佐野眞一の本
2007年刊行の本なので10年以上も前の本ですが、読んでみて全然古くはない、今現在の時差も
内容に読むことができた。
ルポルタージュ ノンフィクション作家
自分が初めて読んだのは、カリスマ 中内功とダイエー王国
東電OL殺人事件
最近では宮本常一が見た日本
佐野さんの本はすべて弱いものの視点からすべてをとらえている、見たもの歩いて感じたものを中心に
書かれている、これはこの本でも歩く民俗学者宮本常一さんを尊敬し、宮本さんの人間としての
あたたかいまなざしに影響をされているのだろうと思う。
この本の最後は日本の下層社会として足立区でおきてる問題をあぶりだしている。
読んでいて、この10以上前のこの状況からより貧困化は進んでいるのだろうといえる。
日本の子供の6人に1人は貧困な環境にいるというデーターもある、確かに朝食はとらない
親がダブルワーキングやネグレクト状態でまともに食事できるのは給食しかないという子どもも多い
朝 授業中に寝てしまうこどもや倒れるこどもも増えていると聞く、低血糖症になっている。
こんな事態は10年以上前からあった問題で、これに輪をかけたのが小泉 竹中の構造改革
派遣労働法の改悪のくりかえし、爆発的に派遣労働が増大し 非正規雇用が増える。
日本は二流国だといえる・・・これほどの貧困がすすんでいる国は二流三流国だろう
ましてや安倍の身内や縁故経済を回すような独裁政権内では以前の中南米の独裁国とかわらない
外国訪問して落としてきた60兆円もの金、不良品のアメリカの戦闘機を買う言い値で買うムダ金
イージス アショア3000億円の無駄、沖縄辺野古基地工事の軟弱地盤工事でかかるばくだいなる費用
安倍は何をかんがえてるのだろうか、漢字もろくに読めない男が・・・
この国のトップのレベルは国民のレベルと一緒だということです。
年末に最後にいいたいとをいいました。