
山本周五郎を最近読んでます、以前も読んでたのですが途中で読まないようになって
しまいました。30代で読むのは少し違うのかもしれないかも
山本周五郎の戦前の話はどうも国にあわせた美談が多いように思えるので
終戦後の作品を極力読むようにしています。
下町の人情物はさすがにいいですね、二作とも下町人情物
いつも思うことですが、下町物を読んでいて昔の方が生活は大変だが心は豊かに
過ごせていたのではと、近いところでは自分たちの子供のころ、さほど豊かでは
ないですが、それなりに楽しかった時代だったような気がします。
生活は全体的にダウンサイジングしてもいいのではないかと最近思うようになって
きました。豊かではないが家族なんとか暮らしていける感じがちょうどいいと思います。
とはいっても、昨今の家族はほぼ崩壊状態のところも多い、外にでれば誘惑がいっぱい
最近の若者はお金をあまり使わない傾向にあるといってました、
それでいいのではないかと思います。