トライアスロン復帰第一戦に選んだ 沼津千本浜トライアスロン大会 に昨日参戦してきた。
変則スプリントディスタンスと短い距離なので、気軽に参加できるところがいい。
当初は8月開催予定だったが、コロナ第5波で延期になった。
中止ではなく延期開催としてくれたことは、ありがたいことだね。
(今回はなるべく選手一人で来るようにと大会側から求められていたので、レース中の写真はありませぬぅ)
オールスポーツより写真を入手したのでバイクとゴールを追加掲載(11/17)
朝の会場風景

大きな大会のようなピリピリとした雰囲気はない。
またこの大会は事前に抗原検査キットを選手に送り、当日の検査結果提出を義務化している。
これだと安心して競えるね。
190人の個人出走者は1組と2組に分けてスタートし、その後39組の駅伝チームが続く。
個人1組のスタート

スィムはこのような3角コースを2周する予定だったが

潮流が強いとのことで第2ブイを回ったら真直ぐ上陸し、2周目はなしに短縮された。
第2組の Nori は 9:30 のスタート。
スタート位置を前方に取れたのでさほどの苦も無く第2ブイまで回ったが、ここからがなかなか進まない。
この方向は潮流がアゲインストのようでやや強く泳がされたから、上陸してちとフラつく始末。
5分40秒のタイムだったから距離は 300m もなかったようだ。
おかげで差があまり開かず、ビーチランの時点ではまだ先頭が見えていた。
トランジットに戻って次のバイクの準備だが、これがなんともモタついてしまった。
ここでかなりの後続に抜かれてしまう。
バイクは行って来いのコースを2周回で15km と、これも通常のスプリントの20km に比べて短い。
通年は20km らしいが、今年は堤防工事のために短縮されたらしい。

バイクコースは晴れてればこんな風景だけど、今回は顔を出してくれなかったのが残念。

寒かったのでウィンドブレーカーを着て漕ぎ出すと 「 お ♪ 」 楽に 30kph オーバーを維持できる。
「もお以前の俺に戻ってるじゃん」なんて思いあがりは、最初のターン直後に「勘違いだったぁ」と思い知らされた。
往路は追い風だったんだね。
復路は25km しか出やしねえ(ToT)

この大会は狭いコースを対面通行するため、DHバーの使用が禁止されている。
「目の前のこのバーが握れれば、もっと楽にいけんのになぁ」

バイク終了しての平均速度 27kph という情けなさはバーのせいではなく、練習不足が原因だけどね。
さあ、最後のランだ
ランは松林を縫うように敷かれた遊歩道を走る。
全面日影だから夏の大会にはいいんだろうな。
大会情報には 「こんなとこあるから注意」 との写真が

コースの全てがこんなんではなくほとんどは硬く締まった未舗装路だけど、木の根や石はかなりちりばめられている。
しかも直線はなく曲がりくねってるんでスピードは上がらない。
まあ、直線の舗装路でもそんなに上がらなかったろうけど ね。
走り出すと途端に 「 キッツい 」
トレーニング不足が顕著に出るのはやはり最後のランだ。
2km のコースを3周回するので、2周を抑えて走り、3周目に解放しようと考えた。
1~2周はガンガン抜かれるが、我慢我慢っと
3週目に「 よっし 全開だ 」とギアを上げた ・・・ つもりだった けど
「あ あれ、温存しといたエネルギー、いつの間に空になったん?」
てな感じで相変わらずポタポタと走ってたところ、真っ黒に日焼けしたメイド服のマッチョに バビュ~ン と抜かれた。
「そうか、今日はハロウィンかぁ」
コースサイドのスタッフと目を合わせて笑ったよ。
2周目の半ばあたりから細い雨が降り出していた。
ヨチヨチゴールしたときには普通に降ってたな。
コロナ対策でテープも張られてないゴールへ、遅い順位だったから気恥ずかしくてチッチヤいガッツポーズでゴール。

信条としてる「笑顔でゴール」だけは果たしたよ。
そして小さな満足感だけはしっかり感じることができて、今はこれでよし だ。
トランジットに戻るとこいつが濡れながら待っててくれた。

「待たせてすまん。さあ、帰ろうか」
さて本日リザルトが発表された。
そこで立てた目標 「年齢順よりも上の順位を取る」 についてわあ
10位上の順位で、達成
まあ低レベルの目標をかろうじてクリアしただけだが、自己満としては充分だ。
さて来年は2月から日本一周に旅立つので、トライアスロンを始めとするレースには出れない。
次レースは再来年以降になるけど、それまでモチベーションを保ち続けられるかがちと心配だった。
しかし今回4年ぶりのゴールを味わったら 「これは止められないな」 と思ってしまったんで
「大丈夫そうだな 俺」