ハトとたんぽぽ

和子の気まま日記

2018年8月25日(土)、みなと医療生協研修会

2018年08月27日 00時52分16秒 | 健康・病気

) 今日も朝からあつい!、いつまでも続くのかこの暑さうんざり!

 午後から、みなと医療生協の運営委員・理事の研修会が行われ、歯科診療所の所長の「お口の健康とフレイルに強いまちづくり」と題して

講演が行われた。

 フレイル(虚弱)とは、高齢になるにしたがって、体と心が衰えていくこと。

気づきのきっかけは、親指と人差し指で「指輪っかテスト」で、ふくらはぎをつかむ。

①つかめない ②ちょうどつかめる ③すき間ができる ③の人の方が①の人に比べて、フレイルの危険性が高い。

足の筋肉が高齢になるにつれて低下して、転倒や骨折の危険や認知症のリスクが増えていく。

 高齢者の85%がプレフレイル(虚弱の前段階)で、プレフレイルの段階で、ささいな衰えに気付き、衰えない生活習慣に変えていけば、

健康な状態に戻ることができる。

 高齢者になって、小太りの人より、「やせている人」の方が、総死亡率が高く、70歳以上の人の6人に一人が「新型栄養失調症」になっている。

いつの間にか、体重が減り、疲れやすく、体がだるい。低体温、低血圧、夏でも風邪をひき、免疫力低下などの症状が現れる。

 新型栄養失調の最大の原因は、タンパク質不足。体重60㎏の人は、1日70~90gのタンパク質が必要で

高齢になると、タンパク質が筋肉を作る効率が低下するので、毎食こまめにタンパク質をとることが大切。

 高齢になると、「口」の衰えがフレイル(虚弱)を早め、食べること(噛む、味わう、味覚)、コミュニケーション(会話、笑う、怒るなど表情を作ること)、唾液の分泌(舌や口の働きをスムーズにすること、食べ物の消化を助けること、口を清潔に保つことなど)                     息をする(呼吸をする、咳やくしゃみをする、あくびをする)などの衰えを感じるようになる。

 「口」の機能を維持するには、①、しっかり噛んでしっかり食べ、「食力」を維持して、低栄養を防ぐ。

②、歯ごたえのある食材を意識して取り入れる。③、かかりつけの歯科医師を持ち、定期検診を受ける。

④、継続的に運動したり、こまめに体を動かす。⑤外出を増やし、みんなと食事を増やす回数を増やす。

 <「口」の鍛え方>

①「パ・タ・カ・ラ」体操、②「あいうべ」体操、③「嚥下おでこ」体操を毎日行うこと。

楽しみながら、口のトレーニングとして、「健康吹き矢」を行い、口輪筋の強化と腹式呼吸の運動が楽しみながらできる。

 「社会性のフレイル」(閉じこもり、困窮、孤食など)社会とのつながりを失った状態を解消するために、積極的に地域活動に参加しましょう。

(老人会、健康・スポーツ団体、趣味のサークル、町内会・自治会、ボランティア団体、収入を伴う仕事など)

 フレイル予防体操を理学療法士の指導で、転倒予防や筋肉を鍛える体操を楽しく行う。

 最近横文字の言葉を初めて聞くことが多く、高齢者にはとてもとっつきにくいが、こうした学習をすることで、意味を知り、健康で長生きするコツや認知症を防ぐために、こうした研修会にも珠には参加しなければならないと感じる。

 サロンで行うように、「吹き矢」を5本頼んできました。

 今日の万歩計は、11,916歩でした(早朝のビラまきで歩数を稼ぎました)

 

 

 

 

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