ベランダで野菜やハーブを育て始めてもう10年以上になりますが、この間、自宅の庭を広げたり、近くに畑を確保したりで、
ベランダ菜園の役割は小さくなっています。
でも、葉ネギやリーフレタス、ミニトマト、ミントやバジルのハーブなどは、必要な時にすぐ採りたいのでやっぱりベランダですね。
最近注目している「四季生りイチゴ」もヒヨドリやナメクジ対策を考えるとやっぱりベランダ栽培です。
それに、庭上では場所をとる果樹もベランダでのコンテナ栽培なら小さく育てられ、網で鳥害も防ぎやすいですね。
現在ベランダにある果樹は、ブルーベリー5本、ブラックベリー2本 、イチジクが3本。どれもベランダ栽培向きでおすすめですが、
これから果樹栽培を始めたい方には特にイチジクがおすすめです。
2年前の冬、ホームセンターで半ば枯れかけた苗(種類はドーフィン)を安く買ってコンテナに植えたところ、春先からぐんぐん大きなり
その年の夏には熟した果実を数個収穫できました。その実の美味しいこと!
これに文字通り「味をしめ」、今年の冬には売れ残ったイチジクの苗を2本買い足しました。これらも今、数個の実をつけて収穫を待っています。
もちろん最初に買った苗はさらに大きく育ち、たくさんの実をつけています。
さらにイチジクの良いところは、挿し木が容易ですぐに大きく育つことです。
今年の1月ごろ、最初に買った株の枝が伸び過ぎたので剪定したのですが、もしやと思い切った枝を3本挿してみました。
そのうちの1本が根付き、夏には小さな実をつけるほどになっています。さすがに春先に挿し木したものは、まだ小さいままですが、イチジクは
挿し木が容易で、しかも成長が速いように思われます。
まだ我が家のベランダには余裕があるので、夏場の日よけをかね5株ぐらいをコンテナ栽培したいと思います。もちろんもう苗を買う必要はありません!
他に、四季生りイチゴのランナーもたくさん伸びているので、数年後にはベランダの主役は、ブルーベリー、ブラックベリー、イチジク、そして四季生り
イチゴになる予定です。夢は大きく!努力は着実に!です。
今年の冬に挿し木したもの
奥の背の高い株が2年もの
手前が1年もの(今年の冬に買った苗)。
ベランダの様子。手前がブルーベリー。中央が葉ネギとバジル。奥に見えるのがイチジク。
写真に写っていないが、右側にはブラックベリーやトマト、各種のハーブなどがある。