伊集院静さんが亡くなられました。
好きな作家なのでこれからは新しい作品が読めないかと思うと残念です。
特におとなの流儀シリーズは愛犬ノボとの別れが最新刊で終了になりました。
6つの短編 いずれも伴侶や兄弟、大切な人がいなくなってしまった主人公
たちが描かれてる。
哀しみを抱きながら何とか前を向いて歩きだそうとする物語・・・
夫をなくした由美は哀しみの中、息子の茂を育てていた、野球少年の茂を
通じて、亡き夫の想い、そして息子の成長を知る(「夕空晴れて」)
失踪した親友の妹、公子を訪ねた是水は、いまだに兄の行方を追う公子と
話すうち、若き日に事故でなくなった弟の事を思い起こす(「くらげ」)
のほか6篇の物語