吉和は涼しいと、吉和に別荘のある人が話していたそうで、夫と二人、日帰りで出かけます。
着きました。我が家からは高速経由で70分ほど。
ウッドワン美術館 広島|マイセン・ゴッホ・ルノワール・麗子肖像|
企画展は段ボール物語。女性作家です。
段ボールで形を作り、表面は和紙?
動物たち。
花いっぱい。
花と妖精。
金魚。
蛙と蜘蛛。
続いて新館のコレクションいろいろ。
絵画は撮影禁止。動物をテーマに日本画、洋画いろいろ。
川合玉堂、橋本関雪、前田青邨・・・そして別枠で、目玉は岸田劉生、麗子像、ルノワール、藤田嗣治など。
続いてガレのコレクション。
恐れ多くて写さなかったけど、よかったのでしょうか?
逸品ばかりで見応えがありました。
続いてマイセン各種。
水のイメージ 飾り壺。
ギリシャ神話の神々。
大型の壺
ルイ16世の胸像入り。
ガラスその他の工芸品。リキュールセット。
時計と宝石入れ。豪華。
装飾いっぱいの壺。
大変見応えがありました。
20年以上前、夏、冠山に登った帰りに寄った記憶がありますが、それから月日は茫々と流れ、今回は山歩きはしません。
隣はホテルと売店。
夫がジュースを買うので、木陰で待ちます。
11:23で27度。涼しい~~
最高でも29度だそうです。ケヤキの木陰に吹く風がさわやか。
オミナエシがもう咲いている。高原の夏。
ツリガネニンジン。
サギソウ。
密集。
売店で木材を売っています。吉和は広島市の西隣、廿日市の山間部です。
木材産業が盛んです。
美術館併設のカフェで昼をいただきます。
ゴルゴンゾ―ラ。
マルゲリータ。
窓の向こうの夏山。
店内もマイセンのコレクション。
いいものがいろいろあります。
続いて吉和ふれあい交流センター内の歴史民俗資料館へ。
石器などに続き、昔の生活道具各種。
吉和は木材の産地。木挽のこ、各種。
これなら私も分かる。
田植え用定規。苗を入れる「ふご」と天秤棒。
田下駄。田下駄は弥生遺跡からも見つかる道具。
唐箕。コンバインが行き渡るまでどこの農家にもあった。左は牛にひかせる鋤のようです。
筵機。筬の角度を変えて藁を通すようです。
今の卓上機と同じ原理。
糸巻き(綛から整経用の糸巻きを作る?)。
手前は菰機。筵がきっちり織るのに対して、菰は緩く織り、緩衝材、梱包材として使う。
真ん中の溝に藁を数本入れて、吊るしている杵状のものに巻いた縄を前後に動かして織っていく。
これは5,6歳のころ、母が雨の日に納屋で使っていた記憶がある。
退屈な私たちはその横で遊んでいる。
ついこの間のようだけど、今や立派な古民具。
夫は見たことないものばかりで無言。
外はひまわり畑。向こうの特徴ある山頂は吉和冠山。
昔、吉和冠山の頂上手前でおにぎり食べたら、今食べるんじゃないと文句言われたことをきょうは蒸し返す。山へ行ってまでえらそげに言わんでほしい。食べたいものを食べたい時に食べる。水も自由に飲む。改めて宣言する。
はいはい、もう言いませんって、本人はそう言っていた。残りの人生、衝突なく行きたいものです。
参考画像。スペインのひまわり畑。2016年6月。
6/10 郷愁のコルドバ - ブログ (goo.ne.jp)
続いて知り合いの別荘がある吉和の里へ。
西の軽井沢として売り出していましたが、今は落ち着いたたたずまいに。
広島市内から1時間ちょっと。高原の様子を少し楽しんできました。
帰ります。
急に思い立った手軽なお出かけでしたが、高原の涼しさを味わえてよかったです。
インターへ入ります。
夏空。夏雲。
年々再々、夏同じくして人同じからず。ひと夏ひと夏を楽しむ。