川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

大西武志くん

2011-06-04 13:22:10 | 友人たち

6月3日(金)晴れ

 貴重な梅雨の晴れ間。9時過ぎに家をでて自転車で村山貯水池(多摩湖)に向かう。途中、所沢で豊川さん宅による。

 池袋商業高校時代の先輩同僚。最初は誰かわからなかったらしい。先年お会いしたのは「日の丸・君が代」裁判の行われる霞が関の裁判所で、僕が抗がん剤治療のためハゲ頭になっていた時だ。風貌もかわり、自転車での突然の訪問だったのでさぞ驚かれたことだろう。

 元気そうで何よりだ。組立式の自転車で各地をサイクリングしておられる。歳相応になったのか最近は遠出はしないとか。時の流れに危惧を感じて今も欠かさず裁判所に出かけて傍聴活動を続けておられる。

 多摩湖では湖周を一回りする。思ったほど展望はない。ゆっくりする時間的余裕がなかったので奥の方は他日とする。帰りは狭い県道を避け、国道463・299の歩道を走り、狭山市笹井から入間川自転車道。帰宅は5時過ぎ。

 多摩湖方面へのサイクリングは初めてだった。交通量が多い道ばかりで僕にはむいていない。いつもより疲れたかな。

 9時からサスペンスドラマを見る。昔、池袋商業高校で僕の生徒だった武志くんが出演すると聞いていたので珍しく頑張った。終の方でやっと出てきた。家庭内暴力をほしいままにした挙句妻に殺される父親役だった。

 84年4月から3年間僕がHR担任をした。役者になるとは思いもしなかった。高校生の頃には本人もそうだったのではないか。自分を活かして生きたいという青年期の彷徨の果てにこの世界の人との出会いがあり、今日に至ったのだろう。

 先日のクラス会で早世した旧友の墓参りを一年に一度くらいはしているという話を耳にした。仲のいい友達だった。自然なことかもしれない。それでも僕には心に残る一言だった。

 昔から友達の中で育った人たちだ。人生を重ねる中でひとを思う力が着実に付いて人間に味がでてきたのではないかと思う。

役者といっても二枚目ではない。結局のところその人が身に付けた人生に対する想像力や洞察力がものをいうのではないか。僕が惚れるバイプレイヤーになってくれるかなあ。

 大西武志くん ●http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%A5%BF%E6%AD%A6%E5%BF%97

 大西武志

 

 ●出典http://www.c-player.com/ac45173/thread/1100045386556

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