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糸が届いた

2024-08-03 | 機織り

注文した糸が届きました。2か月くらいデザインあれこれ考えましたが、もういいアイデアも浮かびそうになく、今織りたいものを織ることにします。

明日から整経です。

糸は多めに。今回も緯糸は表に出ないので、残ったら適宜緯糸に使う。

毎日暑いけど、嫌になったらやめることにして一日一行程。


金曜日に大学工房で一人で作業していたら、先生が午後から来て「もう夏季休暇」と言われ、恥ずかしい思いをした。

でも事務室からもらった出欠表は、8月初めの一週間まで書く欄がある。

そして年度初めに貰ったカリキュラムでは9月から後期。でも社会人講座のスタートは10月かららしい。どっちなんだ?

週明けに事務室に電話して確認の予定。

9が末まで夏休みとばかり思っていたけど、どうなるんでしょうか。

私の勘違いとしたら、これもまた認知症への大きな一歩。


チェストの上のランナーでもなく、カバーでもなく、何といえばいいのか知らないけど掛け替えて見た。

これは、一昨年の秋、団体の勉強会に誘われ、何か持って行かなければならなくなり、慌てて織ったもの。

裂き布でオーバーショット(組織織)をするという無謀な試み。何考えていたんでしようか、まったく。

材料は紬と白いのは胴裏。余りに慌てて水通しもせず、織った後で洗ったら白だけえらく縮んだ。会の先生に見せるのが恥ずかしかった。

で、昼夜織りの切れ端見せたら、これにしなさいと言われたんだった。

あれからまだ2年も経ってない。話を聞くだけのつもりで行ったら、もう私は応募することになっていたのでびっくり。翌月に京都で展示があると言われて、旧日銀京都支店隣接の立派な美術館へ見に行った時は、一生に一度でいいからこんな立派な所で自分の作品を発表したいと憧れたものであります。

いろいろな方に引っ張ってもらって、機織りを続けてきたのだと、昔の下手な作品見てしみじみとした。

ただの裂き織り(平織り)の方が、きれいに出来たように思う。久しぶりに出してみた。

夕方の「人生の楽園」という番組で、佐久市のつたやという一棟貸しの古民家民宿、藍染や裂き織りの体験ができるとのこと。近ければ友達誘っていくのだけど、あまりに遠い。元は呉服商だったらしい。

使わなくなった機織り機をたくさん座敷に並べ、昔の手紡ぎ手織りの着物いろいろ。もったいないなあ。切り刻むのも忍びないけど、洋服、袋ものではなく、布団にするならあまり細かく切らずに済みそう。色もとてもきれいだった。


先日、会派のホームページで、受賞者のインタビュー動画を見た。

作品のたたずまいと作者の雰囲気が驚くほど連動しているのが不思議といえば不思議。

逆に言えば、髪型、服装、ものの言い方で作品も想像がつく。

皆さん、一本筋の通った人生を歩んで来られたのが、Youtubeの画面からよく分かった。派手ではなく、服装も品があって素敵だった。

入選して東京へ展示を見に行って、入賞して懇親会に参加して・・・ここまでは何とかやって来れた。次はさらに上位の賞を頂いて、動画デビューしたいところだけど、それはたいそう困ります。人様に姿かたちを晒したくない。

覆面レスラーがいるように、謎の覆面工芸の人って、それも目立ち過ぎだし。

あれこれつまらないこと考えずに、暑いので年寄りはおとなしく家にいて、とりあえずあすから頑張ります。

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