Nori log

日常のちょっとした出来事を写真で残しています
3年の上海駐在を終え、今は日本の良さを再認識中

いらっ上海  5, Sep.

2010-09-12 11:56:34 | お出かけ:中国
日本からの友人達はサザエさん夫妻が最終日。 さば君が明日帰国。
上海2回目の彼らを本日はどこに案内しようかとKazuが考え、パンダがいっぱいる野生動物園にした。

上海には2つの動物園があり、以前に紹介した上海動物園にいた万博用の子パンダが、今は野生動物園に移されているんだ。
場所は市内から車で1時間ほど東に走ったところで、浦東空港のそば。

10時くらいに到着したら、昨日に続いてとてつもない夏日。
おかげで多くの動物たちは日陰から出てこず、動きのない動物園でした。

これはキンシコウ(金糸猴)

チベットの標高が高い場所に生息し、絶滅危惧2種に分類されている希少な猿。

顔つきはカワイイと言えなくもないかな。

本日お目当てのパンダ。

暑すぎるので屋内に入れられていたが、それでも動こうとしない。


「お前ら、少しは仕事しろよ」

野生動物園と言うからには、放し飼いの区域を車で通過するゾーンもある。
これはその草食動物エリアだけど、
南北米州/アフリカ/ユーラシア etc.

地域を考慮せずに種類が混在・・・
・・・いかがなものかと・・・
肉食エリアのホワイトタイガー

水辺の日陰から動こうとしない。

野生エリアを出て 「さあ帰ろう」  と電動カートで出口に移動中に現れた熊。

コントラストが極端にきついシーンだったので黒潰れした失敗写真だけど、姿勢の良さは分かっていただけるかな?


動物園を出てサザエさん夫妻を浦東空港に送り、さば君はまだ一泊残している。
そんな彼から 「ディープな上海が見たい」  という難しリクエストがあった。
一路市内へ引き返し
あまりディープではないかもしれないけど、
東台路の骨董街。

上海万博のあおりか、結構観光客が多かったな。
以前はなかったTシャツなんかも売ってたりするし。

その後道に迷いながら次の地点を目指す。
こんな風景は 「ディープ」 と言ってもいいかな。

そしてやっとたどり着いたペット市場。
虫市場と言ったほうがいいかもしれない。
それでも最近は猫なんか結構増えてきてるのが目につく。

さば君 お買い物中。


さてこんな感じで、灼熱の二日間が終了。 多分3人とも、疲れたろうな~
それにも増して楽しんでくれてたら いいんだけど
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いらっ上海 3-4、Sep.

2010-09-10 00:02:29 | お出かけ:中国
日本から友人のさば君とサザエさん夫妻が遊びに来てくれました。

着いた初日はKazuがお茶市場を案内した後、変面ショーが見れる巴国布衣で夕食。
瞬時に変わる面は何回見ても、仕掛けが分からないな~


二日目の土曜日、今回の目的である上海万博へ。

ちと遅めの10時半くらいに会場入りして、先ず向かったのはスペイン館に併設のレストラン。
ここで夕方に行われるショー付きのディナーを予約するためだ。
手際の悪い受付相手にちとイラッとしながらも、なんとか予約できた。
すぐ次の客は 「満席です」 と言われてたから、ぎりぎりのタイミングだったよ。


ここで入場してすぐなのにビールとハモンイベリコでまったりとした後、いざ灼熱の会場へ。

暑っじ~


Cゾーン(ヨーロッパ)を抜け、アフリカ館をグルリと巡って、
Bゾーン(米州)のパビリオンと長蛇の列を眺めながら、
Aゾーンの中国館の足元を迂回しながら、

歩いて歩いて・・・

やっと見えたよ 日本館


日本館は6時間待ちの列が連なっていて、普通ならとても入る気にはなれない。
しかし今回は “優先入場” なんて素敵な手段を使ったので、待ち時間なしに入れた。
「寄らば大樹の影」 を実感♪

日本館の中は写真撮影禁止なので映像はありません。

入館すると先ずは、らせん状の通路の左右に日本らしさを表現する模型や映像が連なってる。
特に中国人に人気は、雪が積もる古民家の庭の模型でした。

展示を抜けるとホールに立たされ、ステージ上で何やら男女二人が説明とパフォーマンス。
バイオリンを弾くロボットも出てきたな。
しかし当然ながら解説が中国語なので、さっぱりだ・・・

最後はまた会場内を移動し、朱鷺(トキ)をテーマにしたショーを見る。
これも内容がよく分からなかったのだが、多分、
「日本で絶滅した国鳥を中国から輸入して繁殖させている」
という事実を元に、日中友好を表現したかったのか・・・な?

そこそこ面白かったけど、正直な感想はぁ
「6時間待ちして見る価値は ないな」


日本館の後は北朝鮮館に友人3人を送り込み、Nori & Kazu は外で一服 (^。^)y-.。o○
その後は最初のCゾーンへ、今度は歩かずに場内バスで引き返します。


予約時間より少し早目にスペイン館に着いたので、ここでまたビール。
このメンバーには酒が欠かせませんな ( ^_^)/□☆□\(^-^ )

さて、いよいよショーの始まり。
スペインと言ったらなんたって、フラメンコでしょ!!
ダンサー1人とギター1人のシンプル構成だけど、いつ見てもフラメンコはかっこいいな。
いつかはやってみたいものです。
 
その他はプロジェクターを使ったペイントアートやシャボン玉パフォーマンスやら、
大道芸レベルの出しものだけど、日本館のショーよりもこっちがいいや。
食事メニューは サラダ/フィレステーキ/デザート+飲み物一杯 とシンプルなので、こちらは期待しないほうがいいでしょう。

これで290元(4000円)とは、ちと高い気がするでしょ?
でもね、これに+αがあるんだ。
なんとこの後スペイン館に、並ぶことなくダイレクトに入館できる特典付き。
それだけでも3時間を買えるんだから、ディナーショー付きを考えると安いものだよね。
他の館にもこんなシステム、欲しいなぁ。


快適に館内に入ると、
先ずは女性一人の創作フラメンコ。

これはこれでいいんだけど、
やはり伝統的なフラメンコが好きだな。
こんな処のね

第2ホールは映像で都市の発展を見せてくれる。
しかしパビリオン外観の大きさから期待してたより 「あっさり」 と通り過ぎてしまったところ、
出口間際のホールにはこんな巨大な赤ん坊のオブジェがあ
しかも 表情が動くんだ、こいつ。


 近接撮影画像 (クリックで拡大)

平等と団結と愛情の大切さを表しているらしいんだが ・・・

さてこれで今回は引き上げ。
万博は10月までやってるけど、Noriはこれで終了になるでしょう。

最後にイルミネーションが変化する慮浦大橋の画像です。
 
 
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黄龍 Huanglong

2010-09-01 00:01:02 | お出かけ:中国
黄龍をお届けします。
数年前ANAのコマーシャルで初めてここの映像を見て、「絶対に見たい!!」 と思った場所。
念願がかないました。

五彩池を頭に、黄色い龍が渓谷を駆け上がっていく様に見えることからこう呼ばれている所です。


九塞溝近くのホテルを車で出発し約3時間。
130kmの道程は途中で4200mの峠を越えて続きます。



*今回も写真をクリックすると拡大されます。
到着するとゴンドラで1の地点まで登ります
標高が3500mあるので16℃という快適さ。
2:ゴンドラ駅から約1時間の徒歩行程。
清々しい森の中の木道を進んでいきます。

いよいよ五彩池が見えてきました。
石灰質を含む水が造り出した棚田のように連なる不思議な池々。

神秘的な雰囲気は言葉でうまく表現できないので、写真をご覧ください。
これさえ見れればもう、この国に思い残すことはありません。
後の中国生活は付録みたいなものになるでしょう。
それほどまでに思わせる五彩池を1時間ほど堪能し、後ろ髪を引かれながらmapの右下方向に降りて行きます。

4kmほどの下りは思った以上に見所があり、こちらも楽しめましたよ。
時折現れる池々や、黄色い龍のウロコに見える石灰質の斜面等々。
降りていく順番に写真を並べておきます。

もう充分とはとても言えない、「是非また来たい」 と思わせる光景でした。
九塞溝は一度でいいけど、黄龍は別の季節にもまた訪れたい処です。
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九塞溝 Jiuzhaigou

2010-08-29 13:11:26 | お出かけ:中国
かなり日が過ぎてしまいましたが、夏の旅行をUPしようと思います。
(言い訳ですが、連休明けはいつも目が回りそうに忙しくって・・・)

中国滞在中に一番行ってみたかった九塞溝と黄龍。
先ずは移動の初日と二日目九塞溝をお届けします。


= 1日目 11 Aug. =
上海から西北西へ約2000km
直行便は2時間半ほどで標高3500mmにある九塞空港へ運んでくれます。


気温は20℃台で、40℃の上海に比べてとても爽やか。
初日はそのまま高所に身体を慣らすべく、ホテルに直行してゆっくりと夕食で終わります。


= 2日目 12 Aug. =
さて、いよいよ九塞溝です。
曇りと時々小雨のちょっと残念な天気だったけど、堪能できました。
九塞溝とは “九つの村の渓谷” という意味で、本来チベット族の土地です。

下のmapには廻った順番に番号が記入してあり、続く写真番号Noと一致しています。
写真をクリックすると大きめの画像が表示されるので、是非見てください。

1,2: 樹正滝 水の風景は癒されます 3,4: 老虎海 朝の霞と、水面下に沈む樹木

5: 長海 6,7: 五彩湖 この青さは九塞溝一 8: 白樺ならぬ赤樺

9: お土産センター 10,11: 諾日朗滝 マイナスイオンがいっぱい 12: 矢竹海

13,14: 五花海 青い水と沈下木が綺麗です 15: 軽やかな跳ねが 16: 一転して滝へ

以上、九塞溝でした。
感じとしては 「上高地と尾瀬を合わせて規模を大きくした雰囲気」 とでも言いましょうか。
水のある自然ってやはり、癒されますね。


ところで最後に中国で初めて見る光景に出くわしてビックリ。
下段左の写真だけど、一列に並んで タクシーを待つ中国人達 (゜O゜;) アリエネー
ここの自然は中国人の心までも清めてしまうほどのパワーがあるのかもしれない。
17: タクシー待ち 夕食 チベット族のショー

夕食後はホテルで行われるチベット族のショーを見に行ってみた。
ダンス等はなかなか見所があって良かったんだけど、歌がねぇ~
“高原に響き渡る爽やかな高音” らしいんだけど、ホールで聴いてると耐えきれない。
最後までもたずに中座したけど、部屋に帰ってまでも耳鳴りが収まりませんでしたぁ。
あれはマイクなしでやってほしかったな・・・


さて、これで二日目は終了。
次回は最終日の黄龍をお届けする予定です。
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夏休み

2010-08-12 23:09:01 | お出かけ:中国
念願だった九寨溝に来ています。

ちょっと疲れたんで、一枚だけ画像をアップしときますね。

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長沙観光

2010-08-04 00:00:08 | お出かけ:中国
掲載の順番が前後してしまいましたが、2週間前の湖南省出張後に観光してきた省都長沙(チャンサー)の様子をお届けします。
一日ツアーの様子を、回った順番にご紹介です。


<天心閣>
2000年前の石垣上に建てられた建築物で、周りは公園になっている。
<白沙古井>
ここの水は飲めるらしく多くの人が汲んでたけど、Noriは止めときました。

小高い岳麓山の頂上から長沙の街を一望する。

空気の透明感はもはや、ありませんね。

<愛晩亭>
岳麓山の中腹にある庭園で、毛沢東ゆかりの地らしい。

<昼食でのお気に入り>
米が原料の豆腐で作ったマーボー豆腐。
プリンの舌ざわりながら、強烈な辛さでした。

毛沢東の出身地ならでは、かな。

湖南省博物館の前面

最後に訪れた湖南省博物館の売りはなんといっても、世界でも稀なミイラ。
干からびたミイラではなく、“湿屍”(しっし)と呼ばれる生身の遺体だ。
長沙の東4kmにある馬王堆という丘から1971年に発掘されたもの。

先ずはその遺体を納めていた棺
一階から見上げる 二階から見下ろす
長さ7m、幅5m、高さ3m、という巨大なもので、4重になってる。


さて、これがミイラの写真です。
あまり麗しいものではないのでサムネイル表示ですが、画像をクリックすると大きめの写真が表示されます。

2200年前の長沙国宰相の夫人であった辛追の遺体。
内臓は取り除かれておらず、食道から胃にかけて瓜の種が残っていたとのこと。
つまり瓜を食していた最中に突然死したらしい。

身体には弾力が残っており、エジプトのミイラとは全く異なる。
湖南省という土地柄は高温多湿で、腐敗に対してはかなり厳しい環境。
そんな中でこのような保存状態を保っていた秘密は、今だ解明されていないとのこと。


さて、これで長沙観光は終了。
はっきり言って、見る価値があるものと言ったら、ミイラくらいのものでした。

まあ 出張のついでだったから、 良かったとしておきましょう。
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湖南省出張

2010-07-25 23:57:54 | お出かけ:中国
3泊4日で湖南省に出張していて、昨日帰ってきました。
暑くて暑くて、現地での移動が厳しくて、でも辛さだけでなく面白味もあった出張です。

= 1日目 Wed. 21 Jul. =
午前中に一つ会議をこなし、その足で上海空港に向った。
そこから先ずは湖南省の省都 長沙 へ向け、1時間半ほど西南西へ飛びます。

長沙で2時間ほどの待ち時間を経て、更に飛行機で西へ1時間。

この間の飛行機は54人乗りの小さな機体。
よく揺れました。
Huai Hua (りっしんべん+不&化)
に向けて降下中。

この辺りは山が連なり、緑と川が多く見えますね。
日本の地方空港によく似ています。

今日の移動はまだ終わらない。
Huai Hua からは2時間の車移動で、北方向にある Chen Xi (辰渓) を目指します。

ここで6時半くらいだったけど、車窓から見る風景は左のように明るい。
「随分西に来たな~」 と 実感したところです。

Chen Xi  のホテル。
この町一番のホテルで、最高のスイートを用意してくれてました。
メゾネットタイプで、上がベッドルームになっています。

それでも7000円程度だから、かなりのお得感♪



= 2日目 Thu. 22 Jul. =
朝から一仕事片づけて、Xu Pu (さんずい+叙 と 浦) へ移動。

この移動が2時間ほどかかり、しかも未舗装道や急勾配が多く、揺られ続けて寝ることもできない。 最後は首が痛くって痛くって・・・

こんな村が途中いくつか現れる。  山道はこんな (-_-;)


でも、途中の風景は癒されるものがありました。
空が青くて、空気が澄んでて、緑が濃い。
上海では望めないものがいっぱいあるね。


昼過ぎに Xu Pu へ到着し、先ずはホテルに荷物を預けようとしたときに トラブル発生。
なんと予約してたホテルの部屋を、政府の役人に横取りされていた。

全くこの国の政府は、ヤクザよりも始末に悪い (-_-メ)凸


そこで今日明日と訪問する販売店の社長が、別のホテルを手配してくれたが・・・
部屋はマアマアとしましょう。
しかしここが ねぇ
左はバスルームの配置図。
バスタブは勿論、カーテンもない。
シャワー/便器/洗面台が全く段差のないワンフロアーに配されている。

矢印は下写真の撮影方向を示しています。

便器がね、シャワーの排水溝を兼ねているんです。
これじゃぁシャワーを浴びた後は、トイレも洗面も足元がビショビショ (T_T)
掃除の効率としてはいいんだろうが、 日本人には辛いな~ぁ


午後からの仕事はわりとうまくいき、夜は恒例の食事会。
相手十数人、迎え討つはNori一人の、カンペー(乾杯)攻撃が始まった。
最後まで孤軍奮闘し、迎撃まではできなかったけど死守しましたよ。
それだけでも 勝った気分 (^。^;)
よくがんばったな 俺



= 3日目 Fri. 23 Jul. =

昨夜の酒が残る中、なんとか午前中に販売店での仕事を完了し、午後は長沙へ移動。
その前にこの街の風景を載っけておきましょうか。

歩道の靴磨きと                木材を運ぶロバ達



さて移動です。 先ずは Huai Hua まで車で4時間。
これも前半は未舗装+急勾配が頻繁に現れる厳しい行程。
景色はいいんだけど、 道がねぇ

途中で現れるこんな風景が、唯一の救いです。
日本の田舎に似てる気がして


へとへとになって Huai Hua で車を降り、 次は更に1時間の飛行機で長沙へ。
やっと今日の宿泊地へ到着したのは8時くらいだったか。

疲れきってはいたし、中華料理はもう既に食べ飽きていた。
しかし今夜は湖南最終日。 少々無理しながらも湖南料理、行ってきましたよ。

同行の女性スタッフがネットで探したという、この町では大人気の湖南料理店。
湖南料理は結構好きで上海でもよく食べるけど、本場は更に辛い。
美味しけど、3日続くとなぁ。

お店は噂どおり、美味しかった♪
しかしねぇ・・・

店の外観  まあ普通か 客席の床  ゴミ箱を兼ねている (ToT)



さてやっと出張が終了で、明日の土曜日は移動だけの予定。
でも、真っ直ぐ帰るのはもったいないよね。
土曜日は便を遅らせて長沙の一日観光をしてきました。

その様子はまた後日書きますね。
ただ明日からまた出張なので、いつになることやら。
気長にお待ちください m(_ _)m
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上海アテンド

2010-07-12 00:10:12 | お出かけ:中国



日本からの出張者があり、半日ほど上海をアテンドすることにしました。
個人的に仲が良い人だったので義務的な気持ちではなく、案内してあげたかったんです。

廻ったのは定番な所がほとんどで既にこの blog で書いてますから、
今回は今まで画像を載せてなかった部分を中心に紹介してみましょう。


先ずは 「買物がしたい」 とのリクエストを受け、向かったのは虹橋珍珠城。
アッケラカンと偽物を売る小店がひしめく、虹橋路と虹梅路の交差点に程近いマーケット。
彼は カバン、シャツ、DVD/CD等を購入し、 全てが値段交渉の買い物を楽しんでくれたようです。
Nori も自分のものを少し。
 左 : OAKLEYのサングラス
 右 : ライト付45倍携帯顕微鏡
二つ合わせて1800円ほど (^^;)


次は移動し、上海名所の豫園へ。
昼食の後に庭園を回ってみます。

いつも人が多い豫園だけど、
時々真空状態のような誰もいないスポットに出くわしたりします。


次はこちらも定番、浦東にある上海環球金融中心。
100階建ての高層ビルで、日本の森ビルが建設を請け負ったもの。
最高階は現時点世界で一番高い位置にある展望台です。

ここがねえ、最上階まで登るのに数段階待たされるんですよね~
2~30人の集団に小分けされ、その1グループ毎にしか前に進めない。
その関所の数は、
屋外、チケット売り場、森ビル説明処、B1⇒97階エレベータ、97⇒100階エレベータ と、
なんと5か所もある。
こうでもしないとこの国だから、大変なことになるからかもしれないけど・・・
上:森ビル説明処前の天井ライト。
  ぐるぐる動くこいつは綺麗だけど、
  じっと見てると目が廻りそう。

右:森ビル説明処のオブジェ。

これらの関所の中で、一ヶ所だけ回避できる所がある。

それは 97⇒100階 のエレベータ関所。

このエレベータの横には階段があり、それを使うと待つことなく最上階に登れる。
200段程度だから3~4分で登りきれるので、20分ほど待たされるエレベータよりもこちらがお勧めです。
展望台の風景は数回載せてるんで、今回はこんな写真を。

展望台の天井はピカピカに磨かれた金属が張られてる。
それが鏡のようにフロアーを映し出すので、上を見上げた状態でパチリと一枚。


さて、森ビルで予定外の時間を費やしてしまったから、降りると7時近くになってしまいました。
次はNoriも初めての、黄浦江のナイトクルーズに行ってみましょう。
上 : 船の外観
  (他のサイトから借用)

右 : デッキはこんな感じです。
1時間ほどのクルーズは見所満載で、あっという間に感じてしまうほど。
夜なので茶色の水面が隠され、外灘の建物のライトアップや浦東側の未来的?なデザイン等々が綺麗です。

光の変化が鮮やかな電視台は、いつ見ても ・・・ 何と表現していいやら ・・・ 迷いますが


遊覧船を降りての夕食は、外灘3号の7階にある New Heights
外灘と浦東の夜景が両方とも一望できる、お気に入りのカジュアルレストラン。
左は室内席。  右はテラス席で、天気が良い日はこちらのほうが人気があります。


こんな感じで、12時間の上海観光は終了。
今まで地方を廻っていた出張者は、今日の上海で中国の印象がやや変わったようです。
これも中国、あれも中国、だから中国 (^^;)

いずれにしろ出張者が楽しんでくれたようなので ホスト役としては嬉しい気分の一日でした。
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上海万博 行ってきました

2010-06-07 23:49:10 | お出かけ:中国
行ってきました、上海万博。
日曜の午後は比較的空いているらしいので、1時過ぎに会場入り。
全く並ぶことなくスムーズに入場です。

下のマップの世博大道駅から直接会場内に入り、今回は下見気分で
C(欧州)⇒B(米州)⇒A(アジア) と回ってみました。



先ずはスペイン館。
なんとも言えない外観をしてますね。
「さあ、早速中に入ってみましょうか」



無理です・・・並んでる人・・・多すぎ
「それではランチ」 と、
併設されているレストランへ。
ハモンイベリコ、パエリア、海老のサワークリームサラダ
それに冷えたビールと白ワイン♪

久しぶりの本場スペイン料理が、
幸せな気分にさせてくれました。
テラス席ではシェリー酒が無料でサービス。

かっこいオヤジがパフォーマンス付きで注いでくれます。

やっぱり いいな、スペイン。
次はいつ行けるんだろう。

こんなユルーいテンションで始まった Nori & Kazu の初万博。
人気パビリオンは最初っから入館はあきらめて、外観を眺めながらの散策となります。

<先ずはCゾーンのパビリオン達>

ドイツ館 : なんとなく 「らしい」 ね

イギリス館 : 不思議な形


イタリア館 : 意外とシンプル

ここからBゾーン
アルゼンチン : 中に入ってみた けど?

エジプト館 : お~ 前衛的

カナダ館 : ウッディー♪

アイスランド館の長蛇の列

オーストラリア館の長蛇の列


<最後はAゾーンです>

パレードなんかもやってた

中国館 : これもパクリ疑惑があったような

サウジアラビア館 : 個性的ですね

超危険地帯? : レバノン/イラン/北朝鮮

最後にわが日本館。
ここまで来ると日が陰って、ほのかな紫色は画像で表現できてませんねぇ。
この時点で6時半くらいだったけど、数時間待ちのアナウンスが・・・
今日中に入れる確証はありませぬ。
あきらめました。



紹介しきれなかった部分もかなりありますが、こんな感じで サラーっ と廻ってみました。
それでも会場が広大で、結構大変。

いくつかの不人気館へは入ってみたけど、それらは全て
「こんな内容で万博に出店する意味あるの?」
というようなものばかり。

やっぱり見る価値があるものは並ぶしかないのでしょうね。
でも・・・数時間も並ぶなんてねぇ
しかも中国人は前後ピッタリと詰めて並ぶしなぁ
前との間隔を少しでも空けると入り込んで来るしぃ



次回のレポができるかどうか、今はまだ 自信がありません。
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至福の喫煙室

2010-06-03 00:22:22 | お出かけ:中国
今週の出張は 上海⇒広州⇒天津⇒上海
先ほど帰ってきたところです。

1年8ヶ月居ながら、なんとこれが初めての天津。
1泊1日だったので、街を見る時間がなかったのが残念です。


帰りに使った天津空港は、短いウィングが2本のみの小ぶりな規模。
これくらいの空港がいいよね。
なんてったって、空港内の移動が楽♪

そしてそこの喫煙室が 面白かった。
入った瞬間
「あれ、間違った?」
と思ったけど、これが喫煙室。


マッサージチェアーが並ぶ喫煙室って

めったにないよね (^。^)y-.。o○
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七宝鎮 プチ水郷

2010-05-02 00:01:49 | お出かけ:中国
土日月と3連休の初日。
出張かもしれなかったので予定をいれずにいたが、出張なく予定もなしになってしまった。
そこで上海から一番近い水郷だという七宝へ行ってみることにした。
Noriん家からは地下鉄で、9号線七宝駅へは一回乗り継ぎの6駅という近さだ。

先ずは七宝の案内図。
図内矢印の番号が記事写真の番号と撮影方向になります。

全体マップは こちら

春を飛び越して冬から夏に一気にジャンプした上海。
今日は暑い。

① そんな中、七宝老街の入口はかなりの人出だ。


② 北大街の通りに入ると道幅が狭く、竹下通り並みの混雑ぶり。
   両脇に並ぶお店を覗く余裕もなく、人ゴミに流されるままに歩いていく。


③ 北大街を泳ぎ切ると、ここで一番人気の蒲匯塘橋にたどり着く が、
   本日一番の笑える光景

   真ん中に人が盛り上がってるところが橋ですよ。
   橋が ・・・ 見えませぬぅ

④ ちょっと右にずれて見てみた。

   結構綺麗なシルエットの橋ですね。

⑤ 上に写ってる手漕ぎの小舟に乗ってみた。 15分10元(130円)


⑥ 船で橋をくぐってみた。


⑦ 船を降りて、一大決心で橋の頂点まで行ってみた。

   この先の南大街へ進む気力を削ぐに充分な光景。

はい、撤収~


全行程4時間程度のプチお出かけでした。
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お花見ワイン

2010-04-04 11:18:57 | お出かけ:中国
ありえない航空会社の行為で予定を潰された3連休。
救ってくれたのは 『世紀公園でお花見ワインしませんか』 と、Cote d'Or コートドール からのお誘いメールでした。



土曜日のお昼12時に集合した一行は総勢7人。
重そうなワインを背負って待っててくれたオーナーソムリエ中澤さんを中心に、世紀公園内のお花見ポイントを探します。

陣取ったのは公園南西部の一角。
低木の桜を見下ろせる展望台の上です。

はっきり言って、違法占拠ですな
(^^;)


厳選したワインを確認中のソムリエと
お任せ気分でくつろぐ一行

かなり日が差してきて、女性陣は日焼けが気になるほど。


さあ、持ち寄ったつまみを囲んで、
ワインを楽しみましょう。

お稲荷さん、唐揚げ、春巻き、おにぎり、等々、
正しい日本の花見料理ですね。

ワインに合うかは・・・
いいんです、 合わせます。


桜色のロゼ


長いこと外で飲むってこと、してなかったな。
いいものです。

メンバーの一人が6人分のワイングラスを用意してくれてました。

本日空けた5本を桜をバックに

ソムリエの奥様はお腹に子供さんがいらっしゃるので禁酒中。
だから6人で5本と、ほぼ一人一本ですね。

ほろよくいい気分です。  皆さん、ありがとうございました (^◇^)ノ
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三峡下り5日目 (17 Feb.) 完結編

2010-03-26 08:26:34 | お出かけ:中国
いよいよ今日で4泊5日の三峡下りは最終日。
昨夜は久しぶりに地上のホテルで過ごし、朝食後はバス移動で赤壁に向かいます。
ホテルのある荊州から赤壁までは3時間半ほどかかり、到着するともうお昼時。

先ずは腹ごしらえと、
この町最高のレストランに入ります。

いかがですか、高級店でしょ?

上の階の生活臭といい・・・(^_^;)

ここは湖北省で、料理は上海であまり見かけない湖北料理となります。
優しくて、なんとなく懐かしくなるような味がします。
特に野菜が新鮮な地域らしく、良い味でしたよ。

巨大なモヤシや 色の濃い菜の花なども

食後はいよいよ赤壁古戦場へ。
映画レッドクリフで描かれて、ご存じの方も多いでしょう。 (Noriは見てませんが)

南下してきた魏の曹操率いる巨大水軍を、呉が蜀の諸葛孔明の助けを得て撃退した古戦場です。
諸葛孔明が祈願して南東の風を呼び、曹操の水軍を火攻めで破ったという伝説の地。

呉の大都督 『周瑜』 が戦後の祝賀会で、曹操軍の船から上がる炎が石壁を真っ赤に染めていた光景を思い出し、剣で「赤壁」の二文字を刻んだらしい。

古戦場は3つの岡が連なるような地形で、ぼちぼち歩きながらの見学。
こちら 『MAP』 をクリックすると場内の地図にジャンプします。
この地図の右から入り左側に抜けていくルートです。

この入口を入場料を払ってくぐり
少しの直線後すぐ登り始めの階段が見えます。


一旦登り次に下り、
孔明橋と言うところを通過していると、
右手に何やら建設中の建物が。

一大観光地を目指しているらしいのだが、
造り物ばかりでは ねぇ


孔明橋から登ると 『拝風台』 に着きます。
孔明が祈祷して南東の風を呼んだ場所を記念して建てられたもの。


内部はこのような祭壇が作られていました。


拝風台から下ると
  『赤壁大戦陳列館』という当時の兜を
イメージした展示館があります。
展示物はというと、全て造り物なんですよね。
「当時を再現」 ということでしょうが・・・

重みが感じられません

残念


展示館からまた昇ったところに、
デデーンとこの彫像が。

「赤壁」の文字を書いた呉の大都督
周瑜です。

この像の左後を河に向かって降りていくと

いよいよ赤壁が見えた!!

正面に回ってみると、こんな感じ

アップにしてみましょう

どうです  ( ̄□ ̄;)!!  という気に なれましたか?
Noriは・・・「こんなものか」・・・と



さて、尻すぼみ感が漂ってきた今回の旅行ですが、これで最後となりました。
15:30くらいに赤壁を離れ、3時間ほどのバス移動で武漢空港へ。

武漢空港では少し時間があったので、
カフェテリアで一服としましょう。

中国の地方空港では内部の飲食店で
タバコが吸えるところが多く、
喫煙者にとってはありがたいね。

飛行機は珍しくも時間通りに飛び、上海着は22時くらい。
空港から自宅へ向かうタクシー内からは、なにやら街のあちこちから打ち上げられる花火が見えます。
しかもかなり低い位置で炸裂する花火なので、日本では許可されないようなやつらが。

23時くらいに部屋に着くと、丁度花火のピーク。
20階の自宅から見下ろす位置で炸裂する花火。
打ち上げ場所を見ると、自宅アパートの正面からのようです。
ベランダに出て右方向を見てみると
左方向でも

まさに乱れ打ち状態が約1時間も。
旧正月の区切りの日に当たるらしく、すごいものです。

無事に旅が終わったことのお祝いだと勝手に思って、堪能させてもらいました。



これでやっと “三峡下り” は完結です。
長い間のお付き合い、ありがとうございました。
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三峡下り4日目 (16 Feb.)

2010-03-21 12:08:51 | お出かけ:中国
4日目以降は船を降りて地上の観光となります。
その初日はまたまたKazuが担当し、 『お留守番日記』 に掲載予定。
しかし当人は現在タイに旅行中ですから、UPは気長にお持ちください。





 =追記 26 Mar.=

 待望の4日目記事が “Kazuの~お留守番日記~” に2部構成でUPされました。
 こちらからどうぞ。
 三峡下り4日目(Feb.16)
 三峡下り4日目(Feb.16) 続き



荊州城の城門楼
コメント (4)
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三峡下り3日目 (15 Feb.)

2010-03-21 11:12:26 | お出かけ:中国
いよいよこの旅のメインイベント、三峡を通過する日です。

朝一で操舵室の見学。
巡航速度は38km/hrだそうな。
操舵室からの視界はこんな感じ

10:30くらいに本日最初の上陸地点、白帝城の近くに入港。
三国志の劉備が戦に破れ、失意のうちに亡くなった城を訪れます。

白帝城へ架けられた橋 島に渡ると400段ほどの階段を昇る

階段を登り切ると、白帝城の第一の城門が煌びやかに建っています。

城内には、劉備だから龍

軍師の諸葛孔明もいますね

病んだ劉備(中央黄赤)と諸葛孔明(中央白)と、重苦しい表情で囲む将軍たち。
跪いているのは劉備の息子たち。
ここで劉備は諸葛孔明に後を託したと言われています。

再度乗船して

白帝城を左に見て出発

白帝城を過ぎるとすぐに、最初の渓谷瞿塘峡へ入っていきます。
刀で切り取ったような絶壁が連なり、雄大壮観さで知られているところです。

前部甲板でガイド(赤)の説明を聞く・・・寒かった

そんな無理しなくても、船内から見れるし

瞿塘峡の次は麗しい渓谷とされる巫峡に入っていきます。

左写真の上に観音像に見える岩が
あるらしいけど、見えないよね。
下に拡大してみました。

途中で小さめの船に乗り換えて、支流の神農峡へ入っていきます。
ここは 「雄大で秀麗、峻険、幽寂さが一体となった独特の景観」 とガイド本にあるところです。

ここは “トウチャ族” という少数民族の居留地で、2千年来独特の埋葬方法を行ってきたところです。
切り立った岸壁の隙間に木の棒を渡して、その上に棺桶を載せる懸崖葬と呼ばれるもの。
ほとんどの棺は回収されたものの、今もいくつか残されています。
写真の中央にある割れ目の上から1/3ほどの所に1棺あるのですが、見えませんよね。

拡大してみたけど、まだよく分からない?

これで分かるかな

この後本船に戻って西陵峡を通過したのですが、暗くなっていたので写真はなしです。
西陵峡はダム湖になるまでは流れが複雑で難所だったようですが、今は穏やかなものでした。

さて、今夜が船旅最終夜となるので、最後に船内レストランの様子を載っけときましょう。
こんな感じで この娘は気が効いてるうえに、可愛かったよ



この後夜中に三峡運河を通過することになります。
その様子は以前にUPした 『こちら』 をご覧ください。
コメント (2)
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