朝9時過ぎに友人に奈良井宿に送ってもらい、久しぶりの一人旅を堪能した。
まず、奈良井駅に行き、駅員がいることが分かり、帰りの切符を買って、友人と別れる。
奈良井宿は、奈良井千軒と言われ、中山道のなかでも大きな宿場で、遠い昔、華やかで美しかった宿場情緒を今に伝えている。
木曽5木で有名で、お六櫛や塗りのお椀や箸などお土産が並んでいるにぎやかな街道である。
10時から開ける店も多く、まだ閉まっている店もあった。この街道を往復するので、帰りにお土産を買おうかな。
上問屋資料館になっている「手塚家」は間口は狭いが、奥行きが広くなっている。
お婆さんが一人留守番している「松坂屋」で、昔「一力茶屋」として、多くの旅人が立ち寄り、いまも往時のたたづまいで木工、漆器などを扱っている。
お茶を頂いて、街道の様子を話していただきました。
浅田次郎の「一路」の中山道を苦労して、参勤交代したドラマの話は知らなかったようです。
ゆっくり、のんびりと街道を歩き、最終盤の楢川歴史民俗資料館から鳥居峠の石畳までを登ろうとしたら、19日に小熊が出たと立て看板があったので、取りやめて、左側を歩いて駅に戻ることにした。
でも、もう12時過ぎになっていたので、おじいちゃんが作っているという四角いお盆を買って、駅近くの「カフェ深山」でカレーを慌てて食べて、駅に向かい、1時32分の中津川行きに乗り、中津川で快速に乗り換えて一路名古屋まで、3時間半かかって帰ってきました。
ゆっくり、のんびりの一人旅を満喫しました。
夢が大きく広がった一日だけの一人旅だったけれど、元気なうちに、今度は青春切符を買って旅をしたいなあ。
今日の万歩計は、7,804歩でした。