日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

10万円超え

2012年09月14日 | インポート
月末締めの翌月15日払いの大村市竹松遺跡のアルバイト代金の合計金額が、101,700円になるという給料明細書を昨日手渡された。

出勤日数が17.0日で、そのうちの1日は雨のために1.0時間の勤務だったから、合計勤務時間は113.0時間になっている。

1日7.0時間の勤務日が16日間と、雨の日に早帰りした日の1時間の勤務実績になる。

勤務可能な日には全て出勤したので、満勤した作業員のひとりではある。

時間給が900円だから、総支給金額が101,700円となり、控除されるのが雇用保険の508円と所得税の3,500円となっており、差し引き支給額が97,692円になっている。

6月4日から働かせてもらっていて、6月と7月は雨天のために仕事が休みになる日が多かったので、それぞれの月の給料は10万円をはるかに下回る金額だった。

給料の総額が10万円を超えたのは8月分が初めてとなる。

本日はその給料の銀行振り込み予定日である。

普段は1本100円の発泡酒だが、今日はちょっと奮発して、本物のビールでも買ってみようかと思っている。

本物の庶民である私たちのささやかな幸福感。

世襲で政治家になったような非庶民の人たちには理解できないだろうし、まず味わう事が出来ないような些細な事による幸福感。

それを哀れと思うか素敵なことだと思うかは、それぞれの感受性の持ち方次第。

私たち本物の庶民には、貧乏と引き換えに、幸福を感じる種を神様はたくさん与えてくださっているのかもしれない。

10万円超えの給料で、また1ヵ月間、飢えずに、日本国憲法に謳ってある、健康で文化的な最低限度の生活が出来る。


豊田一喜