怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

株主総会へ行ってきました。

2014-06-25 14:10:53 | Weblog
一応手持ちの小銭を株式投資に回してもう10年以上になる。
その間山あり谷ありで現在はアベノミクスの成果でプラスになっている。それでも未だ大きく株価が割り込んでいる銘柄もたくさんあり、15000円から16000円の間をさまよう展開では今後どうなるのかやきもきしている。
それはそうとして、株主総会なるものには1回も出席したこともないのですが、暇な今なら出れるので名古屋本社で株主総会をヒルトンでやる「日本空調サービス」の総会に出てみました。

ヒルトン名古屋の5階なのであんまりふだんのティシャツ姿ではいけないかと久しぶりに普通の格好をして9時30分には会場へ。
受付では議決権行使書を渡して出席票をもらいます。
席は自由なのですがこの時点でほぼ半分ほど埋まっていました。10時には満席となり300名以上の人が出席しているみたい。
背広を着たいかにも企業の人という人もいるのですが、全体に年齢層は高い。一番前に座るのは総会屋?とも思ったのですが、そんな雰囲気もありませんでした。
一応私は真ん中あたりに座ったのですが、私の隣に座った人は本当にまともに歩けないような背の曲がった方でした。女性の方も結構多く、投資もお金を持った女性が主導権を握ってきている…
議事は社長さんが議長になり報告事項から進めていきます。報告事項は前のプロジェクターと(プロのアナウンサーだと思いますが)女性のナレーションで説明。約30分で説明が終わりました。
そこから質疑応答ですが、回答は時たま後ろから紙が回ってくることもありましたが社長さんがほとんど答えていました。
主な質問は
・名古屋市から子会社が指名手視された事件の内容は?
・株主優待を取り入れてほしい。
・海外の売り上げと利益は
・太陽光発電への取り組みと採算は
・配当性向の今後は
・役員賞与の根拠は
・ROEをどう意識しているか
などでした。
やたらと株主優待を求める人がいるのですが、消費者向けのサービスを展開してない会社はサービスを株主に体感してもらう必要もないので、優待ではなく配当なりで配慮するのが筋。その点優待は考えていないとの答えは正解と思います。
太陽光発電は結構儲かっていて毎年2500万の利益が出ているとか。
海外へは積極的には出ていないけど国内の取引先から頼まれた場合は出て行っているとかで、売り上げの1~2%だが利益では3~4%であり、今後もチャンスがあれば考えて行きたい。
配当性向は50%を目標にしている。ROEは問題意識はあり有価証券報告書には数字を出しているが中期計画に入れていない。
といったことを一つ一つ丁寧に答えていました。質問がありませんかと会場を見まわして手を挙げた人全員にこたえ、手を挙げる人がなくなるまで約30分ですが時間をとっていました。
業績は非常に好調、株価も大きく上がっていますので、社長さんも自信満々ですし、文句のつけようなく、ヤジもなく和やかな雰囲気で終了しました。
終わって役員との懇談会が隣の部屋であるというのですが、遅れて入ったらみんな我先に料理の並んだテーブルに取り付いていて、付け入る隙もない。テーブルにはビールも並んでいて早くも飲み始めている人もいる。どうやら開会のあいさつもそこそこに始まったみたいです。結局昼間からビールを飲む気もなくコーヒーとケーキを一切れ食べて早々に退散しました。みんな懇談会がどんなもんかよく知っていて、料理を確保するのに必死みたいでした。寿司桶がすぐになくなり、新しいのが到着した途端に二重三重に取り囲んで奪い合っていました。どうりで女性の方が多いはずです。
でも配当もそこそこですし、総会の記念品の代わりに懇談会があり、コーヒーとケーキだけでもヒルトンなら結構します。今度懇談会に出る時は遅れずに先制攻撃をするつもりなら、十分元が取れます。まあこのまま持ち続けることにしましょう。

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