こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。
昨日もそうでしたが、今日もまた蒸し暑いですね。
晴れてはいるんですが、ちょっと薄雲も全体にかかっているようなはっきりとはしない天候です。
台風24号が九州に近づいていて、その影響は明日にも関東地方に出てくると思います。
仕舞っていた袖無しのTシャツをまた出してきてきました。
それに半袖のシャツです。
昨日は仕事だったので、企業ではまだクールビズが続いていますが、わたしはネクタイを締めて出かけました。
でも人に暑苦しさを見せると悪いので、先方につくと上着を脱ぎ、シャツの袖をめくり上げて、打ち合わせをしました。
ま、自分もその方が楽なので。
格好からでも、埋没しないように、その場面場面で違った服装をしたいなと心掛けています。
自営業ですから。なんてね。
今週いっぱいは真夏とはいかないまでも、夏のような暑さが続くようです。
さて、本題です。
ちょっと長いですが………。
石井、ナール、ゴナ、スーボ………、この名前でピンと来る人は広告業界、特にデザイン関係に従事する人、それも年代がちょっと上の人ですね。
じゃあこれはーーー、新ゴ、リュウミン、ジュン………、これも上記と同様、広告業界の人なら何かすぐに分かります。
両方とも広告で使う書体の代表的な名前です。
「石井」の美しさに魅せられたデザイナーも多くいらっしゃるようで、ファンがいました。
最初の方は写研という会社が出している書体で、後の方は、モリサワという会社が出している書体の名前です。
わたしが広告制作会社に入った時は、広告はまだ写植書体の全盛時でした。
写真植字という方法で、広告のコピーを紙面に打ち出していたんですね。
その頃の書体といえば、まさに写研一色という景色でした。
かつての、“ビールとえばキリン”というような、寡占状態ともいえました。
モリサワ書体もその頃からありましたが、わたしの周囲ではほとんど使われていませんでした。
デザイナーは、写研の文字の方がいいという頑固な確信があったようで、その中でもやはり上記のような「石井信奉」もあったように思います。
しかし90年代に入ると、Macによる広告制作が主流になり始めた時、いち早くコンピュータ用の書体をMac用に作ったのはモリサワでした。
写研を使いたくても、開発されなかったわけです。
頑固に組版重視思考で、コンピュータ用書体の開発に乗り出さなかったのでしょう。
しかし時代は、広告を制作するのはすぐにMac1色になってしまい、特に印刷業界ではMacを基準にすべてのシステムが作られていくようになり、写研は細々と専門分野=書籍などに特化した書体使用だけになってしまいました。
まったく時代に乗り遅れてしまったわけですね。
書体のソフトはわたしがいた頃はまだ1書体3万円前後とか、5書体セットで5万円とかしていました。
現在はクラウドの年間契約で、すべての書体が使えるようになり、デザイナーにはものすごくいい時代になりました。
しかし当時の地方の貧乏制作会社では、とにかく明朝とゴシックの2つで、そのファミリー(細いのから極太まで)書体を揃えるのがやっと、それに面白い書体をいくつか、という状態でしたね。
最近はどうなっているか知りませんが、広告制作がコンピュータ化してからはシステム的にモリサワ中心になってしまい、いつの間にかモリサワ書体の天下になってしまいました。
上記は時代の変化をどう読むかで、後の10年が決まってしまうという例です。
いくら寡占状態の業界でも、ツールが変われば一挙にそのシェアを落としてしまい、さらには消えていく運命も待ち構えている時代です。
キリンだってアサヒスーパードライが出るまでは寡占状態でしたが、今では2位に甘んじていて、プレミアムビールではサントリーのプレモルがトップに立っているという状態にまでなってきています。
先を読むというよりも、今をどのように読むかで明日が違ってきます。
読むだけではなくて、読んだ明日にどのようなものを投入するか、どのように育てていくか、ということも、重要な課題として残ります。
あなたはどのように読みますか?
また、読む力をどのように養っていますか?
それでは、また明日。
今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!
さて、わたしは現在、このブログでもたまに出てくるように、太田商工会議所で店舗支援のコーディネーターを委嘱されて活動しています。
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
群馬県前橋市
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