たまごのなかみ

千葉県北西部在住。映画・観劇、近隣のこと。毎日 元気に機嫌良く♪

オックスフォード伯って説に一票

2013年01月31日 14時14分39秒 | 観る
幾つかあるシェイクスピア別人説のうち、シェイクスピアのうしろで 実際に書いていたのは オックスフォード伯エドワード・ド・ヴィアであるという説に基づいた歴史ミステリー。
もうひとりのシェイクスピア(1/30 劇場にて)
原題:ANONYMOUS(匿名の)
制作国:イギリス / ドイツ(2011年)
監督:ローランド・エメリッヒ
出演:リス・エヴァンス
     (オックスフォード伯エドワード・ド・ヴィア)
   ヴァネッサ・レッドグレーヴ(エリザベス1世)
   ジョエリー・リチャードソン
     (若き日のエリザベス1世)
   デヴィッド・シューリス(ウィリアム・セシル)
   ゼイヴィア・サミュエル
     (サウサンプトン伯ヘンリー・リズリー)
   セバスチャン・アルメストロ(ベン・ジョンソン)
   レイフ・スポール(ウィリアム・シェイクスピア)
   エドワード・ホッグ(ロバート・セシル)
   ジェイミー・キャンベル・バウアー(若き日のオックスフォード伯エドワード・ド・ヴィア)
   デレク・ジャコビ(案内人)

現代のロンドン、『ANONYMOUS』という舞台の幕が開き 芝居の案内人デレク・ジャコビが観客に語り始める。「時代の魂――我らのシェイクスピア……しかしその存在は謎。ならば少々異端の暗黒なる物語をお見せしよう」。そして、物語は 16世紀末 エリザベス一世統治下のロンドンへ。ところが、物語が始まって間もなく 時代は4年ほど遡り、そして直ぐまた 40年の時を遡ります。物語の舞台は、16世紀の半ばと世紀末を行きつ戻りつ... そんなところが 少々難解と言えば難解なのだけど、実に魅力的なストーリー展開です。ドキュメンタリーではないにも関わらず、なるほど... シェイクスピアの実体は イタリアを訪ねたことのあるエドワード・ド・ヴィアだったから ヴェロナの物語が書けたんだ... と、思わず納得(*^m^*)

水たまりだらけで足元の悪いロンドンの町並みなど、当時を再現した視覚効果も見どころ。『エリザベス』『エリザベス・ゴールデンエイジ』『恋に落ちたシェイクスピア』と併せて、もう一度観たくなる、そんな作品です。


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2 コメント

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観たいなぁ~ (NAO)
2013-02-02 17:31:46
イギリス王室もののお話が好きなので、これ気になります。
でも、近くでやらなさそう(涙)
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NAOさんへ (mayumi)
2013-02-02 21:33:33
少々複雑な構成ではありますが、とても面白い作品です。
都内では1月一杯の上映でしたので、ギリギリで行って来ました ε=( ̄。 ̄;)フゥ

神奈川県内での公開は まだこれからですが、横浜と川崎だけですね。
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