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紬を着てみた

2025-01-30 | きもの
 
来週は怒涛の会場当番。全日の日もある。その日の気分で着物着て行くかも。
出して、ちょっと着てみましょう。
 
泥大島のシンプルな柄、絞り染めの帯など。

 
帯揚げは縮緬に変えてみました。
分かりにくいけど、帯締めは紅白歌合戦風に。
横に吊るしているのは来週展示する作品。
吊るして保管するよう指導されたので、陽の入らない部屋に。




この時期なのでコート必須。
取り外しのできるマフラー風衿付。この衿の形、好きです。
10年以上前、千田わっしょい祭出身。
正絹、手縫い、殆ど着てなさそうだった。ワンコイン。
呉服屋へ行かない私。すみません、またしてもびんぼくさい話で。
 
着物の方はネットで調達。着て外出していたら・・・どこだったかな・・・忘れたけど、これも全然知らない人から「いいもの着ている」と褒められたことがあります。
嬉しくなって、お礼を言った後、つい値段を言うとその方、絶句。
「そんなに安く買えるのならデパートでものが売れなくなるはずよね」ですって。
 
呉服屋は怖くて近寄れない極貧着物生活の私、適正価格というものを知らないので、その反応に驚く。
 
「私は京都で着物を仕立てていたのでわかる。祇園祭の稚児の着物も縫っていた。あれは稚児になる子が決まってから一月くらいで縫うのよ。夏だから絽で」との貴重で興味深いお話を伺いました。
 
稚児に選ばれるのは名誉なことだけど、もちろん着物などは自前ですよね。伝統的な祭りも京の町衆の財力あればこそ。
たった一回きりの着物にお金をかける。いえいえ、斎王代の方がもっと大変そうです。
いずれにせよ、私には縁のない世界だけど、そんな世界の話を聞けただけでもよかった。それもまた、着物を着ていたからこその効用。
 
大学の染織コースに通ったばあちゃん、修了作品展で織の着物に染の帯で受付に座る。それもまたいいかなと。作品がイマイチなので、着物で盛り上げる。
友達が何人か来てくれる。お土産に渡すチョコも買った。

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