My Song My Foolish Heart

4月に12年の単身赴任が終わりました!、山が好き、キースジャレットが好き、街道歩きが好き、2012年中山道を完歩しました

雨と詩人と落花と 葉室麟を読む

2023-07-21 21:14:21 | 2023年本

久々に葉室麟を読んだ・

時は大塩平八郎の決起など各地が騒然としてる激動期。

天領豊後日田の広瀬旭荘は私塾・咸宜園の塾主として二度目の妻・松子を

迎える。

剛直で、激情にかられ暴力をふるうこともある旭壮だが、本質は心優しき

詩人である。松子は夫を理解し支え続けた。

しかし江戸で彼女は病魔に倒れる。

儒者として漢詩人として夫としてどう生き李べきか、動乱期に生きた詩人の

魂と格調たかい夫婦愛を描く・・・

本の題になったのは・・

しゅうほそうけい

道を取ること斜めに

桃花多き処是れ君が家

晩来何者ぞ門をたたきいたるは

雨と詩人と落花となり
コメント (2)    この記事についてブログを書く
« 豚匠 ロースかつ定食(大阪... | トップ | 釘抜地蔵はまだ七夕 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (そらへい)
2023-07-23 20:38:48
梅雨が明けて気温35度の猛暑日が続いていますね。
私の消夏法は読書、夏は大物長編などを読む時に
当てていたものですが、最近はさっぱりです。
何か手応えのある本を探さなければと思いながら
手近にあるどうでも良い本を読んでいるこのごろです。
葉室麟さんは「蜩ノ記」を読んだだけですね。
返信する
Unknown (ken)
2023-07-29 09:48:42
そらへいさん
自分も今年の夏は読書三昧にすごそうかと思っています、外に出かけるのが危険すぎますよね
大作で読んで見たいのが山岡荘八の徳川家康です。
なかなか着手できずにいます。
葉室麟はいいですね、どことなく藤沢周平の九州版みたいな感じです。葉室麟は結構読みました。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

2023年本」カテゴリの最新記事