出張中にも休日はある。 しかもここ黄山(huangshan)は中国内では有名な景勝地だ。 行くしかないでしょう。 黄山市内のホテルから車をチャーターして山の麓へ。 そこか先は一般車通行禁止なので専用タクシーに乗り換え、 計1時間半ほどでロープウェイに到着。 入場料150元(2000円)とロープウェイ片道65元(900円)を支払い ゴンドラに乗り込むと、 もうそこから素晴らしい風景が広がっていた。 (右:ゴンドラ内より) |
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ゴンドラから降りた途端に、この光景が ![]() |
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黄山の散策はスリリング。 左:オーバーハングした岩上の展望台。 「崩れ落ちるのではないか」 との恐怖感。 落ちたら数百メートルの断崖が待っている。 下:垂直壁に差し込まれた空中回廊。 高所快楽症者Noriのツボにはまる。 |
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歩き出すと、期待していた以上の光景が広がっていた。 シャープなシルエットで空に伸びる山々、深く切れ込んだ渓谷、力強い独特な岩肌、流れようなシェイプの松達、 Noriの貧困な語彙力では表現できないので、写真をご覧ください。 ![]() ![]() |
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![]() ![]() 以上全て Olympus PEN E-P1 + M.ZUIKO DIGITAL 17mm JPG撮って出し。 (出張中なのでレタッチやトリミングの時間がなかったぁ・・・言い訳ですけど) もっと広角なレンズの必要性をひしひしと感じた撮影だった。 雄大過ぎる風景を写しこめないから。 実際の迫力も映し出せてないなあ、もっと腕を磨かねば。 今回は午後から霞が濃くなり黄山全体の1/5程度しか見れなかったが、それでも幸運なことらしい。 そんなんで歩行時間は3時間くらいと短かったのだが、翌日は筋肉痛が酷かった。 全部を回りたい方は充分な日程と、強靭な足腰をご用意ください。 |
出張で安徽省(Anhui)の黄山(Huangshan)という所に来ています。 前回 は夜の雰囲気しか撮れなかったここの老街だけど、今回は夕光が残る時間帯にたどり着くことができた。 春節(旧正月)明け間もないせいか、まだ開いてない店も多く人通りも少ないが、なんとなく好きな街だ。 今回はその光景など。 |
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古美術の博物館 | 洋中折衷のバー | ||||||||||
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竹製巻物の店 |
お茶屋の看板猫 |
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町並 |
前面門を街中方向から |
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「写真って名前があると撮った気持ちが伝わるかな」 なんて思って、生意気にもタイトルを付けてみた。 タイトル: 守る ![]() 老街正面門の狛犬 タイトル: 愛おしい ![]() 石材美術品店正面 |
旅行中に見かけた ちょっと笑えたり珍しかったりする光景集 |
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<出発前の上海浦東空港にて> 手打ち風 ? 『風』 って、 何だよ |
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<行きの機内にて> 斜め前の子が、何やら勉強中の様子。 「中国の などと思ってたところ、Kazuが発見!! テーブルの上にはなんと これが ⇒ ん~ 「シャーペン買え」 |
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<セントーサ島のゴンドラ駅にて> Kazuが異色(文字通り)のヤクルト発見。 写真では発色が悪いが、紫と薄緑色。 紫は容易に想像がつくと思うけど、そう グレープ味。 薄緑はね、青りんごでした。 日本でも発売されてるのか な? |
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<セントーサ島のマーライオン下にて> ジェラート屋にかなりの客が群がっていた が 本物の日本の味? イマユ? TM IMAYU? Authentic(本物の) Hokkaido Ice crema ? |
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<シンガポールの地下鉄車両内にて> 「優先席を譲りましょう」 の表示。 なんともファンキーなおばさん達だね (笑) |
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<シンガポールの地下鉄車両内にて> 非常扉レバーの4ヶ国語表示 ・英語 ・中国語 ・分からん ・たぶんアラビア語 ちなみに誤用した場合の罰金は、30万円。 |
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さて、5回に渡って書いてきたシンガポール編はこれでお終い。 駄文に付き合い全部見ていただいた方、ありがとうございます。 次回からは中国ネタに戻る かな? |
今回の旅も4日目となり、明日は帰る日なので事実上の最終日。 しかし 「のんびり」 が目的なので無理をせず、今日は近場を回ってみることにした。 ![]() 先ずは地下鉄乗り継ぎで3駅目のリトルインディアで降車。 |
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< Point 1> 確かにインドっぽい。 もっと埃っぽくして、痩せた牛を放せば完璧だ。 |
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< Point 2> スリ・ヴィラマ・カリアマン寺院 1881年、インド・ベンガル地方からの労働者が建立したという寺院 裏口と知らずに入って行ったら、 「靴を脱いで表から入れ」 と、怒られてしまった。 寺院中は真剣な雰囲気が漂っていたので、 写真を撮ることも憚られる。 |
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< Point 3> リトル・インディア・アーケード 駅方向に戻ると、小物やら衣類やらの小店がゴッタにひしめき合うインディアンアーケード。 面白そうな物もちょくちょく見かけたが、ある店のオヤジが 「ニーハオ」 と話しかけてきたので途端に気分を害され、さっさと立ち去る。 |
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< Point 4> ブギス・ヴィレッジ ブギス駅まで歩いて来ると、何やらここにもマーケットが。 じっくり物色すると面白そうだが、 プラ製波板の屋根の温室効果が強くって 暑っついったらありゃしない。 なにも買わずにスルー。 |
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< Point 5> サルタン・モスク ヴィクトリアストリートを北上して右に曲がると、今度はアラブストリートになる。 今日はインドとアラブの2カ国立てだ。 モスクは拝観時間が決まっており、合わなかったので外観だけ。 この辺りはやはりアラブ系と思われる顔つきの人を多く見かける。 シンガポールって正に、人種の坩堝だね。 |
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< Point 6> 暑い日の散歩には、冷えたビールが欠かせない。 モスク前から連なる商店街の一角にあるレストランでの昼食風景。 写ってるケバブはピリリとした味で美味しかった。 |
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30℃を超える気温と高い湿度の中、お散歩はこれくらいが限界かな。 この後はホテルに取って返して至福のお昼寝タイムに突入。 (u_u )zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz ムックリ (θ θ ) 目覚めたNori 実はもう一ヶ所、行きたい所があったんだ。 夢心地のKazuを部屋に残し、まだまだ暑い4時にホテルを出た。 ![]() ホテルから30分ほど西に歩き向かった先は ボタニック ガーデン Botanic Gardenn 植物園なんだけど、なぜかどうしても行ってみたかった。 そして 「来て良かった」 と、つくづく思った。 < Point 1> |
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広大な植物園の半分も回れなかった。 でも、 透明感のある空気を造り出す植物達、花々、鳥達、水、散歩やジョギングをする人々、 ここにある全てが身体を活性化させてくれる気がする。 これが足りなかったんだな、普段の生活に・・・ |
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植物園からの帰り道、 左写真辺りを歩いていたら 歩道を何かが過った。 右手の木に登っていった そいつは、リス。 都会の真ん中にもいるんだね。 (右の真中 見えるかな?) |
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一旦ホテルに帰って、さて最後の夕食に出かけましょう。 シンガポール料理は2回ほど食したけど、実を言うと甘い中華のようで口に合わないものが多い。 そこで植物園の帰りに見つけた ES MIRADA という、スペインかメキシコか? みたいなレストランにしてみた。 < Point 2> |
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これくらいになると気温も快適。 それに、 屋外席って、気持ちいいよ。 日本ってこんな席が少ないな。 もっとできればいいのにね。 (右:量の多さに呆然( ゜ ゜) |
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事実上これでシンガポールの旅は終了。 暑さにはちと参ったけど、街はとても快適だった。 歩いている人々が自然に道を譲り合い、身体をぶつけることもない。 歩道で道を渡ろうと待っていると、信号がないのに車やバイクが止まってくれる。 そんな普通のことがとてもうれしく思えて、それだけ日常ではそんな普通が欠乏していたことを改めて思い知った。 たった5日なのに「帰りたくない」と思わせたのは、シンガポールの良さなのか、中国の酷さなのか ・・・ |
3日目はシンガポールの南に浮かぶセントーサ島に行ってみた。 オーチャード駅からドゥビーゴートで乗り換えて、ハーバーフロント駅までは20分程度。 ![]() |
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<Point 1> セントーサ島には橋が架けられているので電車や車でも渡れるが、ここはやはりケーブルカーで行ってみたかった。 券売所では島でのアトラクションが組み込まれた様々なセット券を販売しているので、興味があるツアーを選択するといい。 写りが悪いけどツアーの看板は 『こちら』 海を渡るゴンドラって、初めてだな。 結構な高さまで登るので眺めはいいが、慣れた雪山と違って恐怖感みたいなものが薄っすらと |
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<Point 2> 島に着きセット券に含まれているガイドが先ず案内してくれたのは Underwater world. これ、期待してたんだよね。 透明なトンネルでの海底散歩なんだから ・ ・ 単なる水族館じゃないかぁ ガッ―――(っω`- )―――カリ 勝手に海の底と勘違いしてた俺が悪いのか? |
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<Point 3> 小一予定されていた水族館は時間を持て余し、反対側のビーチに出てみた。 この島一番の砂浜だそうな。 ん、悪くはない。 |
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<Point 4> ケーブルカー駅の近くにバスで戻り、次はネーミングからだけではどんなものか想像できなかった Log Ride . 左写真の真中ね。 何だったかと言うと、3D画面に合わせて座席が傾く、よくあるアトラクション。 ところがこれが本日一番に面白かった。 丸太に乗った感じで、流されたり、放り出されたり、落っことされたり etc. 足が突っ張る場面がいくつもあったよ。 |
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<Point 5>
ツアーガイドが付くのはここまで。 「この後は勝手に回ってください。 タワーはあちらですよ。」 と指示された方向に行くと、 これもよくあるな。 回転しながら上下する展望台。 そこそこの見晴らしはある。 湾には貿易立国らしく、タンカーが多く浮かんでいた。 |
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<Point 6> ここにもマーライオンがいる。 しかもこいつは内部を登れるというので、追加料金を払って入ってみた。 頭の上と口の中から外が見渡せるようになっている。 今日はここまで。 この島の感想としては、 「シンガポールで行くとこが無くなったら、来てもいいかな」 という程度だと思っていただければ と。 |
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「暖かいところでのんびりしたい」 というKazuのリクエストを受けて、今年の冬旅はシンガポールにしてみた。 上海からだと5時間ほどと、日本からより3時間近いことも魅力だ。 |
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空港から30分で今回のホテルに到着。 シンガポールのショッピング街オーチャード (Orchard)の地下鉄駅に程近い Good Wood Park Hotel 3階までの低層階でいくつかの中庭を囲む233室という贅沢なスペース使いで、リゾート気分に浸れる快適なホテルだ。 1900年にドイツ人の社交クラブとして建てられたコロニアル建築で、クラシカルな雰囲気が残されている。 今回はここに4泊の予定。 |
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上海よりかなり西に位置していながら時差がないこの国では、暗くなるのが遅い。 夕方7時過ぎでも明るいので、ちょっとだけオーチャード通りを歩いてみた。 高級店が立ち並ぶ街並みはNori達にとって求めているものではなかったが、すれ違う人々が自然に道を譲り合う歩道は中国では望むべくもない快適さだ。 ちょっと歩いてマリオットのオープンカフェで夕食にし、 初日は終了。 |
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今回二日目以降に廻った区域を地図にしてみました。 それぞれの記事の先頭に詳細地図を付けたので、イメージ合わせに参照ください。 ![]() |
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<2nd day 5 Feb.>![]() |
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あまりにもゆっくり起きたので、ホテルを出たのは11時前。 まあ、旅行ではいつもこんなペースなんだけどね。 |
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<Point 1> なんの下調べもしてこなかったので、高島屋デパート内の紀文でガイド本を購入。 3階のカフェで「どこに行こうか」と思案中、ガラス越しに見下ろす一階ホールでは獅子舞が正月気分を盛り上げていた。 |
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<Point 2> 地下鉄Orchard駅から二つ先のDhobyGhaut駅で降りて、ここからは徒歩。 とてつもなく熱い。30℃を越えているだろう。 10分ほど歩くと シンガポール国立博物館 が見えてくる。 先ずはここに入ってみると、日本語対応のインターカム完備なので快適。 年代的には浅い国だけど、様々な遍歴を見せてくれる。 館内は撮影禁止なので、外観だけ載っけときましょう。 |
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<Point 3> 博物館で意外と長い時間を過ごした後、更に10分ほど歩くとチャイムス (Chijmus) に到着。 19世紀の修道院を改装してレストランやバー等が多く集まる一角だ。 正午を大きく回っている時間帯だったので、ここらで昼食。 まだほとんど観光してないのにね(^^;) |
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<Point 4> チャイムスの次の一角はラッフルズホテル。 (Laffles Hotel) シンガポール建国の父と言われるイギリス人ラッフルズ卿にちなみ、1887年創業。 「東洋の真珠」とも呼ばれるほどの名門ホテルで、チャップリンも宿泊したことがあるらしい。 この一角にある Long Bar は、あのカクテル シンガポールスリング の発祥地とのこと。 |
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ホテルの中庭 | Long Bar | シンガポールスリングはこれ | |||||||||
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も少し南に歩いてみましょうか。 |
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<Point 5> St. Andrew's athdral 1836年に建てられたゴシック様式の教会 |
<Point 6> City Holl(手前) と 旧最高裁判所(奥) |
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<Point 7> 更に南に歩くと Singapore River に当たる。 このあたりにラッフルズさんの銅像があるらしいけど、見つけられなかった。 代わりに、川に飛び込む子供たちの象。 |
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<Point 9> 川を渡って Marina Bay に出ると、シンガポールと言えばやっぱりこれ マーライオン。 頭がライオンで身体が魚という伝説の動物だ。 大きなやつの背後に、小さめの子ライオンがいたよ。 |
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Mar Lion | Mar Lion の背景 | Mar Lion の背景をちょっと遠くから | |||||||||
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<Point 8> 「暗くなるとマーライオンの目からレーザービームが出る」 なんて話を聞いたことがあったんで8時まで粘ってみたが、光らなかった。 代わりにマリーナベイの夜景など。 |
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昨日2月2日は旧暦の大晦日で、そこから中国中が一斉に連休に入る。 多くの駐在員が既に帰国した中、出遅れ組5人が 「忘年会でもやろうか」 ということになった。 夕方6時からの開演だけど、明日からの旅行に備えて “地球の歩き方” でも買おうと早めに自宅を出た。 |
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向かった先は福州路の外文書店。 海外の書籍を専門に取り扱っている本屋 だ け ど、 休みっ (ToT) ここも春節連休に入ってしまってた。 しょうがなく散歩でもして時間をつぶそうと山西南路を北に歩いてたら、 なんともこの国らしい小学校の正門を発見(笑) |
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南京路を横切り更に北へ歩くと、 川にぶつかる。 川沿いに遊歩道があるのでブラブラと歩いてみた。 意外にいい雰囲気。 そうこうしてると街には夕方の雰囲気が降りてきたので、 そろそろ会場に向かってみましょうか。 |
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今夜の会場は上海で一番のお気に入り、 Three on the Bund の New Heights 何かあるとここに来たくなる。 外灘と浦東の風景が両方とも望める カジュアルレストラン。 今回はやや靄がかかっていたけど、 これくらいの夜景は見ることができた。 |
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外灘での花火を期待してたが、時間が早いせいで見れなかったのが残念。 でも、帰宅して日付が変わるころには廻り中花火で取り囲まれたよ。 いつもながらすごいもんだな。 |
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こうして中国の2010年は終了。 |
自宅アパートで、
エレベーターホールの鏡に掛けられているライト
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/7e/a9f1ac66792e40c8ca401062c5a2eeb8.jpg)
毎日この下を通り過ぎていたのだけど、昨日ふと立ち止まって見上げてみた
探しに行かなくても被写体って、結構身近にもあるんだね
エレベーターホールの鏡に掛けられているライト
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/7e/a9f1ac66792e40c8ca401062c5a2eeb8.jpg)
毎日この下を通り過ぎていたのだけど、昨日ふと立ち止まって見上げてみた
探しに行かなくても被写体って、結構身近にもあるんだね