My Song My Foolish Heart

4月に12年の単身赴任が終わりました!、山が好き、キースジャレットが好き、街道歩きが好き、2012年中山道を完歩しました

カルト資本主義 斎藤貴男を読む

2019-06-10 19:46:35 | 2019年本

この本は1997年に発刊され2000年に文庫化され2019年3月増補版が出版された。

カルト資本主義という言葉のとおり、オカルト 宗教 洗脳の企業とその方法を書いている。

カルトの紹介として

ソニーと超能力 ソニーは秘密にしてる研究室 ESPER研究室 いわゆる超能力の研究

そして永久機関 一度、動力を与えれば永遠に動き続ける夢の機械 「永久機関」はエネルギー保存則の発見に

よりその存在を否定された・・だがこの国の大企業は信じてないようだ・・・

そして有名なのが京セラの稲森和夫の稲森塾というオカルトな新興宗教のようだ・・

自分が一番おどろいたのは、京セラの社員の墓というのがあるらしい、そこの墓はなくなった京セラの従業員が

みんな眠ってるんだとというのは驚いた・・宗教じみてる企業

神戸の震災でカルマが消えたと震災後いった稲森和夫・・なんという非人間的な発言か・

知っている京セラの働き方はブラックだと・・

万能微生物EMと世界救世教

ヒューマンポテンシャル運動の日本上陸そこから自己啓発セミナーブームが起こる・・

自己啓発ほどおそろしいものはない・・自己啓発するということはまず自己を否定することにより生まれ変わる

という側面がある、すべてのインチキ カルト 自己啓発セミナーなどはそこから入り 洗脳をする。

そして1990年代に船井幸雄 カルトビジネスのドン 船井研究所はかなりひろく中小企業を中心として

ひろまった・・自分も仕事をしていて得意先から船井幸雄の本を読めとすすめられた。

その他

あちこちで裁判がおこなわれたヤマギシ会 これはおそろしい、オウム真理教につながるような・・

そしてアムウエイ マルチ商法で多くの自己破産者をだしたが、一部法規制はしたが日本でもまだ活動して

最近はもりかえしているようだ、アムウエイはアメリカ共和党のスポンサー企業でもあり、日本でも大めに見て

容認している、お墨付きのマルチである、今はうまいことネットワークビジネスというがマルチである。

斎藤氏がなぜこのタイミングで増補版をだしたかというと

東京五輪に対してマスコミ、国をあげて国民に協力を求める流れになっていることに危機感を感じておられる

無償で労働を求められる 教育現場でもボランテアを強制される 

そして安倍、この国では安倍に逆らわず従順にすることを求められる 水道法 入管法 そして日米FTA

これをみても安倍は愛国者ではない売国奴だ・・

危機的な日本がきている、それは依然流行したカルト資本主義が姿を変えて現れていく

警鐘をならす。

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