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また福岡でフェアをしてきました。

今回の福岡での夏の8月のフェアには特別な思い入れがありました・・・

と言うのは、夏になると日本のフランス料理店が暇になると言う事をいつも聞いていて、それをどうにか打開できないかな~~と思っていたからです。昔からフランス料理のイメージを変えていただければと強く思っていました・・・
  
僕の住んでいるニースは夏がシーズンで、夏になるとほぼ毎晩満席になります。

日本やパリとはまったく逆で、夏のシーズン(大体モナコGP 、カンヌ映が最後から9月末まででしょうか?)は忙しく、そして冬はすこし落ち込みます・・・

 
もちろん夏らしい季節の料理を考え、酸味の量を意識し・・・あっさりしたもの、刺激的な味なもの、いろいろと考えてメニューを構成しています。

今回でのフェアではそう言う料理を提供して、夏でも安心して健康的な料理を食べてもらえれば、そして地元福岡の食材をふんだんに使った料理を食べてもらいたいと思っていました。

福岡は、もちろん僕の地元なのですが・・・

僕が住んでいたのは高校生までで、正直なところ、福岡の良さなんてよく知りませんでした。

が、一昨年福岡を帰福したとき、訪れたすし屋さんのカウンターに並ぶ玄界灘で獲れた魚の種類の豊富さ、質のよさを見てから福岡に対する考え方がまるっきり変わりました。

まずは何も知らなかった自分が恥ずかしかったです・・・

それから糸島の生産者を訪れたりして、地元福岡の良さに魅了されていきました!!

そんな地元福岡の食材を使いたい・・・って言う気持ちが発端で、今回のフェアはホテルの広報、企画の部長さんとお話を進めさせていただき、フェアをまたこの夏にすることになりました。

僕にとっては一つの挑戦でした・・・

お陰さまで、ホテルのスタッフの皆さんの活躍もあり、フェアは大成功で、

このとても暑かった今年の夏にも関わらず・・・たくさんのお客様が見え大変感激しました。いろいろな感想も聞けたし、今後の糧にしていければと思っています。

お料理で一番評判良かったのが・・・南西地方の料理のフォワグラとコーンスープ、結構しっかりした組み合わせなのに・・・人気があったのには少々考えさせられるものがありました。

   

”やはりフランス料理は重くて、夏はっ”て言うイメージがあるのでしょうか?
今回がきっかけでたくさんの方が、また夏にフランス料理を食べて頂ける用になってくれれば、シェフとしてこれほど嬉しいことはないです。

夏もフランス料理・・・・・忘れないでください!!

 

とても熱血な山口シェフ!!九州はやはり暑い???

 

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