言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

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コピーライターになりたいか<45>「テクニックに頼るな」

2012-02-20 10:06:49 | コピーライターになりたいか
こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日2回目の投稿です。

この<コピーライターになりたいか>というカテゴリーでは、50回連載限定で、コピーライターになりたい人や、キャッチコピーを作りたい経営者の方向けにコピーとは何だということを解説しています。
かつてメルマガで配信していたものの再録ですが、貴重なアドバイスが含まれていますので、読んで損はありません。
(なお配信は原則毎週1回月曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)

それでは第45回目です。


45.テクニックに頼るな


コピーライティングのテクニックに限らず、今ビジネス関係のメルマガやブログ、さらにはリアルの書店を覗いてみても、“○○のためのテクニックを教える”というのが雨後の筍のごとく、ネットの中や書店の広いスペースを占領していますね、相変わらずに。

そんなにビジネスマンの皆さんは、テクニックに飢えているんでしょうか。
テクニックが劣っているんでしょうか。

でも、思うんですよ。テクニックだけ習ったって、所詮はテクニックだけなんです。
テクニックを駆使するための基盤というか、基本というか、元を形成するものに言及しているものが少ないんですよね。

基本をすっ飛ばして、どこかから引っ張ってきた他人の言葉、他人が創造したものをうまく組み合わせるためのテクニックに終始しているだけです。
まあ、コピーライターでなく、それがコピーライターに依頼できない企業主や商店主だったらいいでしょう。
そういった人たちを対象にしているのがほとんどなので、あまり目くじらを立てて言うのもなんですが、それをプロも利用しているというところに問題があるんです。

最近そういったテクニックだけに頼った広告がまかり通っているんです。
明らかにプロのコピーライターが作ったと思われる広告にも、そんな傾向が表れてきているように思えるんです。

ちょっとどうかな、と感じます。
それにそんなことがまかり通ってしまえば、これからのコピーライターのためにも絶対に良くないですしね。
プロのコピーライターなら、自分の集めた情報を自分で咀嚼して、それをテクニックで加工して作ってほしいんですよ。

中抜きーークライアントがもたらした情報を、そのままテクニックでまとめてしまう。
そんなふうな、コピーライターとして一番やらなければならない部分を省いてしまって、テクニックだけで言葉を編んでいるように思えるコピーが多いように思うのは、わたしだけでしょうか。


ということで、今日はテクニックに頼るなってことですが、テクニックそのものを否定しているわけではないんです。それは判ってもらえますよね。

テクニックは、プロのコピーライターなら絶対に必要な条件です。
テクニックがなければならないのは自明の理です。

私が言いたいのは、その前にまずコピーライターとしてやらなければならないことがあるんですよ、ということです。

それは、いつも言っているように、自分の言葉、語彙、ボキャブラリィをできるだけたくさんストックするということで、そこに自分が集めた情報を変換して、自分のコピーにするということなんです。
ボキャブラリィをたくさん持つことで、どんな業種のクライアントが仕事を依頼にきても、ちゃんと対処できるということです。

わたしにはその業種はちょっと、と思うようではまだまだプロではないということ。
もし、苦手もしくは初めての業種の場合は、それについてたくさん必要でない情報まで勉強しましょう。
そこから学んだことを自分なりの言葉に変換して、持ち前のテクニックでコピーを作りましょう。
決してクライアントの情報だけで作ったりしないでください。

今日は以上です。


<46>へつづく。

それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサーの藤田でした。

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誰かが見ている

2012-02-20 10:02:07 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

よく晴れています。
気温は昨日に続いてマイナスで冷たかったですね。
今日ぐらいから少し気温は上向きになるそうですが、週末にはまた寒波が。
いつまで冬やっとるんじゃい! って言いたくなりません?

でも春が来たら来たとて、冷たさよりも辛い、鼻づまりと目のかゆみが………。
ここ2、3日前からちょっと鼻づまりもしてきました。

それもあって、一昨年あたりからちょっとした予防ですが、毎朝歯を磨いたあと、鼻うがいをしています。

私の鼻うがいの方法は多分自己流だと思います。
以前テレビで見たのは、中山美穂さんが言っていたもので、コップに満たした水を鼻から吸って、口から吐くというものでしたが、私のやり方はもう少し豪快です。(女優さんじゃないですからね)

私のやり方は、顔洗いの途中、両手に受けたお湯(もちろん冬場だけ、夏は水です)を鼻にあて、思い切り鼻で吸います。そして今度は思い切り鼻をかむ要領で、そのまま洗面所にフンッ!と鼻から出します。
吸うときは血が頭に上ってハイになりそうです。
高血圧の人には勧められませんね。それだけで血管が詰まりそうですから。

それを3回ぐらい繰り返したあとで、指を鼻の穴に突っ込み、鼻の穴をかき回してからまた2、3回同じことをやります。
そうすることで、昨夜から鼻に残っているものがきれいにとれ、気持ち良くなります。

まあ人に見せられない姿と仕草ですね。

最初やり始めた1週間ほどは、鼻の奥につ~んとくる痛さがありましたが、徐々に慣れてくるもので、今ではほとんど痛くなくなりました。

それを始めてから、うちの奥さんにも言われるようになったのが、鼻をあまりいじっている姿を見なくなったということです。
それまでは、テレビなんかを見ているときに鼻の穴に指を入れて、よくほじくっていたそうですから。
自分では無意識にやっていたらしく、あまり自覚していませんでしたが、人ってよく見ているんですね、そうした他人(でもないか)の仕草を。


ここで唐突にビジネスの話になりますが、特に販売業に従事されている方に言っておきたいのですが、お客様は見ていないようで、あなたたちの仕草や同僚との会話などをよく見ていますよ。

誰も見ていないからと思ってはいけないですね。

お店の中にいるときはもちろんですが、バックヤードに入ってからも、どんなときにあなたの仕草を誰が見ているかも分かりません。
もちろんお手本にできる仕草ならいいんですが、往々にして、不思議なんですが、良くないときの仕草ほど人に見られているということを肝に銘じて、仕事は緊張感を持ちながら、リラックスしてやるように心してほしいものです。

(このあとちょっと実例を紹介しようと思って書き始めたのですが、けっこう長くなりましたので、このあとの実例については今週2月22日配信の下記のメールマガジン消費者目線のマーケティングをお読み下さい)


それでは今日はこれで。

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あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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