出などもあり、全くの新境地という訳ではなさそうです。