※これまでベランダ菜園で育てた作物のうち、去年うまくいったものを紹介しています。
5 バジル
以前からハーブには関心があり、バジルも種から育てていました。
栽培は難しくなく、春に種をまくと無駄なく発芽していっぱい苗ができますが、、ミントやレモンバームなどと
違って日常的な使い方があまり分からず、せっかくの香りの良い葉をほったらかしにしていました。
ところが、一昨年職場の同僚からバジルペースト(ソース)を利用するジェノベーゼパスタのことを教えても
らい、いっぺんにベランダ農園の主役に躍り出ました。
4月下旬に種をまき、苗が5センチ程度になればプランターなどに移植します。
普通のプランターなら4~6本程度植えられます。
茎が長く延びてきたら適心をかねて茎の途中で切って収穫します。
残った茎のわき芽が何本もすぐに大きくなり、2週間程度でまた収穫できるようになります。
昨年の初収穫は6月下旬で、それ以降11月上旬まで何度も収穫できました。
バジルソース作りにはたくさんの葉が必要なので、普通のプランターで栽培するなら3~4個必要でしょう。
1~2週間ごとに半分ずつ収穫しソースにすればフレッシュなバジルソースが常備でき、ジェノベーゼパス
タやサラダ以外にもいろんな料理に用いることができ重宝します。
6月 初収穫直前
10月上旬 わき芽がたくさん伸び、その分葉の大きさは小さくなります。
バジルは、トマトのコンパニオンフランツとしても有名です。私もトマトのコンテナにバジルを植え、葉が茂
ったらそれも収穫しています。
~バジルソースの作り方~
インターネットで検索でいろんな人の作り方を勉強しましたが、結果的には最もシンプルな方法を採用
しました。
材料 バジルの葉、塩・コショー、ニンニク、オリーブオイル
手順 ①摘んだバジルの葉を水洗い
②バジルの葉の水切り
③ミキサーの底にニンニク2片を入れ、その上にバジルの葉をいっぱい詰めてオリーブオイルを適量
加える。
④塩コショー適量をふりかけ、ミキサーを回します。
ミキサーが空回りする場合には、上から長いスプーンなどで押さえる必要があります。
出来上がったら容器に移し、上から酸化防止ようのオリーブオイルを垂らしてうすく覆います。
冷蔵庫に保管すれば2週間程度は大丈夫なようです。
バジルソースで薄く緑に色づいています。トマトもとうがらし(伏見甘長)も自家製です。
~栽培上の注意点~
①花穂が出てきたら切り取ること。花を咲かせると葉の香りが落ちるらしい。
②害虫による被害(ハダニなど)がよくでるが、生食用なので殺虫剤は使えない。
葉が巻いたり、枯れてきているの見つけたらすぐに茎の途中から切り取って処分する。ほっておくと株
全体が枯れてしまう。
害虫の被害は普通では防ぎようがないので、株の本数を増やしてリスクの分散をすることや被害の早
期発見と駆除が重要。
(続く)