Nori log

日常のちょっとした出来事を写真で残しています
3年の上海駐在を終え、今は日本の良さを再認識中

三峡運河

2010-02-28 15:13:49 | お出かけ:中国
春節連休の三峡下り、
膨大な写真のどれを選んでよいか悪戦苦闘中。
しかも連休明けから何かと忙しく・・・
なのでUPにはも少し時間を頂きたいかと m(_ _)m

そうは言っても、今回はその中で最も印象に残った三峡運河の様子だけでもお伝えしたいと思います。

ダム湖と下流の水位差130mをロックゲート方式で船を通過させるのは、
スエズ運河やパナマ運河と同様のものです。

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船旅3日目の2月15日。
23:30くらいに船室でシャワーを浴びていたところ Kazuが
「もう運河に入ってるよ!!」  と
急いで身体を拭き部屋のベランダに
駆けつけると、
手すりから手が届く位置に巨大な
コンクリート壁が立ちはだかって
いた。


迫力だ!!




左写真はベランダから船の後方を
見上げるアングル。

下写真の○印がNori達の部屋で、
そこから矢印方向の映像です。


次は4段目通過の様子を上部デッキから。

これは船の後方を見た映像です。
ひとつ前の第3チャンバー(水槽)が見えています。


巨大なロックゲート(水門)が閉じられ、今いるチャンバーが隔離されます。



次は船前方の映像。

前にはNori達の船より小ぶりの客船が見えています。
Nori達の船が約一万トン、前方の船は3~5千トンくらいでしょうか。
それらが同時に入ってまだ余りあるチャンバーの巨大さとは、すごいものです。


30分ほどかけて水位が2~30m下がり、今度は前方のロックゲートが開きます。


そして次の第5チャンバーへ


これらを5回繰り返して130mの水位差を降りていくわけです。
人間って小さいのに、なんて巨大なものを造るのでしょうね。
感激に近いものを受けた経験でした。



こちらは次の日に、運河に隣接された展望台からの映像。
下流側を見下ろす映像で、上流から見て3~5段目の水路が見えています。


分かりにくいでしょうから、水位の線を入れてみました。
手前が下り専用で昨夜Nori達が通過した水路、 奥が登り専用レーンになります。



外から見るよりも、やはり体験しなければこの巨大さは実感できませんね。
もし次の機会があれば、昼に登りを体験してみたいものです。





最後に  ほとんどの方がご存じで蛇足かとも思いますが、
ロックゲート方式の解説図を載せておきますね。



以降、これの繰り返し。
コメント (3)
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あぁ 勘違い

2010-02-26 21:19:15 | ここ変China
中国旧正月明けの今週、
仕事のリズムを取り戻す間もなく、四川省へ出張に出てました。

今日はやっと上海に戻れる日だったのだ け ど・・・
四川の一都市である成都空港から上海へ飛ぶ予定の8:25発の便は・・・
この国ではよくある ・・・ 「いつ飛ぶか分からない」  んだと(怒)

時間つぶしに空港内のコーヒーショップに入って、
メニューにあった “Mocha Coffee” (モカコーヒー) を頼んでみた。
「結構時間がかかるなぁ」 と出てくるのを待っていたところ、
「もかかふぇ」 とか言いながらウェイトレスが持ってきたのが、

これ


チョコレートソース&チップスがトッピングされたカプチーノを頼んだつもりはない。

(英語ができない娘だったんで、以下同行していた通訳君を通しての会話)
 Nori : 「コーヒーのモカを頼んだんだよ」
 ウ嬢 : 「はい、これがモカです」
 Nori : 「ん?  こんなトッピングはいらないんだけど」
 ウ嬢 : 「それは先に言ってもらわないとぉ   モカは普通これです」

腹が立つ前に、苦笑いしながら証拠写真を撮る俺って、
大人になったものだ


しかしその後に考えたのだけど、
これが “モカ” だと信じ込んでる人達を 「かわいそうと」 思うのは、
“上から目線” すぎるのか な?
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内陸で客船クルーズ

2010-02-13 06:37:12 | お出かけ:中国
今日から4泊5日で豪華客船の旅に出てきます。
海ではありませんよ、長江という大河です。
先ずは重慶まで飛行機で飛んで、そこから武漢までクルージング。




浮かぶ五つ星ホテルでの旅ですから、 の~んびりできることでしょう。


(ツアーの見出し写真)


リアルタイムに旅の状況をブログUPできるかはなんとも言えませんが ・・・
まっ 気長に待っててください。

それでは 行ってきます \(^o^)
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上海で日本並を求めると

2010-02-11 00:00:02 | 上海日常
中国で初めて髪を切ってみた。

まあ、普通に仕上がったな。


それもそのはず、日本人スタイリストにやってもらったからね。

普通じゃなかったのは、カットだけで450元という値段。
6500円とは、日本の倍以上だね。
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いいとこ探し

2010-02-09 00:27:53 | 上海日常
また一つ、上海に居心地の良いお店見つけました。
中山公園のほど近くにあるカフェ&バー Cote d'Or 



日本人ソムリエの経営するバーだけあって、接客は申し分なし。
さほど大きな店舗面積ではないけど、照明を落とした店内はくつろげます。

テーブルで食事した後カウンターに移って飲みながら、
穏やかなマスターとお話などして、
客も日本人だけだったから、自分が中国にいることを忘れてしまいそうです。


難点は店の位置が分かりにくいことかな。 一度行けば問題ではないけど。
長寧路瑰商業街の一階にあり、入口は建屋内部ではなく北側の通りに面しています。
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新年忘年会

2010-02-07 15:29:48 | 上海日常
中国でこの時期は忘年会の季節だ。
旧正月を祝う彼らにとっては日本の師走に似た気分らしい。

そこでNoriの部では日中の習慣をミックスして、新年忘年会を先週末に開催しました。

場所は徐家匯(シージャーフイ)  東京で例えるなら渋谷や秋葉かな。
写真の真中辺りに球形の建物が見えるでしょう (写真はWikiより無断借用)
これは美羅城といって、メトロシティーとでも訳しましょうか。
地下鉄1号線の徐家匯駅上に建つターミナルビルだ。

内側に電気屋、レストラン、ブティック、本屋、etc. が混在する、いつ来ても賑わっている場所です。

美羅城の球形内側の5階に代官山という台湾料理店があり、そこが今回の会場。
球体を透かして徐家匯の夜景が見える雰囲気の良い個室を、写真のスタッフが予約してくれた。

(日本人が一人混じってます)

台湾料理は初めてだけど、一皿ごとの量が少なめで、中華テイストだけどしつこくなく、
なかなか良い感じでしたよ。

揚げ魚、台湾風春巻き、小エビの唐揚げ、    牛蛙の鍋
 
ここならプライベートでまた使ってもいいかな。



さて、あと一週間で春節の連休です。
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角松ミカン

2010-02-05 00:00:47 | お出かけ:中国
中国は西暦の正月より旧暦のそれを大事にしてる。
春節と呼ばれ、今年は2月14日だそうな。
10日後に控えた旧正月を前に、街中ではそれらしい飾り物を多く見かけるようになった。

そんな中、広州出張時の定宿にしているホテルのエントランス両脇に、
今週はこんなものが



日本なら角松を置くポジションだ・・・が・・・  ミカン
街中ではこのサイズのものが結構売られていましたよ。

上海人に聞いたら 「しない」 と言ってたから、広州独特なのかな?
そう言えば日本の鏡餅の上にはミカンだから、ルーツは繋がっているのかも?


ところで広州の気温は22~24℃と高く、
とても正月を迎える気分にはなれなかったけどね。
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なんとなく いいな

2010-02-03 00:01:32 | 上海日常
アパートの近くで見かけた自転車

なんとなく 「いいな これ」 と思ったので パチリ



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ノルマンディーアパートメント

2010-02-01 00:07:48 | 上海日常
週末の土曜日、
昨年末に忘年会をご一緒させてもらったご近所さんと、新年会を行うことにしました。
その様子はお留守番日記にUPされるでしょうから、そちらでどうぞ。


最近運動不足のNoriは、待ち合わせ場所に徒歩で向かうことにした。

Noriん家から淮海路(ファイハイルー)を西に行くと、お気に入りの建物があります。
武康大楼という建物で、フランス租界時代の1924年にアパートとして建てられたもの。
当時はノルマンディーアパートメントと呼ばれていたらしい。
ルネッサンス風の外観とアーケード式の回廊があり、今も現役の建物です。



三角地に建てらた三角形の建物からは、船のイメージを受けます。


航空写真で見るとその感は更に強くなり、
建物の波を切り裂いて進む大きな軍艦のようですね。



淮海路と武康路(ウーカンルー)がまるで、その船の引き波のように見えませんか。
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