たまごのなかみ

千葉県北西部在住。映画・観劇、近隣のこと。毎日 元気に機嫌良く♪

いやぁ~ 観ておくものですネ

2014年08月11日 10時01分03秒 | 観る
古き良き...
シェルブールの雨傘(8/9 名画座にて)
制作国:フランス、ドイツ(1963年)
原題:Les Parapluies de Cherbourg
監督 / 脚本:ジャック・ドゥミ
音楽:ミシェル・ルグラン

[配役]ジュヌヴィエーヴ・エムリ
    演技:カトリーヌ・ドヌーヴ
    歌:ダニエル・リカーリ

    ギィ・フーシェ
    演技:ニーノ・カステルヌオーヴォ
    歌:ジョゼ・バルテル

    エムリ夫人
    演技:アンヌ・ヴェルノン
    歌:クリスチアーヌ・ルグラン

    エリーズおば
    演技:ミレーユ・ペレー
    歌:クレール・レクレール

    ローラン・カサール        マドレーヌ
    演技:マルク・ミシェル      演技:エレン・ファルナー
    歌:ジョルジュ・ブランヌ     歌:クローディヌ・ムニエル

    
第17回カンヌ国際映画祭 パルム・ドール受賞。フランス映画で初めて 全編通じてセリフをメロディに乗せた作品だそうで、オペレッタ形式のミュージカル映画です。感情を朗々と歌い上げるのではなく、日常会話の他愛ないひと言ひと言を ナチュラルな動きと共に 節を付けての会話で進行します。なんだかもう それだけで ウフフな感じ♪ 子どもの頃 そんな風に会話したことがあるかも(^w^)

内容は単純な恋愛劇だけど、兵役だの血縁者との柵だの、骨子もしっかりした秀作です。名前の残っている作品って、観て損はありませんね。セリフ全部が歌なので、ドヌーヴ本人が歌っているのかしら... と思ったけれど、残念ながら 歌は全役・全編 吹き替え。同時期のミュージカル映画「マイ・フェア・レディ」でも、オードリー・ヘプバーンの歌は 吹き替えだったし、時代でしょうね。

昨年、デジタル修復完全版が作られ、カンヌ国際映画祭のカンヌ・クラシックスで上映されました。このところ、ファッションも レトロ回帰の傾向が見られたりで、そういった点でも 華やかで色鮮やかで、目を楽しませてくれます。どこかで掛かっていたら、ぜひ一度 御覧になってみて。

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