めっきり寒くなり、晩秋とはいえもう気分的には冬到来です。タイヤは先週冬用に交換しました。
この季節になるとよく食べるのがミカンですが、数年前から「デコポン」という種類が一番気に入っています。
「デコポン」は登録商標名で、「清美」と「ポンカン」を交配してできた「不知火」という品種の果実です。熊本県の不知火町で栽培が始まったので登録品種名は「不知火」というそうです。
「不知火」の栽培地域は日本各地に広がっていますが、その果実を「デコポン」として出荷するには厳しい基準が定められているそうです。
私が数年前に買った苗木には「デコポン」との名前がついていましたが、上の説明からすると間違っていますね。
正しくは「不知火」の苗木で、できた果実が「デコポン」と呼べる基準を満たしているかどうかが問題になるのですね。
まだ熟さず、食べても見ていないので、「不知火」の実が「デコポン」になるかどうかは現在不明です。
ややこしくなってきましたが、とにかく私は「デコポン」が気に入っています。
「不知火」の葉はアゲハチョウの幼虫に食べられ、かなり傷んでいます。
3年前に苗木を2本買い、1本は畑に地植し、もう1本を鉢植にしています。
畑の方には11個の実がつきかなり大きく育っています。鉢植の方には3つの実ができていますが、畑よりずいぶん小さめです。
どちらも果実の色は黄色と緑と半々なので、収穫時期はまだ先ですが、無事に収穫できるかどうか・・・。心配なのは鳥害です。
ブルーベリー、ブラックベリー、スモモ、ヤマモモ、イチジクの収穫に成功し、今年は小さいながらもフェイジョアの実を味わうことができました。
そう、オリーブも収穫でき、塩漬けにして食べる準備中です。
収穫に至っていないのは、ザクロ、レモン、デコポン、サンシュユです。
もともと気が短いのですぐに成果を求めがちなのですが、果樹はそう行きません。
辛抱しながら待つことを教えてくれているようにも思います。
上部に少し「デコ」ができています。