春に咲く花はたくさんありそれぞれ美しいのですが、その中でも黄色いラッパ水仙には特に心惹かれるものがあります。
遠い昔、まだ自宅には庭などなく、ガーデニングにも目覚めていない頃に知り合いの方からいただいた黄色のラッパ水仙が原点だと思います。
その印象に残る水仙の花は、花びらも花の中心部も濃い黄色でした。
最近見るラッパ水仙の花は花びらの色が淡い黄色のものが多く、少し物足りない気がしています。
我が家の庭でも淡い黄色のものが多数ですが、何本かは濃い黄色の花を咲かせてくれます。
つぼみが開くまでわかりにくいのですが、今日も期待を込めて観察していました。
いろんな花にいろんな思い出があり、花を見ると記憶の奥に隠れていた思い出がよみがえることがあります。
これから初夏まで、我が家の庭でもたくさんの種類の花が咲いてくれます。
今年はどんなことを思い出すか、楽しみのような、怖いような。
啓翁桜の開花も進み、春の訪れを感じさせてくれます。
春の訪れとともに、庭の花の主役も交代していきます。
クリスマスローズの花は今が盛りです。
花の少ない時期に玄関前を飾ってくれたクリスマスローズの花も、もう少し暖かくなれば終わりです。
寂しいですが、また次の開花に向けて世話をしなければなりません。
春とともに忙しいガーデニングの作業が始まります。