会社の帰り道に八重洲ブックセンターがあるので、週に1回は必ず立ち寄る習慣、
必ず新刊とか見る。銀婚式・・・ちょうどおれぐらいの年齢の男だな・・
家庭も職場も失った。
帯につられて買った。
ものがたりは、証券会社NY本部で忙しくきわめていた高津は、一緒にいった妻との関係が壊れて離婚
会社も破たんする、破たん処理をすませて日本に戻るところから話が始まる・・
再就職先は中小の損保、厳しい現実
再び再就職した東北の新設Fランク大学で講師から教授へ 都落ちの寂寥感に沈む高津のもとにあらわれたのは
学部長秘書の清楚な女性だった・・・そして再婚の道へかとおもいきや・・・
低迷する日本経済の中でもがきながら生きるビジネスマン・・同感する部分がやはりある。
一寸先は闇。あの雪印や・・東芝や・・いきなりくる経営難や廃業・・
おいらはなんとかあと9年間定年まで働けばいいのだが・・
銀婚式て特になにもなかったというかしなかったというか27年がすぎた。