Nori log

日常のちょっとした出来事を写真で残しています
3年の上海駐在を終え、今は日本の良さを再認識中

お盆に思い出すこと

2021-08-13 18:47:52 | 

お盆になると必ず思い出す出来事がある。

もう30年も前の事だけど、不思議な体験を再現してみましょう。

 

当時、歯科医の伯母は病院を息子に譲り、僻地医療の一環で鹿児島は長島町の診療所に赴任していた。

親戚付き合いが苦手な Nori だが、この伯母は稀な存在だったので時々遊びに行ってた。

島と言っても九州本島と橋で繋がっているので、車で行きやすかったこともある。

 

その夏、車で助手席に元カノを乗せて伯母の診療所を目指した。

8月13日と、お盆の初日だったことを覚えている。

 

長島の南岸道路は眺めが良く、日中に走れば左手にこんな眺望が楽しめる。

( google street view )

 

しかしその時は日もとっぷり暮れ、かろうじて空と海と陸がコントラストで識別できるくらいだった。

助手席から海を見ていた元カノが

水平線上に10ほどの光が見えた。

きっとイカ釣りの漁船達だと、この時は思った。

 

しばらく車の進行方向に視線を戻して車内の会話を続けていたところ

ほんの数十秒だったと思うが、光がかなり近寄ってきてた。

でも、まだこの時点では、港に戻る漁船の光だと思っていた。

今思えば、横一線のまま異様な速度での接近に不自然さを感じてもよかったはずだが・・・

 

この後ほどなく内陸側へ向かって海岸沿いを離れので、この先は見ていない。

 

伯母の診療所に着いて

 Nori 「漁の明かりを見たよ。島に帰ってくるスピードって速いんだね」

 元カノ「私も見ましたよ。奇麗でした」

 

 伯母 ・・・・・・・

   「この辺りでお盆に船を出す漁師は いないよ」

   「地獄の釜の蓋が開いて、そこに引き込まれると信じてるから・・・」

 

じっ じゃぁ  あれは?

 

南から帰って来てたということは、南方戦線の兵士達なのかな。

不思議に「怖い」とは感じなかったけど、お盆にしか日本に帰って来れないことへの理不尽さを悲しく思った。

南に戻ることなく、ずっと日本に居れたらいいのに ね

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吉次峠は ・・・

2014-11-30 14:50:20 | 

先週は熊本在住一周年だったけど、なぜか古巣の埼玉で迎えることになった。

十数人のチームを引き連れて1週間の出張だったので、自由が利かない。

おまけに場所が狭山だったので朝霞まで遠く、スペランッアにいけたのは一回だけだった。

まあ会社の金でいけたんだから 一回でもよしとしようか。

来てくれた 嫁と旦那 ありがとね \(^^)  嬉しかったよ ♪

 

金曜日に熊本空港に着いて駐車場に行くと、すっごい量の火山灰が車に積もってた (- -;)

 

出張中はトレーニングが全くできなかったので、昨日の土曜日は自転車で軽く走ってきた。

一週間のブランクがあるといきなりハードにはいけそうになかったので、相棒は体に優しいクライマー。

コースは県道31号を北上し、左折して天水町に抜ける軽い峠越えの道だ。

ここは路面がよくて交通量が少ないから快適に走れ、アップダウンは適度な負荷を体にかけてくれる。

 

紅葉も所々残っていた

 

熊本市と玉名市の境にある吉次峠がこのルートのピークになる。

 

カリカリと走り込む気分ではなかったので、休憩を兼ねて公園に登ってみた。

 

ここは西南戦争の激戦区で、ほど近い田原坂(たばるざか)と合わせて4~5千人の方々が2週間の戦いで亡くなられたとのこと。

ここでカメラを落としてしまったのは その 呪いか?

↓ 表示板 クリックで拡大

 

 

吉次峠を越えて玉名側へ下ると海が見えてくる

ん~ なんともいい練習コースだね。

これが自宅から自走できるなんて、熊本は恵まれてるな。

 

適当な処で北上し、帰りは県道113号を回ろうと思った。

田園風景がいいね。

真ん中に盛り上がってる丘は古墳じゃないのかな?

 

往路に比べて県道113号は こんな細道

 

結構道に迷いながら走っていたらなんと、吉次峠に戻ってしまった ・・・ 呼ばれたか?

峠でちょっと休憩して走り出そうとしたら ・・・ またカメラが落ちてしまった ・・・

そして走り出し、下りを 50~60kph で飛ばしていたところ ガコン と路上の何かに乗り上げて、両手がハンドルから離れた (゜゜;)

なんとか持ち直したが、マジ練しないつもりだったからヘルメットを被ってこなかったので、転倒してたらかなりヤバいことになってただろう。

 

帰宅してからネットで調べたら、吉次峠は熊本でも有名な心霊スポットの一つだと (゜д ゜;)

これからも通らせてもらうだろうから、次回は花でも手向けたほうが  いいのかも

 

<今回のコース>

 

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用地買収に立ちはだかるもの

2014-06-26 22:20:10 | 

Nori の部署でインドに新工場建設を推進中。

先日その進捗状況の報告を聞いていると、2区画で問題が発生しているとのこと。

 

ひとつは既に買収済なのだが、元の持ち主の農民が固定資産税を滞納していたことが発覚した。

一旦返却し、納税が済んでから再契約しなければならないらしい。

面倒だが まあ、なんとかなる話だ。

 

困ったのはもう一つの区画。

売買契約を進めていたところ、その場所に

神が立った     らしい

(イメージ)

 

「だから売れない」 って (- -;)

 

 

お祓いしてもダメかなぁ ・・・ 憑き物じゃあ ないしなぁ ・・・

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平将門の首塚

2012-12-05 23:19:07 | 

東京駅の帰りに気軽に寄ってみたが

 

ここには  なにか   いる

 

こいつら  なんか  怖い

 

 ←クリックで 「将門首塚の由来」

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エレベーターの怪

2009-05-16 18:37:19 | 
日本での休暇を終えて、中国の日常が一週間過ぎました

まるで 徐行してた車のアクセルを急に床まで踏み込まれ
ハンドルにしがみつきながら目の前の障害物を必死で避けてる

そんな感じの今週でした



日本滞在中は、同行してたKazuが急に夜中に入院なんて事件が起こって
いろんな方にご迷惑かけたり、親切なサポートをいただいたり
すみませんでした & 本当にありがとうございました


今日はそんなKazu入院当夜に体験したあるシーンを
Nori loig としては初のイラストでお届けします

それでは





Kazuが肋骨の痛みを突然訴えて、とある総合病院への到着は22:30くらいだったか
病院では豚インフル最盛期の昨今、疑われての検査が数々続く

そんな中Noriは夜中の1時くらいに、B1(地下1階)へ飲み物を入手に降りた
自販機で水を購入し、上の階へ戻ろうとエレベーターのボタンを押す

誰もいない・・・無機質に取り囲まれて・・・
不気味だ・・・




































刻は丑三時

下階は  霊安室  ・・・
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ちょっと涼しくなるお話

2006-08-22 23:27:44 | 
厳しい残暑の続く中、今日はちょっと涼しくなるお話をお送りします。

本編 FIfty-Fifty の6月4日のツーリングレポートで、「吹上峠の雰囲気が怖かった」と書きましたが、 昨夜思い出してネットで調べてみました。 そしたらなんと、本当に心霊スポットだったんですねーーー
“吹上トンネル” “心霊” 等のキーワードで検索すると、出てくる出てくる。

いろんなことが書かれていますが、主なものをピックアップすると
・あの宮崎勤が幼女の遺体を隠した場所が近くにある。 (これは実話です)
   (以下は噂話)
・その幼女の霊が出る
・昔、旧々トンネルの茶屋で女将さんが強盗に殺され、その霊が出る。
・トンネル内で車のクラクションを鳴らすと、天井から逆さまに白い女性の霊がぶら下がるように出る。
・何本もの白い手が迫ってきて、 車のガラスに手形がベタベタと(;°°) etc.


吹上トンネルと称されるトンネルは3本あり、 作られた時代によって、明治/昭和/平成トンネル、と呼ばれているらしい。 Noriが通ったのは真ん中の昭和トンネル。(写真)  ここでもかなりの雰囲気だったが、今は通行止めになっている明治トンネルが一番ヤバイようだ。


ツーリングレポートには書かなかったが、最初Noriはミスコースし、この最も危険な明治トンネルに向かう道に入っていってしまった。 道が途中から未舗装に変わり、写真のような車止めも現れたのでトンネルに至らず引き返したが、今思うと、危なかったなーー

引き返して成木街道に戻ったとき、街道をランドナー(ツーリング用自転車)で登ってきたおじさんに、「この道は通り抜けれるの?」 と聞かれた。 「未舗装になったから引き換えしてきたんで、先は分かりません」 と答えたんだが、 彼は「それじゃ、行ってみます」 と、登っていった。

彼は、大丈夫だったのだろうか ??
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