小さな庭とベランダ菜園の楽しみ I enjoy gardening and growing vegetables !

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ベランダ菜園日誌~「主」なくても・・・続き

2020-08-02 | ベランダ菜園

今朝もベランダ菜園の写真が届きました。

鉢栽培のレモンの実も大きくなり、色はまだ「青い」ままですが、すでに「レモンらしい」形をしています。

私の記憶では他に少なくとも4個(全部で5個)は生き残っているはずです。

家庭菜園のレモンも10個以上できているので、今年の冬はお気に入りの蜂蜜レモンをたっぷりいただけそうです。

ただ、台風の直撃が心配ではありますが・・。

 

ズッキーニの後に定植したバジルも順調に大きくなっています。

コンテナの土はそのままで、腐葉土を追加してかきまぜただけですが、病気や栄養障害も出ず元気な様子です。

もう少し大きくなると花穂が出てくるので、見つけたら直ぐに切り取らねばなりません。

放置すると花穂に栄養が取られ、若葉のサイズがどんどん小さくなってしまうのです。

バジルは茎の途中で切り取ると脇芽が数本大きくなり、切り取る前より背も高くなり、葉の数も増えてくれます。

順調にいけば、8月中旬から3回ぐらい収穫しバジルソースを作ることができます。

上の写真の左上部隅にイタリアンパセリが写っています。

もちろん種から育てたのですが、我が家では普通のパセリよりこちらの方が人気があります。

茎の先の方の葉を切り取って食べるだけで、しかも直ぐに若葉が伸びるのでとても便利です。

赤唐辛子のタカノツメも色づいてきました。

我が家では赤く色づいたタカノツメを、天日干しで乾かし、フードプロセッサーで「一味(いちみ)」に加工しています。

乾かす途中で色が変色するものが多く、収穫量に比して加工できるの量はかなり少なくなります。

また、種には辛み成分がなく、色も白いので、真っ赤な一味をつくるためには加工前に種を取り出さなければなりません。

それが手間でもあり、とても危険な作業なのです。

ゴム手袋をしながらの作業ですが、目がかゆくてその手で触ったりしたらえらいことになります。粘膜が辛み成分にやられてとにかく痛いのです。

こんな苦労して作る一味ですが、自分も気に入り、おすそ分けする知人からの評判も良い(悪く言えるはずがありませんが)ので、今年もチャレンジです。

 

「一味」に加工しないタカノツメも使い道があります。

ホワイトリカーにタカノツメ(生のままでよい)を漬け込み、辛み成分を抽出したトウガラシ液が殺虫剤の代わりに使えるのです。

そのままでは濃すぎるので何倍かに薄めて使いますが、アブラムシなどの害虫にけっこう効果があるように感じています。

我が家ではバジルソース、一味の他に粉山椒も作っています。

山椒の木は家の裏側に1本あるだけで日当たりもよくないのに、毎年、ざる1杯程度の実をつけてくれます。

収穫時にはとげで手が傷だらけになりますが、それにも増して自家製粉山椒の香りのよさは魅力的です。

乾燥させた後、すり鉢ですりつぶし、目の細かいふるいにかけて黒い種を取り除きます。

残った粉山椒はわずかですが、一度にたくさん使うものでもなく、ウナギはもちろん各種の丼物のお供にたいへん重宝しています。

私の残る「野望」は自家製オリーブオイルの加工です。

大きく育った木が1本ありますが、1本では(1種類では)あまり実ができません。オリーブは自家受粉しにくいのです。

最初は2種類あったのですが、家庭の事情で1本を取り去ったたため、それ以降、実の数が極端に少なくなっています。

限りある土地の中でどうクリアするか、目下思案の最中です。

写真下:2017年10月25日 収穫したオリーブ


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