言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

前車の覆るは後車の戒なり

2013-06-01 10:04:05 | 販売促進コンサルタントの日記


こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


起きがけの朝では快晴だった空に、薄い雲が結構多めにかかってきました。
まだ日の光はたくさん届いていますが、これもだんだんと薄くなっていくのでしょうか。
明日はまた梅雨空に戻るという予報です。
昨日は気温も真夏日に近く、暑かったのですが、割合に湿気が少なかったのか、暑くてもそれほどべたつかなかったので、気分良く暑さを楽しむことができました。
でも今日はそうはいかないようなべたつきが感じられます。
雨が近い証拠でもあります。


さて、昨日はこのブログで、2020年のオリンピックの採用種目で、最後のひとつに残ってしまった(?)レスリングのことを少し書きました。

なぜオリンピックの初期からあったレスリングという種目が、ここにきてはずされようとしたのでしょうか。

というよりも、まさかそういう話にはなるはずもないと高をくくっていたところに、青天の霹靂のように降ってきた災難と、関係者は大慌てになりました。
自分たちは大丈夫だと、何の根拠もなく、長々とその場で安住していると、今回のようなレスリングのような騒ぎになります。

でも、なぜそれ以上にマスコミは騒いだのでしょうか。
それは過去にもたくさん金メダルを取ったことがある種目なので、それがなくなることで必然的に金メダルの数が少なくなるという、単純な図式からではないでしょうか。

オリンピックは本来はメダルの数を争うものではないのですが、メダルが取れればそこにビジネスチャンスが転がっているという、これもまた単純な商業図式で、そのことも懸念しているはずですね。

まあ国威発揚などという、前時代的な意識もなきにしもあらずですが。
このインターナショナルな時代に、逆にナショナリズムが台頭してきています。
それはやはり韓国や中国の挑発による反発からでもありますが、21世紀になって余計にナショナリズムが台頭してきているのが気になります。

私たちが過去に親しんだSF小説の中の未来では、だいたい描かれている統治政府形態は、地球規模のひとつかふたつの政治体制でした。
その頃から見た未来は、小さな国の争いなどなくなり、全地球的に見た中での争いごとでした。

しかしそうした思惑とは逆の方向に今進んでいます。
かつてのソ連という大きな国も、今ではロシア連邦と、他の小さな十数カ国に分かれましたし、旧ユーゴなども今ではそこから4つほどの国に別れていがみ合いをしていました。

ナショナリズムからさらに小さく、1民族1国家的な国がこの21世紀に増えています…………。


あれ、こんなことを言うはずじゃなかったんだ、最初は。
レスリングの例からビジネスへの警鐘を鳴らすわけだったんですよ。ほんとは。
で、本来に戻りますね。

ビジネスもまったく同じです。

昔から同じ商いをしてきたから現在があるにしても、それにどっかりと安住していると、すぐに新興勢力によって覆される時代です。
それに思いもしないほど短時間で、覆ってしまいます。

本当の伝統のある商いをしている企業は、未来へのチャレンジを欠かしていません。

それは異業種に打って出るというような単純チャレンジではなく、自分たちのベース内で、いかに技術と商品に磨きをかけていくかということもひとつのチャレンジですし、持っている技術を駆使して、新しい分野を生み出していこうというチャレンジ精神です。

どれほどお客様に支持されているとしても、それは今だけです。
明日にはどうなっているか分かりません。

そのためにも、明日のお客様にも支持され続けるものを提案し続けていく企業こそ、伝統のある企業といえます。
伝統とは、新しいことにチャレンジし続けることです。

今回のレスリングの騒ぎは他山の石、前車の覆るは後車の戒なり、ということで、今の自分の商いを見直してみるのもいいですね。


それでは、また明日。
さあ今日もがんばろう!

あ、今日は焼きそば屋さんの「もみの木」でライブがあります。
それに行く予定です。


さて、わたしは現在、このブログでもたまに出てくるように、太田商工会議所で店舗支援のコーディネーターを委嘱されて活動しています。
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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