葉室麟の本もかなり読んだ、だいたい8割がたは読んだかなと思う、二年前に亡くなられたので
残念だが・・
すがすがしい一本の道のような話が氏の本だ。
シリーズ 羽根藩シリーズ第四弾。
ものがたりは・・・
一揆から三年豊後羽根藩の欅屋敷で孤児を見守り平穏に暮らす、楓の許を、謎の男草薙小平太が訪れる。
彼には楓の元夫で大功を挙げた後、藩主三浦兼清の旧悪を難じ上位討ちにあった前家老・多門隼人と因縁があった。
だが、楓と出会った刹那、小平太の中に一つの思いが芽生える。
やがて兼清の罪を断じ羽根藩の改易を目論む幕府の巡検使の来藩の時が迫る中、旧悪を知る楓たちに魔の手が・・
人はかくも不器用でかくも愛おしいのか・・
羽根藩のシリーズは蜩ノ記からです、これを読んだ時から葉室麟を読むようになった。
このようなすがすがしさ、今の政治家の先生に見習ってほしいね。