Nori log

日常のちょっとした出来事を写真で残しています
3年の上海駐在を終え、今は日本の良さを再認識中

ローマ駐車事情

2011-06-09 23:59:22 | イタリア日常
以前の写真を整理していたら、ちょっと面白いのが出てきた。
3年ほど前のものだけど載っけときましょう。




ラテンの国では今でも、車のバンパーはぶつけるための物というが、



「ぶつけなきゃならない」 ってことじゃあ  ないだろ


ローマの街は細い路地が多いので、小型車の比率が結構高い。
以前はボロボロのシトロエンなんかが多かったけど、
最近はドイツのスマートをよく見かける。


だって、こんな駐車ができるんだもの ね

挟まれたスマート


そしてこちらは


挟むスマート
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Grazie Arrivederci

2008-04-24 23:49:05 | イタリア日常
3ヶ月近く一緒に仕事したスタッフに見送られて事務所を後にし、今はローマに向かうタクシーの中
(写真は車窓からの風景)
こちらのスタッフはみんないいやつらでしたよ
こんなこと言っちゃ変かもしれないけど
イタリア人とは思えないほど真面目で気が利いた
おかげでなんとか乗り切れたよ
ありがと そして さよなら

さあ、明日の夕方には日本です
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バイ族 と ラ族

2008-04-22 21:46:29 | イタリア日常
会社で通訳の女性と駐在員の会話が聞こえた
通訳嬢 「ねえ、今度駐在で来た(日本人名)さんは “バイ族” ?」
駐在員 「いや、彼は “ラ族” だよ」

???????
気になってしょうがなかったから話に割り込んで聞いてみたところ、こんなことだった

ここイタリアの拠点に駐在する日本人は、国内の静岡と熊本の拠点から来る者が多い
それぞれの地域の方言で語尾に
熊本 : ~バイ
静岡 : ~ラ
と言うことが多いので、それぞれを “バイ族” “ラ族” と呼んでいるそうだ

なんと的確な人種分類 (^O^) 大笑いしてしまった 
帰国したら流行らせよっと



ちなみにNoriは

裸族
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シチリアのシャルドネ

2008-04-12 23:02:50 | イタリア日常
きょうはとても天気がいい土曜日です
なのに一人で休日出勤中 (T_T)
自分の手際の悪さに情けなくなってきますねぇ

まあ、でも昨夜は美味しい思いをしたんで、そのことでも書いてみましょうか

--------------------------------------------------------------------------
昨夜はランチャーノでも一番のお気に入り
ワインバー Santa Lucia に出かけた
いつもながら客が少ない、はっきり言えば昨夜はNori一人だ


穏やかなマスターが
「おや、また来てくれましたね」
みたいな素振りで迎えてくれる

普段は地元アブルッツオの赤を頼むんだけど、昨夜はなぜか白の気分

「あい (Do you have の意味だったと思う) しゃるどね ししりあ?」
思いっきり片言だけど通じたようだ
これが出てきたからね


シシリア産のシャルドネは日本にいるときからのお気に入りのワインだ
しかし良心的な価格設定のスペランツァでさえ8千円以上の値段

「くえんと こすた?」 (値段はいくら?)
と聞いてみると 36ユーロとのこと
5500円くらいだから、少し得した気分になれたな

客が他にいないから、その後はNoriの電子辞書をたたきあいながらの会話してたけど
マスターがこのワインについて表示した単語は
“oro”
黄金という意味の言葉だ
そう、確かにこの白ワインは透明でなくって黄金色をしている
熟成された色だね
味も白ワインとは思えないほど濃厚だし、樽の香りも香ばしく残っている


これを一人で空けるって、なんて贅沢なんだろう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そろそろ

2008-04-07 02:16:53 | イタリア日常
夕方の7時をまわったので夕食に行こうと思ったが
サマータイムのおかげで外はまだこんな

これじゃ気分じゃないから、散歩でもして
食事はその後としましょうか

それじゃ、いってきます
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バタバタしてます

2008-04-04 03:11:36 | イタリア日常
広い事務所に一人残ってます
現地人はみんな帰っちゃったし・・・

しばらく続きそうなので、当分はblogの更新もままならないかも

期待しないで待っててください
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サマータイム

2008-03-30 22:29:34 | イタリア日常
今日からヨーロッパはサマータイム
AM1:59の次がAM3:00にジャンプすることで切り替わる
「なんでそんな中途半端な時間で替わるの?」と、昨日会社で聞いてみたところ
「私もよく知らないけど、みんなが寝てる時間のほうが混乱が少ないんじゃないの」とのこと

そうかもしれないね

今朝起きたら、写真右の電波時計は自動でちゃんと1時間進んでたよ
便利になったもんだ

さて、1時間睡眠を損した気分の今日は、ランチャーノから50kmほどのボンバという街に行ってきました
どんな街だったかは、明日にでもUPできたらな
と、思ってます
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Santa Lucia (ワインバー)

2008-03-29 20:39:26 | イタリア日常
とても天気が良い土曜日なのに


今日は休日出勤中
しかも来週は職場に全く日本人や通訳がいなくなり、孤立無援の状態になる
まあ心配しても仕方がないことだから、
「とりあえず飲みに行くか」 と、昨夜はお気に入りのワインバー Santa Lucia に出かけた

「ボナセーラ」 と店に入っていくと
「ボナセーラ ソロ? (一人?)」 とマスターが聞く
その言葉にまた寂しさがこみ上げてきそうになったが、男の子はそんなことでくじけちゃいけない
( 「男の子なんて歳か」 という突込みをビシビシ感じるが、精神年齢と思っていただきたい)

現地語しか通じないこの店のために、今回はいくつか言葉を用意してきた
席に着くとてマスターが 「何にします」 みたいなことを言う
さて、メモを取り出してっと

Puo consigliami un buono vino rosso locale ?
プォ コンシィッリアールミ ウン ヴオン ヴィーノ ロッソ ロカーレ ?
(この土地の赤ワインで良いものを選んでください)

これはうまく言えたよ
にっこりと穏やかに微笑んだマスターが Si (yes) と答えて、数本のワインをテーブルに並べてくれる
どのワインがいいかなんて、分かるわけがない
ラベルの気に入ったものを指して Prendo questo. (これにします)

第一関門を突破して、選んだワインはこれ MARINA CVETIC

モンテプルチャーノというブドウの品種を使った、アブルッオ州産のワインだ
この州のワインは重く濃厚なことで知られていて、rosso(赤)ではなく nero(黒)と呼ばれることもあるらしい
重いワインが好みのNoriには最適の州だね♪

「いかがです?」 みたいなこと(たぶん)を言うマスターに Bonissimo! (最高に美味しい)と答え
さあ、次が第二の関門だ。 またもメモを取り出して

Potrebbe scegliermi una piatto che vada bene con quest vino ?
ポトレッペ シェッリエルミ ウナ ピアット ケ ヴァダ ベーネ コン クエスト ヴィーノ
(このワインにあう食事を選んでください)

これは・・・難しかった  引っかかりながらの棒読みだ  が、 なんとか通じたみたい
それで出てきたものが これ

いつもながら綺麗な盛り付けですね。 食べるのがもったいないくらい
これって、パスタなんだよ

雰囲気のあるお店と、濃厚なワインと、見た目も楽しい食事
良かった、この街に戻ってこれて

しかし夕食にしてはちょっと量が少ないかな
Vorrei salame e formaggio. 「サラミとチーズをください」 
(これくらいはアンチョコ無しに言えるようになってきた)

マスターは 「もちろん、もう用意してますよ」
みたいな素振りで、すぐに出してくれたのが、これ

オヤジ一人で食べるのが勿体無いくらいのかわいさでしょ
ブルスケッタはピリリと辛く、サラミは濃い味があり、チーズには蜂蜜
味の調和も素晴らしい

適量な食事と美味しいワインで、 幸せな夜です
残念なのはマスターが何かと説明してくれるだけど、さっぱり分からない悲しさ
「ちとイタリア語を勉強してみたいな」 と今夜も思ったとこです

ワインを1本空けると、さすがにほろ酔い気分♪
ちょっとふわついた、それでいて軽い足取りでお店を後にした夜でした





*注*
文中のイタリア語はNoriが勝手に会話集のあちこちから集めてつなげたものですから、間違いがあるかもしれません。
そんな方はいないと思うけど、鵜呑みにして覚えたりないように。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Va bene (大丈夫)

2008-03-28 20:09:02 | イタリア日常
昨日はちと気弱なことを書いちゃいましたね
それほど凹んでるわけじゃあないんですよ

昨夜は一人で一本空けたし
( Montepulciano d'Abruzzo とろりと濃厚♪ )
食べきれないほどの魚料理も詰め込んだし


食事の締めくくりは チェンテルベ

“百の草” という名を持つこの地方産の食後酒は
綺麗なエメラルド色と裏腹に、72°の危険な酒です
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グラスワインの夕食

2008-03-27 21:58:27 | イタリア日常
今回の出張はNori一人
当然夕食も一人
だから昨夜は顔見知りのトラットリアに行ったんだけど、
それでもやっぱり 寂しいもんです

飲むお酒の量も少なくなるだろうからと、
事前にこんな言葉を覚えて夕べは食事に出かけた

Posso ordinare un bicchiere di vino ?
ポッソ オルディナーレ ウン ビッキェーレ ディ ヴィーノ ?

「ワインはグラスで注文できますか?」
という意味のセンテンス

お店のジッチャンにこれを言った途端

寂しさが 増したような 気がした
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イタリアの朝

2008-03-26 22:27:06 | イタリア日常
久しぶりに教会の鐘の音で目覚めました
この音がない日常を寂しく感じていたところだったので、今日は気持ちのいい目覚めです
時差ぼけも感じず、しかも花粉症がなくって、とーっても快適な朝 !!

泊まってるのは前回と同じホテルで、窓からの眺めもほぼ同じ向きの部屋です


朝食を摂ったホテルのレストランでも、久しぶりに出社したこちらの事務所でも
みんなが 「おかえり」 と言ってくれるので
「昨日までの3週間は、日本へ出張に出てたのかな?」
と、錯覚してしまいそうです
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

行ってきます

2008-03-25 12:44:43 | イタリア日常
今日からまた、イタリア出張
あのランチャーノに、こんなに早く戻れるとは思ってなかったよ

しかし今回は全くの一人
ちと寂しい滞在になりそうです
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ランチャーノ散歩 霧の夜

2008-03-09 16:36:18 | イタリア日常
この街は治安がとてもよく、夜の散歩も気軽にできます
霧が出たある夜の夕食後、あまりの雰囲気の良さにふらりと歩いてみました

昼はあんなに賑やかだったメインストリートを、今は暖かい色の街灯が柔らかく静かに照らして
空気までもセピア色に染まっているようです


昨日の記事と同じように通りを下っていくと、Chentoro
この雰囲気なら、突然石畳を鳴らして馬車が現れたとしても、不思議には感じなかったことでしょう
 

歩いていて、やはり足が向くのは旧市街
今夜は霞のフィルターのおかげで、中世の時代にタイムスリップしたような気分になれます
 

また違う教会が現れました
旧市街は南北800m/東西400m程度の広さですが、
その中に10以上もの教会が点在していて、趣を添えています


更に小道散策は続きます
暗い路地を抜けると、昼間は気が付かなかったリストランテなどに出くわしたりします
 

散歩の終わりに近づいたころ、
奇跡の教会の近くでよさげなワインバーを見つけたので入ってみました


穏やかなマスターが、いとおしむような手つきで注いでくれる地元の赤ワイン
ワインって味は勿論だけど、雰囲気や料理も大事な要素ですね
ここはそれらの全てがあるお店です


このワインバーはその後も数回通い
ランチャーノでの最後の夜もここで過ごしました

こんなお店が近くにあったらいいんだけどな
でも “この街にあってこそ醸し出せるこの雰囲気” なのでしょうね


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ランチャーノ散歩 昼編

2008-03-08 15:04:43 | イタリア日常
滞在中にUPする時間がなかったランチャーノの街を紹介します
今日は“昼編”、明日は“霧の夜編”をお送りする予定です

先ずは40日間滞在したホテル “エクセルシオール”
11階建てのこのホテルはランチャーノ一番の高層ビルです


この辺りは比較的新しい新市街で、ホテルから2~3分ほど歩くとメインストリートに出ます
休日は車両進入禁止となり、暖かかったこの日は地元の人が多く出歩いていました


メインストリートを上写真奥の方向へ下っていくと、すぐに Chentro
Chentro(チェントロ)とは“中央”の意味で、ほとんどの街にはこう呼ばれる場所があります
下写真の右に 今下ってきたメインストリートが見えるでしょ
そちらを振り返っての撮影です


ここから先は、この街の散歩にお勧めの旧市街に入ります

Chentroから左折してちょっと登ると “奇跡の教会”
この左写真も 通り過ぎて振り返る形での撮影です
ここで何を見て何を感じたかは “奇跡を見ました” をご覧ください
 

さあ これから先の旧市街は、路地で迷うことを楽しんでみましょう
まるで迷路のような細い通路が、石造りの建物の足元を縫っています
 

路地を歩いてたら、こんなネコに出会いました


そんな路地を当てもなく歩いてると、こんな教会にぶつかったりします
 
教会はいたるところに点在しています

更に迷うことを楽しみながら歩いていくと
 

突然こんな光景が開けたりします

街を取り囲む城壁から見えるマイエラ山

路地を抜けたこの辺りは日当たりがいいんで
こいつらも気持ち良さそうに 日向ぼっこ♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

帰ります

2008-03-04 17:54:57 | イタリア日常
42日間の滞在が終わり、とうとう帰国です
これだけいると、明日は日本の日常に戻るなんて、実感が湧かないものです
それよりもここを離れるのが淋しくってしようがない

今朝ホテルの部屋から見た街並みと空は、そんな気分に追討ちをかけるように綺麗でした
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする