My Song My Foolish Heart

4月に12年の単身赴任が終わりました!、山が好き、キースジャレットが好き、街道歩きが好き、2012年中山道を完歩しました

廃虚に乞う

2012-02-23 01:19:52 | 読んだ本

廃虚に乞う

物語は北海道警捜査一係の刑事 仙道孝司が主人公

といっても、大きな衝撃的事件に遭遇し、心の病を患い休職中

休職中の刑事が、いろいろと依頼を受けフリーで捜査をする連作短編

この中の1話が廃虚に乞う

19歳の時、暴行殺人でつかまり出所するなり殺人を犯す犯人・・・

その犯人の生い立ちを読んでると、とても悲惨な悲しい少年時代をすごしたこと

が心をちくちくする、今では想像できない炭坑町で食べるのができるかできないか

の中で育った母子家庭・・・

昨日のニュースで悲惨な事件がありました。

45歳の母親と4歳のこどもが静かにアパートで亡くなっていたというニュース

詳しいことを知った時、なんともいえない気持ちになりました、母親はくも膜下出血

でなくなり、こどもは障害をもってるこども・・母親がたおれどうしようもできずに衰弱死

世間の片隅でひっそりと暮らしていた母子がだれにも気がつかれずなくなっていった・・・

近所のネットワークが崩壊してる現代独特の悲しいできごとです。

という自分も寝る前に考えることがあります。

夜中にくも膜下出血や脳梗塞 心筋梗塞になったら・・・

たぶん、どうしようもないでしょうから、覚悟しないと

単身赴任ですからどうしようもありません。

幸いにも会社の人が発見してくれるでしょうけど・・

と思うと昭和の時代はよかったのかな・・

夏になれば夜ごはん食べたあと表にでて近所の人と涼みながら

話してたり、毎日でした。

賑やかだったなあと振り返れば思います。

今は地のつながりは薄く(血のつながりもうすいかも)会社の

つながりが濃い、変な時代

ふりかえれば自分が生まれた60年代はいい日本の時だったなあと

よく思います

なんて殺伐とした時代だろうか、自己啓発をしても社畜にはならない。
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