50代になって以前読んだ本を再読しています・・
浅田次郎も10年前に読んだのと今50代で読むのとは全く違うというか心にぐっとくる、10年の時間はやはり
大きいのだなと思う、40代はいいことがあまりなかったがパッとしなかった・・とりあえずなんのこともなく
厄年をひきずりながらきた感じだ。
だからこの短編集を読んで心がうごくのだろうか・・すべてがハートウォーミング
タイトルの月のしずくは、袖ケ浦のコンビナートで荷役で働いてる独身男、酒だけを飲むのだけが楽しみ
そんな男のもとにひょんなことから美しい銀座の女と出会った、出会うはずのないよな二人がであった・・
そして女は男のボロアパートにしばらくすごす・・
癒しのドラマ・・
そう癒しの物語がいっぱいはいってる。
読んでいて心が救われるような感じがした。
ぱっとしかった40代もそれもよかったかもしれない、50代も特にいいこともないがそれでよしとしよう
と思えることができた。
さすがは浅田次郎だ・・・