一人分作りました。大根、人参、厚揚げに餡餅、白みそ仕立て。
餡餅がないので平餅の上にあんこ載せ、トッピングは本当は汽水域で採れる青海苔だけど、お好み焼きのアオサで代用。
でも、なんとなく、それらしくなりました。これがないと私の場合、お正月が来ない。昔は大嫌いだったのに、50歳過ぎてから、急に食べられるようになりました。
夫は普通の丸餅で。餡餅にはものすごく抵抗があるらしい。羽交い絞めにして口へ入れても吐き出すかも。したことないけど。
お正月用に作った絵付けの皿、いろいろ出してみました。実際使ったのは左上の南天、二枚のみ。
でも、出すだけで楽しい。
水引細工は私の結納の使いまわし。43年前だけど、まだまだ使えそう。
織りの先生からご丁寧に年賀状が。慌てて、昨年五月以来、家で織ったもの各種を並べて写真撮って、年賀状作って、もう出した。やれやれ。
残りも書いて出した。結局年末分と合わせて20枚くらいに。
夫が腰を痛めた。大みそかに姑様の風呂を腰をかがめて磨いていて、痛くなったそうで。上半身を右に傾け、そろりそろりと歩く。
湿布は貼ってあげたけど、どうしようもないらしく正月早々元気がない。初詣も省略。
というわけで、ほとんど記憶にないくらい、どこへも行かない、誰も来ない静かなお正月。それを寂しいとも思わず。
これからは多分こんなお正月が増えていく、その前触れのような元旦でした。