庭にある古木のザクロの花が満開です。

このザクロの木は庭を作った当時、最初に植えられた庭木の一つと思われます。樹齢は130年以上。我が家の庭を象徴する古木です。

しかし、年々、樹の勢いが弱ってきていることが気がかりです。そのため、昨年の剪定は、枯れ枝を切るくらいにし、上に伸びる徒長枝もあまり切らずに残しました。
今年は、近年になく新しい芽が吹いています。

空洞の枝が年々目立ってきました。

花が満開と言っても、一面に咲いている訳ではありません
この程度の花で、ここ2、3年は葉の茂り具合も少なく、当然花数も少ない状態です。

昔は花数も多く、実もかなり成りましたが、昨年実を着けたのはたった2個でした。しかし、今年のザクロの状態は、近年では比較的良さそうに見えます。

葉も茂り、色も濃いので勢いを少し取り戻しているようです。

花数も少し偏ってはいるものの、まずまず。もちろん以前のようではありません。昔は樹全体にこのような花が咲いていました。

花は鮮やかな朱色で、形が独特です。

蕾も面白い形をしています。

この花からどのくらいの実が着くでしょうか。ザクロは非常に実留まりが悪い。これで数個といったところかもしれません。