1000人近くの選手が競う天草から一変、70数人とこじんまりした地方レースに参加してきた。
今年はいくつかの大会に参戦したかったのだけど 昨年の事故 がたたり始動が大幅に遅れた。
なので近場にはもうこれくらいの大会しか残ってなかったからだ。
体調は万全 と言いたいとこだけど、またも直前になって風邪。
まあそれでもスプリントに毛が生えたくらいの距離なので、完走は問題ないだろうと参加してみた。
Swim 1km, Bike 22km Run 7km
成り行き予想タイムで2時間くらいだから、5分の努力目標を立てて1時間55分。
あわよくば1時間50分を切り、初の真ん中以上の順位を目指すつもりだったが・・・
<レースまで>
朝5時過ぎに自宅を出て、途中コンビニストップを挟んでも1時間20分で会場に到着。
この近さは魅力だな。
会場に着くと、一つの駐車場をコーンで区切って、2/3が車の駐車場、1/3が競技のトランジットエリアになっている。
そしてその先がスイム競技場のプール。
このコンパクトさは いいね♪
トランジットエリアは車一台分の駐車スペースに2選手が入るように区切られているから、一人分は広い。
そのうちバイクラックが設置されるだろうと待っていたが、ここはないんだね。
そんなこと知らずにスタンドなんて持ってきてないから、仕方なくバイクを横倒しで置く。
<Swim編 1km>
小学校の50mプールを10往復。
コースロープは引かれていないが、各コース毎に10人ほど振り分けられる。
これも自己申請の予想タイムで組み分けされているようだ。
スタートは10秒毎で、出発順はスイムキャップの色で分けられている。
Noriは6番手でスタートでピンクのスイムキャップ。
今回ウエットスーツが許可されているので、真水で試したことがなかったから着用してみた。
これは正解で、まるでプルブイを挟んでいるかのように身体が浮き、快調に50mのターン。
そして100mまでの間に前泳者2人を抜く。
しかし・・・ここからが大変
どんどん前に追いつくのだが、狭いコースでのオーバーテイクは非常に厳しい。
前を二人の平泳ぎが横に並びコースを塞いだときには、怒りさえこみ上げてきた。
前泳者は必死にコース内側を泳いでいくので外側から抜くのだが、そうすると隣のコースの対向泳者と正面衝突。
ぶつからないように隙をみてスピードを上げて抜くのだが、これでペースが乱されてスタミナを消耗する。
300m時点で既に息があがっていた。
500m時点では 「もう競技止めようか」 とまで思った。
それから先は前を塞がれては立ち止まり、あきらめの泳ぎ。
タイムが上がるはずもなく、オープンウォーターの天草より遅いペースでプールから上がった。
ここで反省点をひとつ。
奥ゆかしいNoriは自己申告タイムに、見込みより数分遅いタイムを記入し提出していた。
だから遅い組に振り分けられ、前が詰まってしまった。
抜かれるより抜くほうが体力を消耗するので、早い組に入れるようなタイムを書いとくべきだったな。
<Bike編 22km>
交通規制なしの一般道を変則的に周回するコース。
おかげで交差点を捌く大会スタッフの皆さんは、大変そうだった。 お世話になりましたm(_ _)m
コースは概ねフラットだがあぜ道のような農道部分もあり、全体的に路面が荒れている。
普通~におばちゃんが歩いてたり車が通ったりコーナーが多かったりで、スピードが乗らない。
「天草のコースは40km中でブレーキをかけるのは折返し点1箇所だけだったのにな~」
なんてことを思い出しながら抜きつ抜かれつ。
後半は次のRunでばてないように軽いギアを踏み、47分でフィニッシュ。
距離が短いのに天草の平均スピード 29.3kph よりも遅い 28.0kph は、しょうがないかなぁ・・・
<Run編 7km>
周回コースを3周する。
ウォーターステーションが2箇所あるので、事実上1km毎に水分補給が可能。
Runをスタートした時点で1時間15分。
「1時間50分をなんとか切れるかな」
と走り出したが、Bikeで温存したはずの脚が期待してたほど動かない。
咳も酷くなりタンがからみ、肺に吸い込んだ酸素の半分くらいしか消費できていない気がする。
気温も上がってきた。
前走者の走りが明らかに遅いと分かるのに、それに追いつくのがイラつくほどに時間がかかる。
そうこうしてると後ろから抜かれる。
ん~ こんなはずでは ・・・
その割には緊張感のない走りだが
結局努力目標の1時間55分も切れずにフィニッシュ。
目標達成は 「笑顔でゴール」 だけだったよ。
<大会終了後>
順位といったら、後ろに20数人しかいない酷いもの。
もう「完走」では満足できなくなってきてるので、とても悔しい結果だった。
しかし来年リベンジするかは ・・・
自宅から日帰りできるのは魅力だが、あのプールでまた泳ぐことを思うと・・・
まあ、1年かかって決めればいいか。
さて手作り感満載の当大会だが、結果の集計に手間取り閉会式は30分以上遅れて開幕。
選手たちは皆慣れているのか文句を言うでもなく、配られた弁当を食しながら待つ。
やっと始まって男女1~3位の表彰後に、「こちらがメインか?」と思わせるジャンケン大会。
これで Nor & Kazu 共にゲットしてきたよ。
左上の焼酎ミニボトル4本
右上と真ん中は参加賞で、佐賀県産の米と海苔。
左下は選手一人に一本配られたサワー。
そして右下には、ゴール地点で首にかけてくれる完走賞のメダル。
ローカル色豊かで、ある意味楽しい大会(小会?)だった。
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さて今年のレース参戦はこれで終了とし、トレーニングも9月中はオフにする予定。
ゆっくりとサイクリングしたり写真撮ったり、トライアスロンから少し離れて楽しんでみようかと思う今日このごろ。