小説家で日本の作家で一番好きな作家 である藤沢周平
あれとあれはまだ読んでないという本はあるがほぼ90%ばかしは読んだ。
中学生から大学生まで時代小説と言えば司馬遼太郎だった、そのあと山本周五郎を読んで
30代からは藤沢周平を読んだ・・
藤沢周平の時代小説の特徴とはなんであろうかと考えるのですが言葉でうまく言えない
言葉を選ぶなら 清らかな 下から見る視線 肩肘をはらない 目立とうとしない
見えないところに光をあてる 雪国 ・・・庄内
この本は藤沢周平氏が新聞や週刊誌に乗せたエッセイ集です。
歴史の裏話 鳥居元忠の奮戦 庄内藩主酒井忠発 大石内蔵助の真意 一茶という人
などなど・・それと独り言
読んでいてここちよいのは、読者の視線からというのと自分を自慢しない 自分の大きく
見せない のが藤沢周平さんの人間性がでているような感じがする。
エッセイで残念なのが小説は好きだが浅田次郎のエッセイ 伊集院静のエッセイは好きになれない
なぜなら上から目線だからだ、自分はどうしようもない奴だといいながら大きく見せるのがうまい
のがなぜか鼻につく、その手のエッセイは好きになれない 読んでいてやる気もわかんし
・・・たぶん若いときに読んだら 30代に読んだら共感するのかもしれない
もう60が見えてきた今はやはり藤沢周平さんの言葉に共感する。