里山悠々録

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ナバナ「寒咲花菜」は収穫の盛りが続く

2024年02月03日 | 畑:花菜類

厳寒期に入るとナバナ類の一つ「寒咲花菜」は一段と旨味が増します。
11月末から主枝を穫り始め、年明け早々からはわき芽(側枝)を穫り始めました。
わき芽(側枝)の収穫が始まれば最盛期入りです。
店では菜の花として売られることの多い花菜(はなな)ですが、これは寒咲きの花菜です。


寒咲きと言っても、当地は寒冷地ですから厳寒期は凍害のリスクが常にあります。
昨年は大寒以降、好天ながら最低-5℃以下が連日続く酷寒で、かなり凍害を受けました。
凍害を受けると葉は垂れ下がり茎は凍結して萎れ、新葉や蕾は霜焼け状になります。
打って変わって、今年は明らかな暖冬。
大寒以降も最低-1、2℃程度、日中は10℃くらいになることもあります。
とは言え厳寒期ですから、葉が全体に垂れ気味で霜に当たった様子は見て取れます。


しかし、全体的には昨年とは比べものにならないくらい勢いを保っています。


外葉が下がってきたので、見えにくかった花芽もよく見えるようになってきました。


沢山のわき芽(側枝)が伸び、最盛期らしい姿になっています。
それでも、厳寒期なので花が咲いているものは見当たりません。全て蕾で留まっています。
今の時期は収穫適期の幅が広いため穫るのには余裕があります。
わき芽(側枝)が1株から殆ど10本くらい出ているようです。


主枝はできるだけ数芽で切るようにしていますが、下位の節間が詰まっており10芽くらい残ってしまいます。
何れも勢いよく伸びているので作柄は良好と言ってよいでしょう。
それでも、生育の進度は株によって意外に差があります。
早いものは側枝(子茎)の収穫が進み孫茎の芽が伸びてきました。


孫茎の花芽が大きくなった株もあります。


株の優劣がはっきりし、勢いの良くないものは暖冬とはいえ凍害を受けています。


大方の株は側枝(子茎)の最盛期です。
この株は旺盛で、10本以上伸びているようです。


収穫してみます。
側枝のわき芽を2、3芽残して切ります。


切りました。


わき芽を多く残すと本数は多くなりますが、貧弱なものになります。
わき芽が伸びて孫茎になり、また先端に花芽が出来ます。
この1株だけを穫りました。


立てて花芽が見えるようにしてみました。


このような天候が続くなら暫く収穫の最盛が続くはずですが、どうでしょう。
我が家郎党でも花菜は人気があり、穫り残して駄目にしてしまうことは殆どありません。
蕾、茎、新葉と風味があり軟らかく美味しく食べられます。





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (さくらもち)
2024-02-03 08:27:48
ナバナはいろいろ使えますね。私はナバナ独特の噛みごたえが好きです。
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Unknown (kaz)
2024-02-03 08:36:01
さくらもちさんへ。
コメントありがとうございます。
小生はこの花菜の玉子とじが大の好物なんですよ😊
猫ちゃんよく似ています。微妙な毛並みの表現さすがですね👍
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