たまごのなかみ

千葉県北西部在住。映画・観劇、近隣のこと。毎日 元気に機嫌良く♪

最強のコメディエンヌ登場

2010年05月12日 16時44分51秒 | 観る
爆笑 爆笑! いやぁ~ 笑いました♪
2人の夫と私の事情(5/7 シアターコクーン

原昨:ウィリアム・サマセット・モーム
演出・上演台本:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
翻訳 :徐 賀世子
出演:松たか子、段田安則、渡辺徹、
   猪岐英人、皆川猿時、水野あや、
   池谷のぶえ、西尾まり、皆戸麻衣、
   新橋耐子

舞台は 第一次世界大戦後のイギリス。上流階級のお屋敷だけど、配給の石炭では 暖を取るのもままならない。屋敷の女主人ヴィクトーリアの現夫は、戦死した前夫の親友....なんだけど、そこに 告別式から2年も経って 死んだはずの夫が戻ってくる。「私には、選べないヮ。だって、2人とも愛しているんですもの」。ところが、二人の夫は ヴィクトーリアを奪い合うどころか 身を引きたがることしきり。そうなのです。ヴィクトーリアは、美しくて可愛気のある女性だけれど、どうもこの世は「私」を中心に廻っていると思っている まぁありがちと言えばありがちな ちょっと達の悪い女なのでした。

そんなヴィクトーリアを、松たか子が 明るく小気味よく演じます。もう、松たか子で保っているような芝居です。いや、原作を活かしつつアレンジした上演台本と演出の妙もありましょうが、兎に角 松たか子が良かった 彼女の発する台詞のどれもこれも 笑いどころ満載☆ 他にも、初っ端の掴みの場面で 松と渡り合った西尾まり、とんでもないメイクの出オチで場を浚った水野あや、とても弁護士の取るアクションとは思えぬ猪岐英人...など、それぞれが それそれの役割をきっちり果たし、なかなか見応えのある三幕でした。
あぁ~楽しかった

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