怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

久し振りの観劇「夫婦漫才」

2021-11-14 11:04:21 | Weblog
ひょんなことで入場券が巡り回りまわってきたので、他に予定もないし、久し振りに観劇に行くことに。
というか御園座とか今は亡き中日劇場とかで観劇はほぼ30年あまり行っていないんのですが、まあ、せっかく回ってきた入場券なので無駄にしないようにしないと。

さしものコロナ禍もひとまず収まっている状態で、劇場もやっとフルで入場可能になりました。この先何時第6波が来るかもしれないので、行ける時に行きましょう。
演目は「夫婦漫才」、劇場は御園座です。
全く知識はなかったのですが、大地真央が主演、わきを中村梅雀が固め、あと知っている役者は山本陽子に村上ショージ、竹内都子(どちらも芸人で役者か?)ぐらい。まあ、舞台俳優はほとんど知らないので当然か。

因みに原作は豊川悦司で、演出はラサール石井です。
13時開演なので、30分前に開場。多少早めに12時15分に伏見に着くと御園座前は入場待ちのすごい人。指定席なのでそんなに急ぐこともないのですが、弁当がついていて早く食べたいのでしょうか。自由に入れる御園茶屋で入場券をいただいた方への土産を選んで時間つぶし。
そのうちに入場になり長い列の最後尾について行きます。

やっとこさ席に着いたのですが、席は前から16番目で右より。舞台からは結構遠い。2階席の一番前の方が見やすかったかも。頂き物の入場券なので席は選べないし贅沢は言えませんけど。
休憩30分を挟んで13時から16時15分の長丁場なのですが、座りっぱなしでやっぱり足腰に負担がかかり、終わった時には腰が痛くなりました。
で、肝心の劇はと言うと…
戦時中から戦後、現在までの二人が結ばれて夫婦漫才としてデビューして人気を得ていくまでを数々のエピソードでつないでいくのですが、正直なところエピソードが多すぎてちょっと冗長な印象でした。もう少し絞り込んで一つ一つを盛り上げたものにしたらどうでしょうか。
劇中劇に吉本新喜劇と思われる場面が出てきたり、漫才する場面が出てくるのですが、本物の吉本新喜劇を見て、夫婦漫才でも芸達者な人たちを見ているので、それはそれとして役者が頑張っていますねと言うふうにしか見えない。舞台装置の作り込みとか場面転換とかには金と手間をかけているのが分かり、さすがでしたけど。
個人的には主役を友近がやれば、漫才も上手いし、芝居もこなせるし、適役ではないかと思ってしまうのですが、この芝居は主役の大地真央のためのもの。大地真央あっての芝居であり、あとのことはつけたし。ストーリーもいかに大地真央を引き立てるかというものでしょう。
因みに大地真央も中村梅雀も60代半ば。大地真央の若々しいスタイルはすごい!舞台上ではすごい化粧しているのでしょうけど、席からは分からず美しい顔も衰えは見えません。「そこに愛はあるんか」と言うギャグはすぐにでましたけどね。
わが身を振り返ると驚嘆、すごい努力しているんでしょう。
一番よかったのはカーテンコール。2度3度と幕が上がり最後は大地真央があいさつ。この芝居は再演、再再演ですが、名古屋では初めてとのこと。名古屋初演の初日なので言葉になんとなく意気込みが感じられました。
久し振りの観劇でしたが、これはたまたま入場券をいただいて観たのですが、自分のお金で12000円を支払って観に行くことは絶対ないだろうな…

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