こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。
昨夜遅くから降り出した雨が朝も残っています。
小雨ですが、ずっと降り続いています。
気温も低く、昨日は最高気温が19℃と、20℃を切りました。
その最高気温が出たのも真夜中のことで、日中は重ね着しないと冷たくて、夜には靴下を穿いていても、足先が冷たく感じました。
これでもまた晴れると暑くなるんですよね。
さて、本題です。
あるニュースショーで見たことです。
介護老人ホームの映像なんですが、ホーム内には、机やインテリアがわざとあちこち乱雑に置かれ、階段もあり、その階段には手すりがないんです。
あなたはこれを見てどう思いますか?
ちょっと話がそれますが、昨年亡くなった義母が、7年ほど前にちょっと頭の方もしっかりしなくなってきたので、ある介護ホームに入りました。
すると、そちらに訪問する度に、いわゆるぼけが強くなっていったんですね。
わたしなどは娘婿なので、入所当時はまだ認識できていたのですが、だんだんと誰かも分からなりました。
さすがにしばらくは自分の娘は分かっていたようですが、最後あたりになると、もう誰が誰やら認識できなくなる始末。
ぼけが進行するのは、だんだんと歳をとっていくのだから当たり前という思いが普通の考えとしてあります。
だから全然不思議とは思えませんでした。
で、元の話に戻りますが、その施設では、わざとそのように障害物を作り、入居者が自分でその障害を避けて歩くように、わざわざ訓練しなくても、自分で避けて歩くようにしたわけです。
そうすることが自然とリハビリになり、頭の方もしゃんとしてくるわけですね。
バリアフリーという言葉がありますが、障害者の方に向けてのバリアフリーを、いつの間にか老人介護の方までその考え方を伸ばしてきているように思いませんか?
高齢者向けのバリア・フリーは、その退行を進めててしまうことがあります。
逆にバリアのある方が、身体の機能回復の訓練になるわけですね。
その施設の食事はバイキング式で、わざと自分で半分調理しなくてはならない食材もあるそうです。
食べる料理も自分で選び、量も自分でコントロールする。自然と考えるわけです。
考えることがやはり人間にとってはとても重要な要素であるわけです。
さらに娯楽では、カジノがあるそうです。
所内だけで通じるエコ通貨をかけて楽しむわけですね。
上記はすべて本人の自主性を尊重し、自分で考えさせるということを基本にしています。
そうしたところ要介護度が下がる人も出てきているということです。
これからはそうじゃなくてはいけないのではないでしょうか。
考え方を根本的に変えてみましょう。
思い込みですべてを片づけてしまうのだけはやめましょう。
トピック・ニュースなどを見ていると、音楽をやっているアマチュア楽団や学校の吹奏楽クラブなどがボランティアで老人ホームを訪問し、演奏したというものが出てきます。
そのホームで演奏する曲目は、特にボランティアのアマチュア楽団などは、ほとんどが童謡や演歌などです。
わたしはそれを見る度に、それでいいのかなあという思いがこみ上げてきます。
下手な思い込みが、そのボランティアたちにはあるんじゃないかなあって。
その年代が親しんだのは、昭和歌謡と演歌、それに小さい頃によく聞いた童謡だと。
それを演奏しておくのが無難なんだと。
なぜ今の曲をやらないのでしょうか。そしてまたクラシックやジャズ、ロックをどうして演奏しないのでしょうか。
AKBの曲でもいいと思うんですよ。
その方が、高齢者の方たちは、“今の時代を感じること”ができると思うんです。
“今の時代を感じること”はとても重要なことです、誰にとっても。
そこに入っている人たちは老人だから、きっと昔の曲の方が、その時代に流行したような昭和歌謡などがいいだろうという安易な思い込みがあるように、わたしは思えてなりません。
確かにその演奏が終わると、聴衆である高齢者たちは笑顔で拍手を送り、喜んでいるように見えます。
わたしには、それが心から喜んでいるようにも見えない部分も感じます。
その拍手は、ボランティアに対するお礼心からだけの拍手のようにも思えます。
皮肉でしょうか。
「思い込み」は、もしかしたら、あなたの今現在の商いにも、たくさんあるかもしれませんよ。
それでは、また明日。
今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
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